ソフトバンクホークス先発ローテーション予想（2021年）投手陣

今回は昨年2020年に日本一に輝いた王者ソフトバンクホークスの2021年先発ローテーションについて見ていきたいと思います。ローテーション予想というよりは、もうほぼ確定に近い情報も多々ありますのでご容赦いただければと思います。

【2021年のソフトバンクホークスの先発ローテーション予想】

石川柊太（いしかわしゅうた）
高橋礼（たかはしれい）
和田毅（わだつよし）
笠谷俊介（かさやしゅんすけ）
武田翔太（たけだしょうた）
大竹耕太郎（おおたけこうたろう）

よほどのアクシデントがない限り、以上の先発ローテーションで開幕を迎えることになるようです。ソフトバンクホークスの開幕シリーズは、本拠地PayPayドームで千葉ロッテマリーンズを迎えての3連戦となります。

ソフトバンクとすると、昨年も苦手であったロッテとの対戦となるため、工藤監督もかなり警戒しているのではないでしょうか。相性の問題なのか、なぜかロッテはソフトバンクに強いですよね。

ソフトバンクが開幕3連敗となるようなことがあれば、シーズンの出鼻を挫かれ、チームの勢いもなくなってしまうと思うので要注意ですね。それでは、1戦ごとの先発投手を見ていきたいと思います。

ソフトバンクホークスの先発ローテーション予想（2021年）石川柊太（いしかわしゅうた）投手が開幕投手に！

今年は石川柊太（いしかわしゅうた）が開幕投手を務めることになったのはビックリでした。ソフトバンクと言えば、エースの千賀滉大投手が開幕投手を務めるものと思っていましたが、ふくらはぎのコンディション不良ということで調整が遅れており、石川柊太（いしかわしゅうた）が初の開幕投手を務めることが決定したようです。

石川柊太（いしかわしゅうた）投手は、昨年も先発ローテーションとして18試合に登板し、11勝3敗、防御率2.42という好成績を残しています。安定感も実績も十分であり、練習試合やオープン戦でも抜群の結果を残しているため、開幕投手に大抜擢されたようです。

今シーズンも二桁勝利、あわよくば最多勝のタイトルを狙える実力がある投手だと思うので、ぜひ頑張ってもらいたいところです。

ソフトバンクホークスの先発ローテーション予想（2021年）高橋礼投手・開幕2戦目！

ソフトバンクの2戦目の先発ローテーションは、高橋礼投手です。アンダースローの高橋礼が、2021年は先発ローテーションとして帰ってきました。

昨年は主に中継ぎとして活躍し、52試合に登板していました。ソフトバンクの投手陣は球界トップクラスであるため、先発ローテーション入りするには熾烈な争いに勝ち残らなければならないため大変ですよね。

しかし高橋礼は今年、実力で先発ローテーションの枠を勝ち取ったわけですので、シーズン通して先発投手として投げ切れるよう頑張ってほしいと思います。サブマリンという特殊かつ希少価値の高い投手であるため、ソフトバンクとしても先発投手のバリエーションが豊富になり、戦いやすくなるのではないでしょうか。対戦する相手チームとすると嫌でしょうね。

ソフトバンクホークスの先発ローテーション予想（2021年）和田毅（つよし）投手・開幕3戦目！

3戦目の先発は、ベテランの和田毅（つよし）投手で当確のようです。

松坂大輔世代の和田毅も早い物で40歳のベテランになりました。同じ松坂世代の元阪神の藤川球児や元ヤクルトの五十嵐亮太などが引退する中、まだまだ現役バリバリで活躍する姿はとても素晴らしいですね。

昨年2020年も、8勝1敗、防御率2.94という成績を残しています。二桁勝利こそ逃したものの、コロナウイルスの影響で試合数が少なかった中でも8勝を上げるあたりはさすがとしかいいようがありません。

ハイレベルなソフトバンクホークス投手陣の中で、40歳でも実力で先発ローテーションの座を獲得するあたりは、やはり工藤監督からの信頼も相当高いことが伺えます。今年はぜひ二桁勝利を収めてベテランの意地を見せてもらえたらと思います。

そしてソフトバンクとしては、開幕3連戦の中で1戦目が右ピッチャー、2戦目が右のアンダースロー、3戦目が左ピッチャーと非常にバランスのいい先発バリエーションで臨めることは理想的です。千賀滉大、東浜巨がいない中でもこれだけの先発投手を用意できるあたりは、まさに投手王国としか言いようがないですね。日本シーズンを連覇し続けていることも頷ける分厚く強大な戦力に驚きです。

