上原浩治の雑談魂youtube、井端弘和の得意、嫌いな投手は?

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上原浩治の雑談魂youtube、井端弘和の得意、嫌いな投手は?

今回は、「上原浩治の雑談魂」~井端弘和編~のyoutubeを見ての感想とまとめについてです。

元中日で活躍し、現在は五輪日本代表(侍ジャパン)強化本部編成戦略担当 兼 守備走塁コーチの井端弘和と上原浩治との対談でした。現役時代、井端弘和がバッターとして苦手だったピッチャー、得意だったピッチャーについての話題でした。

「上原浩治の雑談魂」(2021年3月5日・youtube配信)より

【天敵!? 井端弘和登場】嫌いだった投手と得意だった投手を聞いたら上原がカモだった!?【実は○○を見抜いていた】【ドン引き】【同級生やん勘弁して】【巨人中日】

詳しくは、こちらの動画をご参照ください。

下記は、動画を見てのまとめと感想になります。

【井端弘和の苦手な投手】×

・野村祐輔(広島)

・岡島秀樹(元巨人、ボストンレッドソックスなど)

 

【得意(≒カモ)だった投手】◎

・石川雅規(ヤクルト)

 

【苦手ではない投手】○

・石井一久(元ヤクルト、ドジャース、西武)

 

【苦手ときどき得意な投手】△

・上原浩治(元巨人、ボストンレッドソックスなど)



 

井端弘和の苦手な投手(ピッチャー)は野村祐輔(広島)/上原浩治の雑談魂youtubeより

今も活躍する現役選手の中で、井端弘和が苦手としていた投手として名前が挙げられていたのは広島カープの野村祐輔投手でした。球速は140キロ台、圧倒的な変化球や強い特色のあるピッチャーではないものの、井端弘和は現役時代にほとんどタイミングが合わず、打ちづらかったという話をしていました。

他の選手にとっては、球速が150キロ近い剛速球でもないため、逆に野村祐輔投手は打ちやすいと言う人もいたようですが、井端弘和にとってはボールが遅れて出てくるような感覚があり、タイミングが非常に取りづらい投手ということでした。

「奥ゆき」という表現を使っていましたが、恐らく野村祐輔投手は投球動作に入って、軸足からの体重移動から左足が地面に着地して、指からボールが離れるまでの時間が長いのではないかと私は勝手に推察しています。

野球経験者の中では、「球持ちがいい」という表現も使ったりするのですが、投球動作の割になかなかボールが出てこない、ボールが見えずらい投手の時にこのような表現が使われます。もう一つの推察としては、投球動作に入って、腕を振って投げ込むまでの右腕のテークバックが小さく、打者から見えづらいためにタイミングが取りにくいということも考えられますね。いずれにせよ井端弘和にとっては非常にやりにくい投手ということでした。



 

井端弘和の苦手な投手(ピッチャー)は岡島秀樹(元巨人、レッドソックス)/上原浩治の雑談魂youtubeより

もう一人、井端弘和が苦手なピッチャーとして名前を挙げていたのは元巨人、メジャーリーグのレッドソックスで活躍した岡島秀樹投手です。

岡島秀樹は投球フォームが非常に独特で、ボールを投げ込む際にバッターを見ずに、地面の方に顔を向けて投げるスタイルの投手でした。

それと共に、広島の野村祐輔投手と同様に腕が投球動作の割に遅れて出てくるため、中々ボールが出てこないという印象だったようです。体と腕が一致していないという表現もしていました。

それでいて、またにクイックモーションで投げてさらにバッターのタイミングをずらしてくることや、岡島秀樹の伝家の宝刀、縦カーブを駆使することでまたさらにタイミングを外されてしまい、太刀打ちできないというイメージを持っていたようです。

岡島秀樹は、メジャーリーグのボストンレッドソックスでも活躍した投手ですから、アメリカでも十分に通用する投球術だったことが分かりますね。もしかしたら、広島の野村祐輔投手も意外にメジャーで通用したりするかもしれませんね。



 

