三浦大輔監督(横浜DeNAベイスターズ)コーチ陣、スタッフとの絆
現在、横浜DeNAベイスターズの監督といえばハマの番長こと三浦大輔監督ですね。
ベイスターズのレジェンドとも言える選手であり、そんな三浦監督が胴上げをされるのを見てみたいと願っているファンは多いでしょう。
逆に新規のファンでは三浦監督の凄さがいまいちピンと来ていないことがあるかもしれません。
三浦大輔監督の出身、経歴、プロフィールと通算成績を紹介
三浦大輔監督は長くベイスターズのエースとして活躍をしていました。
決して強豪チームとはいえないベイスターズの中で、黙々と勝利のために投げ続ける当時の三浦投手に感動をしたファンは多いです。
そんなカリスマ的な人気を誇る三浦大輔監督ですがまずはプロフィールを紹介しましょう。
名前:三浦大輔
生年月日:1973年12月25日
出身:奈良県橿原市
身長/体重:183cm/88g
投球/打席:右投/右打
ポジション:投手
所属:高田商業高校→横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズ→横浜DeNAベイスターズ
三浦大輔監督ですが横浜一筋の印象から横浜出身と勘違いしているかもしれませんが、出身は奈良県で関西人です。
そして、後述するリーゼントヘアーへのこだわりからヤンキーのような学生だと思われますが、実家は花屋でクリスマス生まれとロマンチックな出自となっています。
出身校である高田商業は公立の高校であり、決して強豪校ではありません。
そのような中、三浦大輔監督はエースとして活躍し、1991年に当時の横浜大洋ホエールズに入団します。
その後は1993年にプロ初勝利を挙げると、1994年には二桁勝利を記録。
1998年には横浜ベイスターズ日本一の原動力となり、まさにピッチャーとしてチームの柱になりました。
ちなみに現役生活は24年間であり前身の大洋ホエールズ、横浜ベイスターズから現在の横浜DeNAベイズターズまで所属した唯一の選手となっています。
三浦大輔監督ですがその中での通算成績としては172勝184敗です。
負け越しをしているのでは?と思う人もいるかもしれませんが、まずこれだけ勝ち負けがついていることがすごいんです。
そして、所属をしているのは弱小のベイスターズ。
はっきり言って強豪のチームであったら200勝は余裕だったとよく言われます。
ですがそれでも三浦大輔監督は「自分は横浜の三浦、これだけ成績を残せたのはベイスターズだったから」とインタビューでも答えています。
このようなベイスターズ愛を貫く姿勢がファンかも人気となっているのですね。
その他にも記録で言えば、以下のようなものもあります。
連続シーズン勝利 23年 NPBタイ記録
連続シーズン安打 24年 NPB歴代4位
連続シーズン二桁先発 21年 NPB歴代1位
NPB記録を多く持っているほか、ベイスターズの投手系の球団記録になると大抵三浦大輔監督でありそれだけ大レジェンドの選手となっています。
三浦大輔監督のリーゼントへのこだわり、経歴
そんな三浦大輔監督ですが現役時代から一貫としてリーゼントヘアーです。
その他、三浦大輔監督は馬主でもあるのですが、リーゼントロックやリーゼントブルースなど冠名に「リーゼント」が付くなど、かなりのこだわりです。
これは自身が大好きな歌手の矢沢永吉さんやエルビス・プレスリーに憧れてだそうです。
ただ入団当初は首脳陣からの心証が悪く罰金を支払われされることになったそうです。
それでも三浦大輔監督は罰金を払い、リーゼントにこだわり、実力で文句が言えないようにしました。
このリーゼントからハマの番長というニックネームも付いていますし、プロ野球ではこのようなキャラクター性も非常に大事ですね。
三浦大輔監督とコーチ陣、スタッフとの絆について
そんな三浦大輔監督は2021年から横浜DeNAベイスターズの監督を務めています。
しかし、就任初年は6年ぶりの最下位になってしまいます。
そこで行われたのがコーチ陣の大幅な入れ替わりでした。
2022年には新たなコーチ陣として石井琢朗氏、斎藤隆氏、鈴木尚典氏、相川亮二氏がコーチとして入閣をしました。
特に石井琢朗コーチ、斎藤隆コーチ、鈴木尚典コーチは1998年ベイスターズ優勝時の中心選手であり、ファンは大いに喜びました。
実はどの選手もベイスターズの中心選手であったにも関わらず、当時のフロントと反りが合わず満足に引退ができなかったり他球団に移籍をしたりと確執がありました。
特に石井琢朗コーチは現役時代は晩年に広島東洋カープに移籍。
そこからコーチとして広島三連覇に貢献、その後に在籍したヤクルトや巨人でも手腕は大きく評価されていました。
そんな石井コーチが横浜に戻ってきたというのはファンにとっても大きなニュースでした。
これらの復帰にはやはり三浦大輔監督の人望によるものが大きいです。
最下位に沈んでいたベイスターズを救うために、三浦大輔監督が困っているならと、レジェンドOBが帰ってきたのは胸が熱いですね。
実際、レジェンドコーチが帰ってきたベイスターズは2022年後半に大きな巻き返しにより結果的にはシーズン2位となりました。
そして、2023年こそ優勝とシーズンに臨みましたが、結果は残念ながら阪神タイガースが優勝。
ただ横浜DeNAベイスターズはCSが残っておりますし、CSにもかなり有利な位置にいます。
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