- 侍ジャパン速報結果、東京オリンピック野球日本代表が金メダル獲得(2021年)
- 侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバ―・決勝アメリカ戦勝利で金メダル!森下暢仁:先発(決勝ノックアウトステージ・8/7)
- 侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバー・韓国戦は山田哲人の殊勲打で勝利(準決勝ノックアウトステージ・8/4)
- 侍ジャパン速報結果・日本代表出場メンバー・韓国戦(準決勝ノックアウトステージ第2戦)
- 侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバ―・アメリカ戦はサヨナラ勝ち、田中将大:先発(準々決勝ノックアウトステージ・8/2)
- 侍ジャパン速報結果・日本代表出場メンバー・アメリカ戦(準々決勝ノックアウトステージ第1戦)
- 侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバー・メキシコ戦(オープニングラウンド第2戦・7/31)
- 侍ジャパン速報結果・日本出場メンバー・メキシコ戦(オープニングラウンド第2戦)
- 侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバー・ドミニカ共和国戦(オープニングラウンド第1戦・7/29)
- 侍ジャパン速報結果・日本出場メンバー・ドミニカ共和国戦(オープニングラウンド第1戦)
侍ジャパン速報結果、東京オリンピック野球日本代表が金メダル獲得(2021年)
ここでは東京2020大会オリンピック「野球」の日本代表の速報結果についてアップしていきます。
7月23日から開幕となった東京2020大会ですが、野球は7月28日から競技が開始となっています。
開幕試合は、福島県営あづま球場で日本vsドミニカ共和国。第二戦はメキシコ、準々決勝ではアメリカ、準決勝は韓国との試合です。日本にとっては初戦から強豪国との対戦となりました。
ところが、最終的には日本が全勝優勝で見事、金メダルを獲得しました!おめでとう!!
侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバ―・決勝アメリカ戦勝利で金メダル!森下暢仁:先発(決勝ノックアウトステージ・8/7)
東京2020オリンピック・野球の決勝戦で日本は見事にアメリカに勝利し、史上初の金メダルを獲得しました。
【結果速報】8/7(土)
日本 2-0 アメリカ
序盤から白熱した投手戦となりました。先発は日本が広島カープの森下暢仁、アメリカはソフトバンクに所属しているマルティネスでした。両投手とも素晴らしいピッチングを披露して0点が続いていましたが、3回裏に日本は村上宗隆のソロホームランが飛び出して1点を先制。
その後も0点が続く行き詰まる展開が続きましたが、日本は8回裏に山田哲人のヒットを皮切りに、1アウトランナー2塁のチャンスで3番の吉田正尚がセンター前ヒット、センターからの送球が逸れる間に山田哲人が生還して追加点をもぎ取りました。
このまま日本が2点のリードを守り切り、投手陣は無失点での完封継投で勝利を収め、見事に金メダルを獲得しました。
侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバー・韓国戦は山田哲人の殊勲打で勝利(準決勝ノックアウトステージ・8/4)
日本にとっての第4戦目、準決勝(ノックアウトステージ第2戦)は韓国との対戦となりました。速報結果とスターティングメンバーは下記になります。
【結果速報】8/4(水)
日本 5-2 韓国
序盤の日本の先制点、さらには5回の追加点と日本のペースで試合を進めていたものの、6回に韓国の逆襲により一時は同点に並ばれました。以降も両チームの中継ぎ投手が好投して試合が膠着状態となりましたが、8回裏の攻撃で、山田哲人のフェンス直撃の見事なタイムリーヒットで3点を追加して5対2と日本が逆転!そのまま9回を逃げ切り勝利しました。
これで日本の決勝進出が決定し、同時に銀メダル以上のメダル獲得が確定しました!おめでとうございます!!