ソフトバンクホークスの先発ローテーション予想（2021年）笠谷俊介投手・開幕4戦目、2カード目の先陣投手！

開幕4戦目は、笠谷俊介投手が任されるようです。

左ピッチャーで、正直言って私もノーマーク気味の投手でした。しかし、実際に投球を見てみると、ストレートの強さはもちろんのこと変化球、コントロールも抜群で軽く10勝はしてしまうのではないかと思えるほどの投手でした。

オープン戦では、3試合に登板して12イニングを投げて失点0、防御率0.00の好成績を収めています。被安打もたったの5という圧巻のピッチングで先発ローテーション入りを確実なものにしました。

オープン戦の投球を見ていても、まず各バッターがストレートに押され気味で、中には振り遅れているバッターも多数いました。球の伸び、キレともに素晴らしいピッチャーです。

そして、さらにすごいのが変化球、特に球速差のあるナックルカーブは強力な持ち球です。150キロ、140キロ台後半のストレートと、120キロ台の切れ味抜群のナックルカーブの組み合わせだけで、バッターはてんてこ舞い状態になっていました。それだけ、このカーブの鋭さは一級品でしたし、コントロールのされ方も抜群でした。

さらに言えば、ここに甲斐拓也の好リードも合わさってくるため、私は笠谷俊介が今年二桁勝利するだろうと予測しています。

それにしても、どうしてソフトバンクホークスはこんなにも良い投手が湯水のごとく湧き出てくるんですかね。そりゃ強いチームになるわけですよね～。

ソフトバンクホークスの先発ローテーション予想（2021年）武田翔太投手・開幕5戦目

開幕5戦目は、武田翔太投手になるようです。2017年以降は二桁勝利からも遠ざかり、先発ではなく中継ぎ投手として起用されることが多くなっていた武田翔太投手ですが、今シーズンはオープン戦などでの活躍が認められ、先発ローテーションの一角として開幕を迎えられそうです。

持ち前の大きく曲がるカーブは健在で、150キロを超えるストレートのキレも戻り始めていると思います。今年こそは先発としての再起をかけ、二桁勝利を目指して気合十分なシーズンだと思います。年齢も27歳とまだまだこれからの選手でありますので、ぜひ結果を残してもらいたいと思います。

ソフトバンクホークスの先発ローテーション予想（2021年）大竹耕太郎投手・開幕6戦目

ソフトバンクホークスの先発ローテーション最後の枠を取りそうなのは、大竹耕太郎投手です。技巧派の左ピッチャーとして、滑り込みで先発ローテーションの座を確保しそうです。

昨シーズンは一軍登板はわずかに3試合、2勝0敗、防御率2.30と良い成績ではありましたが、超ハイレベルなソフトバンクの投手陣の中では、ちょっとだけいい投手では埋もれてしまうのでしょうね。

実力はあっても一軍で投げてこそのプロ選手だと思うので、今年こそは覚醒して大活躍の年にしてもらいたいですね。ここ数年、鳴かず飛ばずの成績が続いているため、そろそろ殻を破っていかないと、二軍や育成枠からどんどん生きのいい若い投手が上がってくるのがソフトバンクの特徴ですので、人生かけるつもりで2021年シーズンを駆け抜けてもらいたいと思います。

ソフトバンクホークスの先発ローテーション予想（2021年）から外れた投手たち

以上が、2021年のソフトバンクホークスの開幕からの先発ローテーション予想となります。

ローテーションからは一旦外れる形となりますが、前述したようにソフトバンクには良いピッチャーが腐るほど溢れています。少しでも調子が悪いピッチャー、成績が残せないピッチャーが先発で出ようものなら即変えられてしまうでしょうね。そういった意味でも、上記に挙げた先発ローテーション入りしているピッチャー陣もウカウカしていられないですね。

そして何より、エースの千賀滉大やコロナウイルスの影響で調整が遅れている東浜巨という実力派投手が、近いうちに帰ってきます。それまでに現在の先発ローテーション入りしたピッチャーはアピールしておかないとならない点は注意が必要ですね。

これまで名前を挙げた投手以外にも、二保旭、板東湧梧、杉山一樹、高橋純平などなど、中継ぎや若手も含めるとまだまだ多数の投手陣が控えている状態です。実に羨まし限りですが、この選手層の厚さから見てもソフトバンクは間違いなく3位以内のAクラス入りを果たすだろうと私は予想しています。いや～今年も強そうですね。

以上、今回は2021年シーズンにおけるソフトバンクホークスの先発ローテーション予想についてでした。

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