速報・佐々木朗希がオープン戦の試合に初登板!最新情報と現在の状態

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速報・佐々木朗希がオープン戦の試合に初登板!最新情報と現在の状態

今回は2019年ドラフト1位でロッテに入団した佐々木朗希(ろうき)投手についてです。3月12日のロッテ対中日のオープン戦で、あの怪物ルーキーがついにベールを脱ぎました。プロに入って初めての実戦形式での登板を果たしました。

1イニングを投げ、打者を三者凡退、1奪三振、0安打無失点に抑える好投を見せました。球数は12球、今日の最速は153キロでした。

ピッチング映像を確認した感想としては、やはり球速が速く、ボールに勢いがある印象を受けました。常時140キロ後半から150キロのボールを投げていましたし、対戦したバッターもボールに押されていたような感じを受けました。

3人なので、具体的に対戦シーンを追ってみると、先頭バッターは京田陽太でしたが初球に手を出してファーストゴロ。正直、佐々木朗希(ろうき)のボールを確かめる間もなく1球で凡打になったので、あまり参考にはなりませんでした。

続く阿部寿樹は、ストレートとスライダーを投じました。ストレートはいずれも140キロ後半から150キロ前半のスピードが出ており、スライダーは1球のみでしたが、あまりコントロールできていないという印象。結局はストレートで押してショートゴロで打ち取りました。

最後のバッターはビシエドで、こちらも全て150キロ台のストレートで押して、最後は見逃し三振で仕留めました。外角の厳しいコースだったので手が出なかったのか、ボールだと思ったのかは分かりませんが、いずれにせよボールの威力で強打者を抑えたことは事実ですね。

今回のピッチングを見て思ったのは、やはりボールの球質であったり、スピード、そして今後の伸びしろについては球界屈指の資質と言って間違いないでしょう。ただし、入団から1年経った今でも、まだまだ素材だけの感じが強く、投手としての完成度が高くないところは気になりました。いわゆる未完の大器感が強いですね。

高卒ルーキーだし、素材が10年に1人以上の逸材なので、仮に大学に進学していたと思えば4年は待ってくれるかもしれませんが、それでも1日も早く才能を開花させる必要はあるでしょう。



佐々木朗希(ろうき)のオープン戦初登板の速報から見た課題はコントロールと変化球?

今回のオープン戦は、正直なところ球数は12球しか見られなかったので、これだけで佐々木朗希(ろうき)の実力を図ることはできないというのが本音です。

投げたボールもほとんどがストレートであり、直球が十分にプロの1軍レベルにも通用することは分かりましたが、変化球については未知の部分がまだ多いですね。スライダーなどが大きく外れる場面や指にしっかりかかっていないシーンが見受けられました。

オープン戦での初登板なので、まだコントロールを意識する段階ではないのかもしれませんが、ストレートだけで抑えられるほど甘い世界ではないため、変化球がどのくらいプロで通用するのか、またコースの投げ分けがしっかりできるのかなども見て見たかったところです。次回の登板に期待ですね。



 

佐々木朗希(ろうき)はなぜ投げない?理由は怪我の防止?投げない大谷翔平と言われたことも?

佐々木朗希(ろうき)は2019年のドラフト1位指名で入団していましたが、2020年シーズンでは1軍、2軍ともに一度もマウンドに上がることはありませんでした。同級生で同じ年にヤクルトにドラフト1位指名された奥川恭伸投手は、既に2020年に1試合だけではありますが1軍で先発を経験しています。2軍では7試合に登板して1勝1敗、防御率1.83の成績を上げています。

このことからも、佐々木朗希(ろうき)は非常にゆっくりの育成であることと、首脳陣もかなり慎重に起用していることが分かります。

恐らく、2020年の1年間は1軍、2軍問わず、実戦で登板させないことを当初から決めていたのかもしれませんね。高校時代の最速が163キロととんでもない怪物ルーキーの佐々木朗希(ろうき)ではありますが、192cmの長身とは裏腹に、見た目通り細い体つきをしており、まだまだ163キロの剛速球を投げ続けられるだけの体が出来ていないと首脳陣は判断したのだと推察しています。

特に、肘や肩への負担、またはそれらを支える筋力が完全には備わっていないと思われますし、高校を卒業してからも身長が伸びる子がいるように、まだ成長期段階である可能性も十分に考えられます。そのため、ロッテは佐々木朗希(ろうき)を実戦登板させずに、トレーニングや他の練習を積む1年間と定めたため、2020年は全く登板機会がなく、投げない大谷翔平と揶揄されるようにまでなってしまったのだと思います。

佐々木朗希(ろうき)には、このような色んな雑音は聞こえてくるかと思いますが、全ては2、3年後に圧倒的な結果を残せば、誰も批判などできやしなくなるので、気にせず監督やコーチらが定めてプランに従って成長していってもらいたいですね。

とは言え、ドラフト1位で入団してもチャンスを活かせず、埋没していってしまう選手も少なくありません。来るべき時にチャンスをモノにできなければ、どんどん有望な選手がドラフトやトレードで加入してきて、あっという間にレギュラーの座が奪われている競争社会です。

投げないことには、チャンスは掴めませんし、実戦でしか成長できないことや学べないこともたくさんあることは事実ですので、この点はしっかりと肝に銘じておきながら高い志を持って日々の練習やトレーニングに励んでいっていただきたいですね。

オープン戦での登板を見て、少し気になったのは、体がそこまでは大きくなっていない点です。さすがに高校卒業時よりは、気持ち体が大きくなったかなぁ?という雰囲気を少し感じるくらいで、大谷翔平やダルビッシュ有のように、明らかに肉体改造された!というような体つきにはなっていませんでした。

まだ外見で見えるほどの効果が出てないだけか、もしくはこれからになるのかと思いますが、筋力で体重を増やしていけるような、体づくりを徹底して積み重ねていってほしいと思います。



 

佐々木朗希(ろうき)と大谷翔平との比較、デビュー時期はいつ?球速の最速は?身長は?

今やメジャーリーガーとして活躍している大谷翔平選手が日本プロ野球の一軍でデビューしたのは、シーズン1年目の2013年に外野手としてスタメン出場しています。投手としても、同じく1年目の5月には1軍デビューを果たし、1年目から13試合に出場しました。

こう考えると、佐々木朗希(ろうき)ももう少し実戦経験を2021年からは積ませていっても良いのかもしれませんね。佐々木朗希(ろうき)の1軍デビューは2021年中に実現するのかどうか、非常に楽しみですね。

球速については、大谷翔平のMAXは165キロですが、これはプロに入ってからの記録です(大谷翔平の高校時代の最速は160キロです)。佐々木朗希は高校生の時から既にMAX163キロのボールを投げているわけですから、まさに怪物ですね。

身長については、大谷翔平も佐々木朗希(ろうき)も、どちらも193cmと同様なのですね。バッターからしたら、この2人がマウンドに立ったら相当マウンドが近く見えてしょうがないでしょう。特に佐々木朗希(ろうき)投手は身長だけでなく、長い腕や足から繰り広げられるダイナミックなフォームから投げ込まれるボールの威力が抜群です。まだまだ、発展途上の選手ではありますが、いつかは大谷翔平のようにメジャーリーグで活躍するほどの投手になってもらいたいと思います。

以上、今回はオープン戦でついにベールを脱いだロッテの佐々木朗希(ろうき)投手についでした。



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