阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)投手陣

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阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)投手陣

今回は2021年シーズンの阪神タイガースの投手陣、特に先発ローテーション予想についてです。

阪神タイガースは2005年の岡田彰布監督時代に優勝して以降、16年間リーグ優勝から遠ざかっています。優勝を狙う上で重要になってくるのは、投手力でありますので、今回は2021年の阪神の先発ローテーションを私なりに予想してみたいと思います。

 

【2021年の阪神タイガースの先発ローテーション予想】

1.藤浪晋太郎

2.青柳晃洋

3.伊藤将司

4.西勇輝

5.秋山拓巳

6.チェン・ウェイン

3月26日(金)からの開幕シリーズにおいて、私の勝手な先発ローテーション予想は上記になります。とは言っても、藤浪晋太郎の開幕投手は公表されておりますので、ここは予想になりませんね笑。

阪神タイガースは2020年オフに外国人投手の補強などを積極的に行ったため、かなり投手陣の層が厚くなったように思います。打倒巨人の最有力候補として、一気に優勝チームにのし上がってくる可能性は大ですね。先発ローテーション予想の投手を順番に見ていきたいと思います。



阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)藤浪晋太郎投手・開幕投手!

2021年の阪神タイガースの開幕投手は藤浪晋太郎投手に決定しています。エースである西勇輝が体調不良などにより調整が遅れてしまったことが影響し、矢野監督は早々と藤浪晋太郎の起用を公言しておりました。

西勇輝の調整が間に合わなかったという以外にも、単純に藤浪晋太郎の出来がよく、今年に入ってからの練習試合やオープン戦では安定感抜群の実績を残していました。2021年の藤浪晋太郎は一味違うぞと思わせる、そんなピッチング続いていたため、矢野監督も開幕への指名を決断したのでしょう。きっと周りのピッチャーも納得の上での起用ではないでしょうか。

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藤浪晋太郎が開幕投手を務めるのは何回目だろう?と調べてみたところ、意外や意外、初めての開幕投手であることが分かりました。正直、これには少し驚きました。

確かにここ数年は二桁勝利どころか、二軍降格や中継ぎでの登板機会が増える一方でしたが、入団当初は毎年のように二桁勝利をおさめていた投手でしたので、一回くらいは開幕投手を務めていたものと思っていましたが、今回の開幕投手の起用が初めてということです。

確かに振り返ってみれば、これまでの阪神タイガースのエースには、メッセンジャーや能見篤史など名だたるピッチャーがいましたもんね。そんな藤浪晋太郎も、26歳にしてようやく開幕投手に指名されたわけですから、非常に嬉しいことでしょう。指名だけで喜ぶのではなく、ぜひ開幕戦で勝利を収めて喜んでもらえたらと思います。

藤浪晋太郎の今シーズンの出来が阪神タイガースの優勝に大きく影響してくることは間違いないでしょう!



 

阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)青柳晃洋投手・開幕2戦目の投手!

2戦目の先発ローテーションは、青柳晃洋でしょう。オープン戦2試合に投げて、合計10イニングで失点5、防御率3.60と、まずまずの結果ではありますが、昨年7勝9敗の成績を残している右腕を2戦目に起用してくると思われます。

青柳晃洋に対する私の個人的な印象は、あまり安定感がないという悪いイメージを持っていますが、馬力はありますし、サイド気味の癖のある投球フォームから繰り出される力強いボールで打者を抑えてくれることでしょう。1戦目に藤浪晋太郎、2戦目に青柳晃洋とどちらも癖が強いピッチャーが並ぶことになりますから、対戦チームにとってはやりづらいかもしれませんね。



 

阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)伊藤将司投手・開幕3戦目の投手!

3戦目の先発予想は、2020年ドラフト2位ルーキーの伊藤将司投手です。この3戦目あたりから予想が割れてくるかと思いますが、私はあえて新人の伊藤将司投手を選びました。

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理由は2つ。1つ目は、開幕シリーズ3戦のうち、1枚は左投手を入れてくるだろうという点。本来であれば、開幕ローテーション入りが確実視されていた左腕の高橋遥人投手が入ってくるところだったと思いますが、故障により開幕には間に合わなくなったため、私は思い切って伊藤将司投手を起用してくると見ています。

昨今は左バッターが多い傾向があり、開幕シリーズで対戦するヤクルトスワローズにも多くの左バッターがいます(青木宣親、村上宗孝、雄平、山崎晃大朗、坂口智隆など)。こういった観点からも、左ピッチャーを3戦目に持ってくる戦略は有効だと思います。