序盤、中盤と日本のペースで試合が進んだ時には、このまま圧勝するかなと思ったりもしましたが、さすがは粘りの韓国、そう簡単には勝たせてくれませんでしたね。それにしても、今大会の日本チームの試合終盤での粘りと集中力はすごいものがあります。チーム一丸となって戦っている姿勢も素晴らしいですね。
【日本のスターティングメンバー】
1 山田哲人(二)
2 坂本勇人(遊)
3 吉田正尚(指)
4 鈴木誠也(右)
5 浅村栄斗(一)
6 柳田悠岐(中)
7 近藤健介(左)
8 村上宗隆(三)
9 甲斐拓也(捕)
投 山本由伸
スターティングメンバーは、今大会初めて近藤健介がスタメンに名を連ねました。これまでセカンド守っていた菊池涼介が控えに回り、指名打者で出場していた山田哲人をセカンドへ。レフトを守っていた吉田正尚が指名打者になり、近藤健介がレフトに入る布陣となりました。
韓国の先発のコ・ヨンピョが右投げのサイドスロー投手ということもあり、左バッター6番から8番まで左打者を並べるオーダーを組んだものと思われます。この辺りの采配は理解できますね。
侍ジャパン速報結果・日本代表出場メンバー・韓国戦(準決勝ノックアウトステージ第2戦)
この試合での先発投手、中継ぎ、抑えの投手起用は下記の継投となりました。
【投手起用】
先発 :山本由伸
2番手:岩崎優
3番手:伊藤大海
4番手:栗林良吏
【先発ローテーション予想についてはこちら】
先発はオープニングラウンド開幕戦に登板した山本由伸が中6日で起用されました。5回途中まで被安打5、三振9、失点2でよくまとめてくれたと思います。立ち上がり少し苦しみましたが2回以降は韓国打線を寄せ付けない圧巻のピッチングが続いていましたが、6回から徐々につかまり出して降板。
【山本由伸の記事はこちら】
ランナー1、3塁の場面で阪神の岩崎優にスイッチするも追加点を奪われ同点にされてしまいました。とは言え、岩崎投手は個後続をきっちり抑えて同点止まりでよく切り抜けてくれたと思います。
【岩崎優の詳細記事はこちら】
特にこの試合目立ったピッチングをしたのが3番手で登板した日本ハムの伊藤大海です。1年目のルーキーながら、力強いストレートとキレのあるスライダーで韓国打線をねじ伏せ、2イニングを1安打無失点に抑えたことが日本の勝利に繋がったと思います。
【伊藤大海の詳細記事はこちら】
もちろん、最後は守護神の栗林良吏がしっかり0点で閉めて、見事日本チームが1996年アトランタ五輪以来、25年ぶりの銀メダル以上を確定させました!!
【栗林良吏の記事はこちら】
侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバ―・アメリカ戦はサヨナラ勝ち、田中将大:先発(準々決勝ノックアウトステージ・8/2)
日本にとっての第3戦目、準々決勝(ノックアウトステージ初戦)はアメリカとの対戦となりました。速報結果とスターティングメンバーは下記になります。
【結果速報】8/2(月)
日本 7-6 アメリカ
(延長10回サヨナラ)
序盤から日本が先制点を奪い、ペースを掴んで試合を進めていたものの、強打のアメリカ打線4回に逆点。以降も両者の点の取り合う打撃戦となった。5回以降はアメリカが1点リードを奪う展開が続き、日本は8回まで1点ビハインドのまま9回を迎えることとなりました。しかし、ここから日本は粘りを見せて、1アウト取られた後から4番の鈴木誠也がフォアボールで出塁すると、続く5番の浅村がライト前のヒットでランナー1、3塁とし、続く柳田の内野ゴロの間になんとか同点に追いつきました。
【延長・タイブレーク制とは?東京オリンピック野球のルールについて】
延長10回からはタイブレーク制となり、ノーアウト、ランナー1、2塁から始まります。10回の日本のマウンドは守護神・栗林良吏が登板し、見事に0点にアメリカ打線を抑えました。続く裏の攻撃で日本は代打・栗原陵矢の送りバントで1アウトランナー2、3塁として、続くバッター甲斐拓也がライトオーバーのサヨナラヒットを放ち勝利しました。
今大会2試合目のサヨナラ勝ちとなりチームにさらなる勢いがつくことでしょう。それにしても、今回の東京オリンピックの野球ではハラハラ、ドキドキの場面が続きますね。とても楽しませてもらっています。
【日本のスターティングメンバー】
1 山田哲人(指)
2 坂本勇人(遊)
3 吉田正尚(左)
4 鈴木誠也(右)
5 浅村栄斗(一)
6 柳田悠岐(中)
7 菊池涼介(二)
8 村上宗隆(三)
9 梅野隆太郎(捕)
投 田中将大
