根尾昂の打率と2021年成績予想は?中日のレギュラーになれるか?

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根尾昂の打率と2021年成績予想は?中日のレギュラーになれるか?

今回は2018年ドラフト会議にて、1位指名で中日ドラゴンズに入団した根尾昂選手についてです。2021年今シーズンは、プロ入り3年目のシーズンとなります。入団当初から注目を集め、活躍が期待されてきた選手ではありますが、この2年はイマイチ結果を残せず、覚醒しきれてない状態でした。

しかし、2021年のキャンプではオープン戦などで結果を残し始めており、今年こそ飛躍を遂げそうな気配を感じます。

ズバリ、根尾昂の2021年シーズンの私の勝手な成績予想は下記になります。

「50試合に出場。打率.285、本塁打5本、打点20」

まず、中日のショートには京田陽太というレギュラーが存在しています。現状のレギュラー争いとしては、これまでの実績、経験値を踏まえると京田陽太が一歩リードしているでしょう。京田陽太の故障や極度の不振がない限りは、2021年からいきなり根尾昂が正遊撃手として全試合に出場することは難しいと思われます。

そこで、まずは50~70試合の出場を一つの目標にしていくことが必要かと思います。打率や打点など成績を残す以前に、試合に出場できなければ何も始まりませんので、まずはチーム内の競争に勝ち残ることが求められます。



 

中日の根尾昂の打率と2021年予想に向けた2020年1軍、2軍成績と京田陽太との成績比較

(根尾昂の2020年2軍成績)

71試合出場、打率.238、本塁打5本、打点33、出塁率.286という結果でした。

2軍のウエスタンリーグで打率は10位と、それほどよい成績ではなかったのが実状です。

 

(根尾昂の2020年1軍成績)

9試合出場、打率.087、2安打、本塁打、打点0

根尾昂の1軍での出場機会は2年間で合計11試合(2019年2試合、2020年9試合)に留まっています。成績も残せていない状態ですので、まだ芽が出ていないに等しい状態です。

 

(京田陽太の2020年1軍成績)

120試合出場、打率.247、本塁打5本、打点29、出塁率.298

京田陽太は2020年シーズン、中日の正遊撃手として120全試合に出場しました。故障することなくシーズンを通してフルに試合に出続けたことは評価すべき点ですが、打撃成績はレギュラーとしては非常に物足りない成績でした。。

打率は.250を下回っているだけでなく、出塁率も3割を切ってしまっているのはいただけないです。そのため、十分に根尾昂にもチャンスが巡ってくる可能性はあると思います。

競争相手が巨人の坂本勇人のような球界を代表する強打者であれば、つけ入る隙はほとんどないに等しいですが、打率が2割台前半の京田選手がライバルなわけですから、ちょっとしたきっかけで一気にレギュラーを奪取することもできると思います。

前述の成績予想でも書いたように、まず根尾昂は50~70試合の出場を目指して活躍していくべきでしょう。



 

根尾昂の打率3割(2021年)に向けて弱点を立浪塾で克服?打撃覚醒で遊撃手として開幕一軍、開幕スタメンもあり得る?

根尾昂がオープン戦で結果を残しており、「覚醒か?」と言われていますが、その大きな要因の一つに、キャンプ期間中に臨時コーチとして参加しているOBの立浪和義の存在があります。約1ヵ月近くに渡ってチームに帯同しながら選手一人ひとりへの指導を行っています。

根尾昂もその指導を受けている一人で、弱点と言われていた速球への対応力、特にインサイドの真っすぐへの対応力が向上し始めているのではないかと言われています。バッティングで構えた際のテイクバックの時に、トップの位置で無駄な手首の動きがある点を立浪和義コーチは指摘しており、この癖を直す取り組みがこのキャンプ中に行われてたみたいです。

その成果もあってか、他チームとのオープン戦の中で根尾昂は3試合連続安打を記録するなど、覚醒の兆しと結果が出始めています。

もちろん、投手もまだ調整中の段階であるため、シーズン開幕にはさらに球速がアップしてくるため、オープン戦のヒットで一喜一憂していてはいけませんが、それでも成果が出始めていること良い兆候ではないでしょうか。

ちなみに、根尾昂のライバルである京田陽太も立浪和義コーチからの指導を受けています。何なら根尾昂よりも京田陽太の方が長い時間付きっきりで立浪和義コーチからの指導を受けているため、昨年よりも良い成績を残すかもしれないですね。

レギュラー争いでは、守備の安定感、経験豊富さがやや勝る京田陽太に分があるでしょうから、根尾昂としては打撃で圧倒的な結果を残していかなければならないですね。こうやって同じポジションの選手同士で切磋琢磨していくことで、チーム力が底上げされていくのでしょうね。



 

根尾昂(ねおあきら)の打率3割(2021年)に向けた査定評価、年俸、背番号は?2018年中日ドラフト1位

根尾昂は大阪桐蔭高校から2018年ドラフト会議で指名された際に4球団が競合し、抽選の末に中日が獲得した人気選手です。

高校通算32本塁打の長打力もさることながら、投手、内野手&外野手と二刀流をこなす万能選手でした。ただ万能なだけでなく、投手としては最速150キロの速球を投げるなど、どれを取ってもトップレベルの資質であったため、高校時代のプロからの査定評価は非常に高かった選手です。

根尾昂の入団時の契約金は1億円+出来高5000万円、年俸1500万円(金額はいずれもすいてい)。背番号は「7」。

入団前の人気、実力から契約金、年俸、背番号もトップクラスの条件で中日に入団しました。



 

根尾昂(ねおおきら)の経歴、名前の読み方、小学時代、中学時代、高校時代の成績

根尾昂(ねおあきら)。2000年4月19日生まれ。岐阜県出身。身長177cm、体重80kg。右投げ左打ち。小学生の時に野球を始め、ドラゴンズジュニアにも選抜された経験あり。中学では地元岐阜県のシニアリトルのチームに所属。

高校は大阪桐蔭高校に進学し、1年生の夏からベンチ入りし、2年生の春からは主力として投手、遊撃手、外野手として活躍。4季連続で甲子園出場を果たし、このうち2年生春、3年生春、3年生夏で全国制覇を達成。

根尾昂と言えば大阪桐蔭というイメージで大阪出身の選手と思いこんでしまいがちですが、実は岐阜県の出身であり、小学生の時にはドラゴンズジュニアにも選ばれているんですよね。

中日とは昔から縁があった選手なんですね。中日も地元選手であるという点から是が非でも欲しかった選手なのだと思います。見事抽選で引き当ててよかったですね。

それにしても、高校時代の成績はなんとも輝かしいですね。3年間の内で3度も全国制覇を成し遂げたチームの主力でいたわけですから、4球団の1位指名が競合したこともうなずけます。大阪桐蔭最強世代として藤原恭大、柿木蓮、横川凱らと共に甲子園で活躍した姿が今でも鮮明に思い出されます。

その資質、実力がトップクラスであることは既に証明済なわけですから、プロ野球のステージでも、ぜひその才能を開花させてスター選手へと成長してもらいたいと思います。

以上、今回は中日ドラゴンズでショートのレギュラーを目指している根尾昂選手についてでした。



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