井端弘和の得意(≒カモ)にしていた投手(ピッチャー)は石川雅規(ヤクルト)/上原浩治の雑談魂youtubeより

次に、井端弘和が得意にしていた投手、カモにしていた投手に挙げられていたのは、ヤクルトの左腕・石川雅規投手でした。当初は変化球や小刻みなボールの変化に苦慮して打ちにくい印象を持っていたようですが、石川雅規投手の球速は遅いボールと割り切り、球種ではなくコース(インコースやアウトコース)で絞るようになってからは攻略できるようになったと言っていました。

確かに、球速が速いわけではないので、細かなボールの変化や球種は全く無視して、狙ったコースだけを待って狙い撃ちすれば打てるものなのかもしれませんね。ピッチャーの攻略は、スキルは大前提なのかもしれませんが、このように気の持ちようで変わってしまうものなんですね。捉え方や考え方次第で得意、不得意が変わるのだと少し驚きました。

ちなみに、井端弘和の同級生で盟友でもある元巨人の監督の高橋由伸は、同じく上原浩治との対談の際に苦手な投手として石川雅規の名前を挙げていました。同じ投手でもバッターによって合う、合わないが極端に出てくるのだなぁと、今回のyoutube動画を見て改めて感じました。



 

井端弘和が苦手ではない投手に分類していたのは石井一久(元ヤクルト)/上原浩治の雑談魂youtubeより

どちらかと言うと得意寄りで、苦手ではない分類に入っていたのは、現楽天の監督で、元ヤクルトや西武、メジャーリーグのドジャースで活躍した石井一久です。タイプとして、150キロを超える速球派の本格派左腕ですが、井端弘和にとっては逆にこういうタイプは嫌ではなかったみたいです。

ただし、冗談交じりで補足していましたが、石井一久は井端弘和に対しては、そもそも真剣に抑えにきていなかったのではないか?という話をしていました。

石井一久が本気で投げるのは松井秀喜や高橋由伸のような強打者のみで、それ以外のバッターに対しては力を抑えた省エネ投法で流し、ピンチや強打者の時にギアを入れ替える投球が多かったという振り返りを上原浩治と共にしていました。



 

井端弘和は上原浩治(元巨人)を得意(≒カモ)にしていた?/上原浩治の雑談魂youtubeより

当の上原浩治との対戦に対して、井端弘和は得意とも苦手とも取れるような発言をしていました。

上原浩治としては、井端弘和にピッチャー返しを打たれたり、ホームランを打たれたという印象を持っているようですが、井端弘和にとって上原浩治は得意な部類には入らなかったようです。

上原浩治との対戦ではファールで粘って、次のボールで捕らえたと思ってもとらえきれずにまたファールといった場面も多かったらしく、中々攻めきれなかった好投手というのが上原浩治の印象みたいです。

ただ唯一、上原浩治を得意としていた期間が2003~2005年あたりで数年間だけあったらしいです。何かというと上原浩治の癖を見抜き、フォークかそれ以外の球種を見分けることができてた時期があったそうです。

どんな癖かというと、ランナーを背負ってセットポジションで投げる時限定のようですが、フォークを投げる時はセットポジションに入った際に左足を二度踏み込むという癖があったそうです。逆にフォークボール以外を投げる時は、セットポジションに入って一度しか踏み込まなかったそうです。

この癖が適応された数年間だけは、球種を見破って上原浩治を得意としていたようです。しかし、この癖もずっとは続かなかったみたいで、数年後にはすっかり消えてしまい逆にこの癖を当てにしてストレートを狙いに行ったらフォークで三振なんということも、度々あったようです。プロの世界では、こういった細かい癖まで研究されているんだなぁと驚きました。ちょっとした無意識の癖や行動も命取りになることがあるんですね。

井端弘和と上原浩治は同い年で、大学時代からの知り合いということもあってか終始、仲が良さそうな雰囲気での対談で、見ていて本当に楽しかったです。以上、今回は上原浩治の雑談魂youtubeを見ての感想とまとめでした。

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