日本のスターティングメンバーでは、キャッチャーの梅野隆太郎(阪神タイガース)が今大会初めてスタメンマスクをかぶりました。それ以外のメンバーに変更はなく、打順の入れ替えも1、2戦と変わらずありませんでした。
これまでもしっかり点を取れているため、打線が機能しているという稲葉監督の判断だと思います。スタメンキャッチャーを梅野隆太郎に入れ替えてきた理由としては、アメリカ打線の中軸を担うオースティンが横浜DeNA所属のセリーグの選手であること、もしくは先発した田中将大との相性、リクエスト等で甲斐拓也ではなく、梅野隆太郎になったのでしょうか。上記はあくまでも推察でしかありませんが、少し不思議な起用だった印象です。
私個人的に、この試合一番の収穫だったのは、ここまで2試合ノーヒットであった4番の鈴木誠也に初ヒットが生まれたことです。しかも、初ヒットが初ホームランであり、チームに勢いをもたらすものでありました。4番の不振はチームの不安要素でもありましたが、これで次戦以降でチーム全体にさらなる活気が生まれてくると思います。
侍ジャパン速報結果・日本代表出場メンバー・アメリカ戦(準々決勝ノックアウトステージ第1戦)
この試合での先発投手、中継ぎ、抑えの投手起用は下記の継投となりました。
【投手起用】
先発 :田中将大
2番手:岩崎優
3番手:青柳晃洋
4番手:千賀滉大
5番手:山﨑康晃
6番手:大野雄大
7番手:栗林良吏
田中将大は、3回途中までを投げて3失点で降板しました。先発としてはもう少し長いイニングを投げて欲しかったところではありましたが、あれ以上追加点をあげるわけにはいかなかったので、良い判断だったのではないでしょうか。
【田中将大の詳しい記事はこちら】
誤算だったのは、3番手に登板した青柳晃洋。前回登板の試合でも失点していたため、不安視していましたが案の上、相手にスリーランホームランを献上してしまいました。ただ、前回同様に青柳晃洋の起用法については私は疑問があります。
アメリカ打線の2、4、6番が左バッターであるところで、そこに当たる場面で右サイドスローの青柳晃洋が起用されている点です。左バッターにとって右サイドスローのピッチャーのボールの出所は見やすく、比較的打ちやすいとされています。
なぜこの打順の巡りでわざわざ青柳晃洋を起用したのか、せめて右バッターが並ぶもう少し後のイニングの登板でも良かったのではないかと思います。正直、今大会でこれだけ打ち込まれると今後の試合で起用するのはかなり厳しいのではないでしょうか。監督、コーチ陣の反省点になるかと思いました。
【青柳晃洋の詳しい記事はこちら」
逆に好投を見せて印象に残ったのは千賀滉大と大野雄大の2人です。まず千賀滉大については、故障明けで1度もペナントレースの1軍マウンドに立っていないにも関わらずに日本代表に追加招集。以後も強化試合などで失点を重ねるなど本来のピッチングができていないという批判が続いていましたが、今日の試合では見事なピッチングでチームを救いました。万全な状態ではないものの、次戦以降もロングリリーフ等で起用できる見込みがたったと思います。
【千賀滉大の詳しい記事はこちら】
またもう一人、中日ドラゴンズの大野雄大についても見事なピッチングで終盤のチームに勢いをもたらしました。流石に前年の沢村賞投手の安定感は抜群で、アメリカ打線を封じてくれました。私個人としては、準決勝、決勝での先発もあり得るかなと思っていましたが、今日の起用を見る限りでは先発投手が打ち込まれた場合のロングリリーフ、中継ぎ登板での起用となりそうですね。今後も2人の活躍に期待がかかります。
【大野雄大の詳しい記事はこちら】
侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバー・メキシコ戦(オープニングラウンド第2戦・7/31)
日本にとって第2戦目となったメキシコ戦の結果とスターティングメンバーは下記となります。
【結果速報】7/31(土)
日本 7-4 メキシコ
日本が序盤からリードを奪い、一時はホームラン攻勢などメキシコの追い上げを受ける場面もありましたが、無事に3点差のリードを守り切り、開幕から2連勝を果たしました。これで日本はA組1位でオープニングラウンドを通過して、8月2日の準々決勝にコマを進めました。
【日本のスターティングメンバー】
1 山田哲人(指)
2 坂本勇人(遊)
3 吉田正尚(左)
4 鈴木誠也(右)
5 浅村栄斗(一)
6 柳田悠岐(中)
7 菊池涼介(二)
8 村上宗隆(三)
9 甲斐拓也(捕)
投 森下暢仁
【メンバー予想の過去記事はこちら】