2つ目の理由は、単純に伊藤将司投手がオープン戦で結果を残しているという点。オープン戦1試合、3イニングに登板し、被安打1、失点1、防御率3.00の実績を残しています。内容も非常によく、社会人でのドラフト指名であるため、1年目からフル回転で活躍できる投手だと思います。怪我なくシーズンを過ごすことができれば、二桁勝利目前までいくのではないかと思っています。

ちなみに、阪神の開幕シリーズは、対戦するヤクルトスワローズの本拠地である神宮球場へ乗り込んでのゲームです。少し言葉は悪いかもしれませんが、昨年最下位のヤクルトに対して、藤浪晋太郎、青柳晃洋、そして新人の伊藤将司投手をぶつけも十分勝てる見込みがあると阪神の首脳陣は踏んでいるような気がします。

開幕シリーズの次の対戦カードは広島カープ。その次は横浜DeNAベイスターズ、巨人と続いていきます。私が思うに、阪神の首脳陣は優勝候補筆頭である巨人との対戦を睨んで逆算して先発ローテーションを組んでいるような気もします。

王者巨人を倒さずして阪神のセリーグ優勝はありませんから、当然と言えば当然です。そのため、2カード目以降を踏まえた投手陣営は下記のようになるわけです。強豪の広島、巨人を封じていく作戦だと私は見ています。

○ヤクルト、横浜DeNA → 藤浪晋太郎、青柳晃洋、伊藤将司

○広島カープ、読売巨人 → 西勇輝、秋山拓巳、チェン



 

阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)西勇輝投手・開幕2カード目の先陣投手!

前述にもありましたが、実質的な開幕投手である西勇輝投手がここで登場になると思います。西勇輝は昨年も11勝5敗と安定したピッチングを見せており、よほどのことがない限り大崩れしない計算できる投手です。

仮に開幕3連戦で3連敗していたとしても、この4戦目で連敗をストップすることができるでしょうし、開幕投手を外れたことで他チームのエース級投手との対戦を避けることができる点も西勇輝にとってはメリットになることでしょう。調整の遅れが心配されましたが、オープン戦での登板を見る限り問題ないと思いますので、大いに期待していいと思います。

 

阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)秋山拓巳投手

先発ローテーション、開幕から5戦目での登板とはなりますが、秋山拓巳も十分エースを狙えるポジションにいる、安定感のあるピッチャーの一人です。昨年は、11勝3敗、防御率2.89という好成績を残していますから、今年も二桁勝利は間違いなく狙えるレベルの投手です。抜群のコントロールから生み出される安定感はチーム一かもしれませんね。西勇輝同様に大崩れしないタイプのピッチャーですので、広島、巨人封じには持って来いですね!



 

阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)チェン・ウェイン投手

先発ローテーション最後の1人とはなりますが、今シーズンから加入となったチェン・ウェインが6枚目のカードとして起用されてくると私は予想しています。チェンも左投手であるため、同一カードに1枚は必ず左投手が入るような先発ローテーションになっている点はポイントです。

メジャーリーグからの移籍ということもあり、チェンの状態や現時点での実力はまだ未知数な部分はありますが、オープン戦を見る限りでは、問題ないレベルかと思っています。以前、中日に所属していた経験もあるため、日本のプロ野球のことは十分熟知しているでしょうし、当時ではありますが巨人がチェンを苦手としていたという経緯もあります。現在の巨人打線との相性は不透明ですが、巨人戦の最後にチェンをぶつけていくだろうと私は見ています。



 

阪神タイガースの先発ローテーション予想(2021年)で当落線上の投手たち

開幕からの先発ローテーションからは、一旦外れる形となりますが、以前先発ローテーション入りする可能性が高い当落線上の投手は下記になると思います。一人は前述した、高橋遥人で故障明けの5月下旬辺りからは復帰してくるのではないでしょうか。それまでに、上記に挙げた先発投手たちが結果を残しているか、もしくは高橋遥人と入れ替わるのかは見ものですね。

次に、新加入の外国人であるラウル・アンカンタラ投手です。この投手も先発ローテーション入りが確実視されていましたが、コロナウイルスの影響により、入国が遅れているためいつチームに合流できるか不透明な状況です。チームに合流でき次第、即先発として起用されるのかどうかも含め、注目していきたいと思います。

最後にジョー・ガンケル投手。既存の外国人投手で、伊藤将司と熾烈な先発ローテーション争いをすることになると思いますが、私の予想では伊藤将司を選んだ次第です。シーズン途中での入れ替わりや中継ぎでの起用があると思うので、注目の投手の一人になります。

以上、2021年シーズンにおける阪神タイガースの先発ローテーション予想でした。

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