中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)投手陣

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中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)投手陣

今回は2021年の中日ドラゴンズの先発ローテーション予想についてです。昨シーズンは、エースの大野雄大投手の大活躍もあり、久しぶりのAクラス入りを果たした中日ドラゴンズですが、今シーズンの投手陣の顔ぶれはどうでしょうか。

 

【中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)】

  1. 福谷浩司(ふくたにこうじ)
  2. 柳裕也(やなぎゆうや)
  3. 小笠原慎之介(おがさわらしんのすけ)
  4. 大野雄大(おおのゆうだい)
  5. 勝野昌慶(かつのあきよし)
  6. 松葉貴大(まつばたかひろ)

昨シーズンの中日ドラゴンズのチーム防御率は3.84でリーグ4位とそれほど良い成績ではありませんでした。

中日ドラゴンズと言えば、落合政権下での黄金期には投手王国というイメージを持っていましたが、現在は、それほどまでの力はないのかもしれません。

ただ、中継ぎや抑えの救援陣には力のある投手も複数おり、また若手の中にもこれから伸びてきそうな選手がたくさんいるので楽しみではあります。それでは、下記では先発投手を順番に見ていきたいと思います。



 

中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)福谷浩司(ふくたにこうじ)が開幕投手に!

中日ドラゴンズの開幕投手は、福谷浩司(ふくたにこうじ)投手となりました。本来であれば、昨シーズン沢村賞を獲得した大エースの大野雄大投手が務めるところかと思いますが、大野投手は第4戦目の巨人との三連戦の初戦、本拠地バンテリンドーム(ナゴヤドーム)での初陣に先発することが決まっています。

いくつか要素が考えられますが、まず1つは昨シーズンにフル稼働したエース大野雄大を休ませるという観点です。昨年は20試合に登板し、このうち10試合で完投している投手ですから、数試合とは言え少しでも調整をゆっくりさせるための配慮がされているのだと思います。さすがは、投手出身の与田監督の采配だと思います。

2つ目は、優勝候補である巨人包囲網のためです。中日が優勝、上位を目指していく上では強力なライバルである巨人を倒していかなければ当然実現できないことになります。シーズンの序盤で、嫌なイメージを巨人に持たせることは、ペナントレースを戦っていく上で非常に重要なことだと思います。

最後に3つ目は、単純に福永浩司(ふくながこうじ)の実力が認められての起用だと思います。昨シーズン2020年は、14試合に登板して8勝2敗、防御率2.64という素晴らしい成績を残しました。コロナウイルスの影響で、試合数が少なかった昨年とは違い、今年は143試合が行われる予定ですから、ぜひ二桁勝利を目指して頑張ってもらいたいです。



 

中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)柳裕也(やなぎゆうや)投手が開幕2戦目

中日ドラゴンズの開幕2戦目の先発は柳裕也(やなぎゆうや)投手でしょう。2016年のドラフト1位投手で、2019年には二桁勝利を収めた実績のある投手です。

しかし、二桁勝利を上げられたのはこの年だけで、昨年2020年は15試合に登板したものの、6勝7敗、防御率3.60とパッとしない成績でありました。実力はあるものの、今一つブレイクスルーできていない印象がある投手ですので、毎年安定して二桁勝利を収められるようなスター投手になってもらえたらと思います。

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中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)小笠原慎之介(おがさわらしんのすけ)投手が開幕3戦目

中日ドラゴンズの3戦目の先発は小笠原慎之介(おがさわらしんのすけ)投手だと思います。1戦目、2戦目と右投手が続いているので、この辺りで左投手を挟んでくるはずです。

小笠原慎之介(おがさわらしんのすけ)投手と言えば、私が印象に残っているのは彼の高校時代の活躍です。神奈川の東海大相模の出身で、エースとして3年生の夏の甲子園では、我らが宮城県の仙台育英高校を倒して全国制覇を成し遂げています。

東北勢として初めての優勝を楽しみにテレビを見ていたのですが、その淡い夢を打ち砕かれた対戦相手だったので、とても鮮明に決勝の試合を覚えています。小笠原慎之介(おがさわらしんのすけ)投手は、高校時代から150キロ以上のストレートを投げていて、最後は個の力としての自力の差が出たなと感じた次第でした。