第1戦のドミニカ共和国戦と同様のスターティングメンバーで、打順も変更ありませんでした。攻撃では、山田哲人、坂本勇人の2人にホームランが飛び出すなど、序盤から日本が主導権を握って試合を展開することができたと思います。この山田、坂本の1、2番コンビに当たりだ出始め、得点を挙げられていることはチームにとって非常によい材料だと思います。
ドミニカ戦の初戦とは違い、少し良い意味での緊張感も取れてきたのかなと思います。他のメンバーにも当たりが出てきたことや、スイングを見ても思い切りのいい振りが出ていると思います。
少し気がかりなのは、4番の鈴木誠也にヒットが生まれていないことでしょうか。チームの4番という重圧もあると思いますが、1本ヒットが出れば流れは大きく変わると思いますので、あまりヒットが出ていないことを気にし過ぎずに3戦目以降も打席に入ってもらいたいと思います。
侍ジャパン速報結果・日本出場メンバー・メキシコ戦(オープニングラウンド第2戦)
この試合での先発投手、中継ぎ、抑えの投手起用は下記の継投となりました。
【投手起用】
先発 :森下暢仁
2番手:伊藤大海
3番手:平良海馬
4番手:栗林良吏
先発は広島カープの森下暢仁投手。5回を球数68球、被安打5、失点2というまずまずの投球で先発投手としての役割を果たしました。メジャーリーグ経験者も多数並んでいる強力打線を2失点にまとめたのは及第点に値すると思います。
【森下暢仁の詳細記事はこちら】
その間に攻撃陣も先制点、追加点を奪い、日本のペースで試合を進めることができたのは大きかったと思います。
また、2番手で登板したのは、日本ハムファイターズのルーキー伊藤大海投手です。こちらも2回を被安打1、失点0に抑えて試合の流れを日本のペースにしっかりキープしてくれました。
少し気がかりだったのは、3番手に登板した西武ライオンズの平良海馬投手。決して悪くないピッチングではあったのですが、1回を被安打・被本塁打1、与四球1、失点2で相手に追加点を与えてしまいました。
ストレートに威力のある平良海馬ですが、やはり相手はメジャーリーグ経験者も多数いることから、どんなに球速&威力があるストレートでも甘く入ると簡単にスタンドに持っていかれるということが分かったのではないかと思います。ぜひ次回以降の登板では気を付けてもらいたいですね。
最後は守護神の広島カープの栗林良吏投手がしっかり3人で締めくくりゲームセット。1戦目とは異なり抜群の安定感で最終イニングをクローズしてくれました。恐らく3戦目以降も平良海馬→栗林良吏の勝利の方程式で臨んでいくことになると思います。
侍ジャパン速報結果と日本スターティングメンバー・ドミニカ共和国戦(オープニングラウンド第1戦・7/29)
日本にとっての初戦となったドミニカ共和国戦の結果とスターティングメンバーは下記となります。
【結果速報】7/29(水)
日本 4-3 ドミニカ共和国
(9回サヨナラ)
日本が2点差を逆転して9回サヨナラで勝利しました。初戦でしかも強豪国との対戦いうこともありますが、辛うじて勝利した試合となりました。最後まで接戦にもつれ込んだ緊迫した試合展開でした。
6回までは両者無得点、7回にドミニカ共和国が2点を先制、その裏にすぐさま日本も1点を返すものの、9回に再びドミニカ共和国が1点を挙げて2点差。9回裏に日本が大逆転の3点をもぎ取りサヨナラ勝ちを収めた初戦となりました。
【日本のスターティングメンバー】
1 山田哲人(指)
2 坂本勇人(遊)
3 吉田正尚(左)
4 鈴木誠也(右)
5 浅村栄斗(一)
6 柳田悠岐(中)
7 菊池涼介(二)
8 村上宗隆(三)
9 甲斐拓也(捕)
投 山本由伸
ピッチャーの先発は、オリックスの山本由伸。6回を投げて失点0の好投を見せました。オリンピック初戦、初出場の重圧もありながらよく投げ切ってくれたと思います。打線の方は、結果的には4得点をあげて勝利を収めることができたものの、ドミニカ共和国の先発のメルセデス(巨人所属)に見事に抑え込まれ、序盤、中盤と思うように得点をあげることができませんでした。
打順については、当初の予想から大きく外れることはありませんでしたが、意外だったのは6番に柳田悠岐、8番に村上宗隆というところでしょうか。柳田悠岐はソフトバンクでは1番や3番などで起用されることが多い選手ですので、私はてっきり1番での起用かなと思っていましたが、やはり開幕前に脇腹の違和感を訴えていたという点も考慮されて、やや後ろの方を打たせるという判断を稲葉監督はしたのかもしれません。
