太田椋の査定評価、年俸、背番号は?2018オリックスドラフト1位

太田椋の査定評価、年俸、背番号は?2018年オリックスドラフト1位

今回はオリックスバッファローズの太田椋(おおたりょう)内野手についてです。2018年にドラフト1位で天理高校から入団し、今年で3年目を迎える期待のルーキーです。身長181cmと恵まれた体格と長打力を兼ね備えた大型内野手であり、2021年シーズンでのブレイクが予想される選手の一人です。

(入団時の契約金、年俸、背番号)

・契約金は8500万円、年俸800万円、背番号31。

 

(2021年の年俸、契約更改)

・年俸1050万円、+250万円

 

(2020年シーズン成績)

・20試合出場、60打席、14安打、打率.259、本塁打3本、打点5。

一軍では、2020年シーズンの20試合出場が最高ですが、数少ない試合数の中でも3本のホームランを放ち、持ち前の打撃力、長打力をアピールしたあたりはさすがです。この20試合での活躍が評価されてか、はたまた将来性を見込んだ先行投資か、年俸は微増であるもののアップしました。

高校時代はショートのポジションで活躍し、プロに入ってからもショートでのレギュラーを目指していましたが、チーム事情もあって最近の練習試合では、セカンドの守備位置につくことも多くなっています。それだけ、オリックスのチーム内での競争が激化しているということですね。



 

太田椋(おおたりょう)内野手の査定評価からオリックス内でのレギュラー争いのライバルは?ショート、セカンド、サードへの定着を目指している?

2020年シーズンにオリックスのショートとして出場した主な選手とその成績は下記になります。

安達了一(78試合出場)、大城滉二(22試合出場)。

現時点でのオリックスのショートのレギュラーは安達了一選手でしょう。

安達了一の2020年での成績は、打率.289、本塁打2本、打点23、出塁率.353。

打率.289は、素晴らしい成績ですが残念ながら規定打席に到達していないため、打撃成績にランクインすることはできません。そして、正直なことを言えば、本塁打、打点など全てにおいて物足りなさを感じてしまう成績です。

巨人の坂本勇人やソフトバンクの今宮健太のような、球界を代表する絶対的地位のショートではないため、太田椋にもまだまだチャンスはあるのではないでしょうか。

しかし、太田椋には安達了一や大城滉二の他にも、同世代の有能な内野手がチーム内には複数存在しています。宜保翔(ぎぼしょう)や紅林弘太郎(くればやしこうたろう)がまさにライバルになっていきます。どちらも優れた選手であり、誰が1軍レギュラーの座を獲得できるのか、春季キャンプから激しい競争が繰り広げられています。

紅林弘太郎(くればやしこうたろう)の記事はこちら
https://ahitosports.com/kurebayashikoutaro-465

そのため、太田椋もこれまでのようにショートのみというこだわりは捨てて、サード、セカンドでのレギュラー定着も視野に入れながら、がむしゃらに挑戦しているみたいです。まずは、試合に出ないことには話にならないでしょうから、空いているポジションはどこでも挑戦するといったような気概が必要ですね。太田椋は正しい判断だなぁと思いました。



 

太田椋(おおたりょう)内野手の査定評価から2021年シーズン成績予想と出場試合数、ホームラン数

私の勝手な太田椋の2021年成績予想は、下記になります。

50試合数出場、打率.270、ホームラン5本、打点45

基本はセカンド、サードでの出場が多くなるのではないかと見ています。もちろん、数試合はショートとして出場することもあるでしょう。昨年よりは出場試合数は伸びるであろうという予想の下、ホームラン、打点も少し数字が上乗せされるイメージでいます。

ただし、まだシーズン全試合に出場するまでには至らないと予想しています。この辺りは太田椋の活躍と中嶋監督の起用方法と采配方針にもよるので、なんとも言えないところではありますが、できることなら100試合以上出られるような活躍を見せてほしいですね。

結果さえ残し続けていれば、首脳陣も起用せざるを得ないはずですから、当の本人が目指すべきは全試合出場、レギュラー奪取!であることは間違いありません。



 

太田椋(おおたりょう)内野手の経歴からの査定評価は?出身、中学時代、天理高校時代の成績、名前の読み方は?

太田椋(おおたりょう)。2001年2月14日生まれ、20歳。大阪府出身。身長181cm、体重76kg。右投げ右打ち、内野手。

小学生から野球を始め、中学時代にはリトルシニアのチームに所属。U-15日本代表にも選ばれている。その後、天理高校に進学し、1年生の春からベンチ入りを果たし、夏の大会ではショートのレギュラーとして活躍。2年生時の夏の甲子園に出場し、準決勝に進出している。

中学生の頃から日本代表に選ばれる注目選手であり、高校の進学先も強豪校の天理高校に進学して1年生の時から試合に出場していることからも非凡な才能が見て取れます。高校生の時には守備での評価が高い選手でしたが、私個人としては打撃センスの高さに着目しています。

太田椋(おおたりょう)内野手の査定評価、バッティングフォーム、打撃力、守備力は?今後活躍するための課題は?

太田椋選手のバッティングを見て感じた強みは主に2つです。

1つ目は前述してきた長打力です。右方向の右中間へもホームランを打てるパワーを持っており、右打ちの内野手としては貴重な存在です。近年は左バッターがやたらと多い時代ですが、長打を打てる右バッターの希少価値はぐんぐん上がっています。打線を組む上でも右バッターが主軸にいてくれると監督としては楽なのではないでしょうか。

2つ目の強みは、内角のボールのさばき方が上手な点です。高卒からプロに入った選手の中で多いのは、インコースの速いボールをさばくのが苦手な選手が多数存在します。そんな中で、太田椋選手は物ともせずに、インコースのボールをきれいにさばきヒットにしてしまいます。

構えた時の懐の深さがあるためか、インコースの速いボールを苦にしている様子がありません。むしろ得意にしている印象すら受けており、似ているタイプとしては巨人の坂本勇人選手のような上手なインコース打ちをしているように見えます。

インコースのボールも苦手とせず、右左広角に打てるだけでなく、長打力も備えたスラッガーですので、今後の飛躍が期待できる選手であることは間違いありません。

ただし、懸念点として挙がってくるのは、太田椋内野手は故障が多い点です。肘、肩、膝など元から抱える故障というわけではなく、デットボールやプレー上でのアクシデントに起因する故障※なので、あまり心配する必要はないのかもしれませんが、せっかく才能があっても出場機会や活躍する機会損失が多くなればなるほど、レギュラーを掴むことがどんどん難しくなってしまうので、十分に気を付けていかなければなりません。

※ソフトバンクの千賀滉大投手から受けたデットボールにより右手首を骨折。日本ハムのビヤヌエバ選手と交錯して右肋骨を骨折。

また、もう一つの課題を挙げるとするならば、守備になると思います。高校時代は守備の評価が非常に高い選手でしたが、プロに入ってからは失策数が多かったりと苦戦している印象です。

ショートではなく、サード、セカンドであれば多少は守備での負荷が軽減されると思いますし、元々守備の資質評価も高い選手でありますので、経験と練習を重ねていけば上達していくものと考えています。ぜひ、プロの世界の1軍定着という壁を破り、安定した守備でレギュラーの座を獲得してほしいと思います。

将来のオリックスの中軸を担う、スター性のある選手でありますので2021年シーズンでの活躍を期待したいと思います。



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