そんなスゴイ投手も、プロに入ってからはだいぶ苦戦している印象です。2015年にドラフト1位で入団してから6年目になりますが、シーズンを通して未だ二桁勝利を収められたことはなく、昨年は4試合に登板して1勝3敗、防御率7.11という成績でありました。

背番号「11」というエースナンバーを背負っているものの、そろそろ先発投手として1人前と言えるような結果を出さないと厳しい立場に追い込まれてしまうと思います。ご本人が一番よく理解しているでしょうし、今シーズンは断固たる決意で臨むと思いますので、ぜひ注目していきたいと思います。

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中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)大野雄大(おおのゆうだい)投手が開幕第4戦目の先発、2カード目の先陣へ

中日ドラゴンズの開幕4戦目、2カード目の先陣を切るのはエースの大野雄大投手です。満を持してではありませんが、強敵巨人の出鼻を挫くには持ってこいの投手でしょう。

本拠地バンテリンドーム(ナゴヤドーム)での相性もいいようですので、この辺りも計算して中日の首脳陣は起用しているのでしょうね。

大野雄大投手の何がスゴイかというと、私はズバリ完投力だと思っています。前述したように昨シーズンは20試合登板、11勝の内10完投を成し遂げています。近年の先発、中継ぎ、抑えという分業制野球の中で、先発投手の完封完投を見る機会がめっきり減っている中、大野雄大投手は一人で投げ切るという昔ながらのスタイルで、しかも結果を残しています。

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私は、本来先発投手というのは、大野雄大のように完封完投を目指すべきだと思っていますが、最近の先発投手陣はどのチームも5回、6回まで投げればいいやという雰囲気を感じざるを得ません。

これは、中継ぎや抑え投手にとってはものすごく負担になりますし、年間50~60試合投げている各球団の中継ぎや抑えの投手たちが、毎年のように故障で離脱していくのを見ていると、これは先発投手の責任なのではないかなぁと思ったりする次第です。

とは言え、単純に先発投手が長いイニングを投げられるスタミナをつければいいという問題ではなく、しっかりゲームメイクしながら、最少失点でチームが勝っていけるようなピッチングをしないと早々交代させられてしまうわけですから、毎回抑えている大野雄大投手には脱帽です。

本当に、最近で長いイニングを投げられる投手というのは、大野雄大と巨人の菅野智之くらいですかね。今年もこの2人のハイレベルな争いにも着目していきたいと思います。



中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)勝野昌慶(かつのあきよし)

中日ドラゴンズの5戦目の先発は、勝野昌慶(かつのあきよし)投手です。2018年ドラフト3位で三菱重工名古屋から入団している23歳です。昨シーズンは13試合に登板して、4勝5敗、防御率3.88の成績でした。

今年度に入ってからのオープン戦では、3試合11イニングに登板して、失点14、防御率10点台とピリッとしない成績ではありましたが、何とか先発ローテーションに入りはしましたが、当然これからの結果次第ではすぐにローテーションから外れる可能性も十分にあり得ますので、まずは1試合1試合で結果を残していくのみだと思います。ぜひ、今年は飛躍の年にしてもらいたいと思います。



中日ドラゴンズの先発ローテーション予想(2021年)松葉貴大(まつばたかひろ)投手が第6戦目の先発

中日ドラゴンズの6戦目、最後の先発ローテーションの枠を獲得したのは松葉貴大(まつばたかひろ)投手です。名前を聞いて、パリーグのオリックス選手では?と思った方もいると思いますが、2019年の6月に交換トレードで中日に移籍してきた左腕です。

松葉投手も30歳の中堅、ベテラン組に差し掛かってきましたので、せっかく先発ローテーションというチャンスを掴んだわけですから、ここらで一発成績を残しておきたいところですね。貴重な左腕でありますから、首脳陣の期待も大きいことと思います。

以上が、中日ドラゴンズの2021年の先発ローテーション予想になります。中日には、先発陣の他にも、中継ぎや抑えの救援陣として又吉克樹や谷元圭介、福敬登、祖父江大輔、鈴木博志、藤嶋健人などなどのメンバーも控えていますので頼もしいですね。

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今年もAクラス入り、さらには優勝を目指す中日ドラゴンズの活躍が楽しみであります。

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