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また、村上宗隆については、5番や6番など、もう少しクリーンアップもしくはその近くの打順になるかと思っていましたが、8番という予想外の打順でありました。所属するヤクルト・スワローズでは4番を務める村上宗隆が8番にいるというのは、とても心強い打線ですね。今大会のキーマンになる可能性もあると思います。
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侍ジャパン速報結果・日本出場メンバー・ドミニカ共和国戦(オープニングラウンド第1戦)
この試合でポイントになったのが選手起用、特に投手の継投タイミングが勝敗を左右するキーになりました。
【投手起用】
先発 :山本由伸
2番手:青柳晃洋
3番手:平良海馬
4番手:山﨑康晃
5番手:栗林良吏
日本としては、先発の山本由伸が6回、被安打2、球数88を投げて失点0の好投をしました。ところが、7回からは2番手の青柳晃洋(阪神タイガース)が登板。これが裏目となり、被安打
3、失点2となってしまいました。
結果論になってしまうかもしれませんが、相手チームの先発メルセデス投手も6回まで被安打3、失点1という拮抗した試合展開を考えれば、山本由伸を代えるタイミングが早かったのではないかと悔やまれます。セオリーで言えば、このように膠着状態の投手戦では投手を代えないというのが理想とセオリーであります。
今大会では、投手の球数制限がありませんので、この点を考えれば山本由伸が先発完投するくらいの覚悟を持って継投を考えるべきだと思います。
恐らく稲葉監督の頭の中には、次戦以降を見据え、暑さによる疲労、肘肩への負担を考えたことでの投手交代だったのかと推察しておりますが、国際試合、特にオリンピックは1点を争う投手戦になる傾向が強いため、今後の試合でも妥協と甘さのない投手起用、継投を心掛けてもらいたいと思いました。
また、もう一つ心配な点としては、抑え候補である栗林良吏が打ち込まれて失点を喫したことです。9回1イニングを投げて被安打2、1失点という結果でした。日本のセリーグでは連続無失点を記録してきたスーパールーキーではありますが、コントロールの良さと素直なボールの軌道が裏目に出て、海外のバッターには逆に合ってしまうのではないかというのが私の懸念です。
私個人の見解としては、7回途中からピンチの場面で登板した西武ライオンズの平良海馬を抑え投手として起用した方が良いと思います。パワーと速球でねじ伏せる投球スタイルであることから、海外バッターにも十分通用できると思っています。
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結論としては、一部の投手陣の状態に不安があるということです。今後、絶対に負けられない場面での起用は少し難しくなってくるのかもしれませんね。具体的には前述した青柳晃洋、栗林良吏、また故障明けで強化試合等でも思うような結果をあげられていない千賀滉大については、少し心配になっております。
そうすると、逆算的に先発候補として挙がってくるのは、2戦目が田中将大、3戦目が森下暢仁or
大野雄大という起用になってくるのかもしれませんね。
打撃陣については、序盤、中盤と相手投手の好投に苦しめられ、思うような攻撃を展開できませんでしたが、最後は底力を見せつけて連打とスクイズで3点をあげる攻撃を披露してくれました。初戦の堅苦しさもあったかと思いますが、2戦目以降はもう少しいい意味での緊張感が抜けた状態で本来の力を発揮して欲しいと思います。
心配な点としては、まだヒットが生まれていない4番の鈴木誠也、7番の菊池涼介の広島カープコンビが懸念であります。特に4番の鈴木誠也が好調であるか、不調であるかはチームの勝敗に直結しかねません。1打席でも早くヒットを打って、楽な気持ちで打てるようにしてもらいたいと思います。
結果的には勝利を収めましたが、強豪・ドミニカ共和国と言っても現役のメジャーリーグ選手が含まれているわけではなく、ほとんどがマイナーリーグの選手や日本プロ野球でプレーしている選手ばかりです。日本は、ガチのプロ野球オールスターメンバーで臨んでいるわけですから、基本的には負けるわけにはいきません。
2戦目以降も、引き続き自信と誇りを持ちながら全力で臨んでもらいたいですね。
【テレビ中継と試合日程についてはこちら】
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