笹川吉康の査定評価、年俸、背番号は？ドラフト・ソフトバンク2位

笹川吉康の査定評価、年俸、背番号は？ドラフト・ソフトバンク2位

今回は2020年ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受けた横浜商業高校の笹川吉康選手についてです。

フルスイングが持ち味の大型外野手です。190cm超えの長身選手で、巷ではギータ２世と呼ばれたりもしています。確かにソフトバンクの柳田悠岐と似たタイプの選手ですね。

ちなみに、高校では投手兼任外野手として、140キロ近くの速球を投げる投手でもあります。ソフトバンクは野手としての指名です。

福岡ソフトバンクにドラフト2位で指名された笹川吉康外野手（18）＝横浜商高＝が28日、横浜市内のホテルで入団交渉して契約金6000万円、年俸600万円、背番号は44で合意した。

パリーグは、投手で言えば剛速球タイプ、最低でも150キロを投げるようなピッチャーが多くおり、バッターで言えばフルスイングタイプのバッターがたくさんいます。技術というよりもそもそものポテンシャルの高さ、力勝負ができる選手が多くいると言われています。

2020年の日本シリーズで、巨人が4連敗であっけなく大敗した際にも、パ高セ低というように、なぜパリーグが強くセリーグが弱いのかという議論が繰り広げられました。

理由の1つに挙げられたのは、パワー・速球で真っ向勝負するパリーグと、技術やテクニックでかわす勝負をするセリーグの違いということを言っていた解説者が多々見受けられました。

今回ご紹介している笹川吉康は、まさにその典型的な選手でして、まだまだ粗削りなところがたくさんあるのですが、この素材を伸ばしていったらとんでもないスケールのスラッガーになるなという期待が持てます。

笹川吉康を高年俸の上位で指名したソフトバンクは2020年のドラフトで投手をほとんど獲っていない！？しかもほとんどが高校生！

笹川吉康を調べるにあたり、今一度2020年にソフトバンクが指名した選手一覧を見ていたのですが、驚いたことに今回は計5人の指名中4人が野手、1人が投手、しかも5人全員が高校生ということに気づきました。これはドラフトの中では珍しいことです。

ドラフト2020年ソフトバンク指名選手

１位　井上朋也（内野手）花咲徳栄

２位　笹川吉康（外野手）横浜商業

３位　牧原巧汰（捕手）日大藤沢

４位　川原田純平（内野手）青森山田

５位　田上奏大（投手）履正社

どいうことかと言うと、ソフトバンクは社会人や大学生の即戦力選手を獲りにいっていないということであり、チームとしての余裕の表れでもあると思います。

✳︎厳密には、1位指名で近畿大学の佐藤輝明を獲りに行って抽選で外れたため、結果論的なところがあるのかもしれませんが、ここでは一旦置いておくこととします。

なぜなら、ソフトバンクは非常に選手層が厚く、既に十分な戦力が整っているから短期目線での即戦力ではなく、中長期目線で高校生を育てる時間があるということです。

特に、他の球団がこぞって上位指名にいく投手には目もくれず、上位で野手を指名していった点がさらに驚きですよね。

そらができるのも、ソフトバンクは球界NO.1の投手王国であり、1軍で登板するピッチャーのほとんどが150キロ以上を投げる投手ばかりが揃っているからでしょう。

ソフトバンクでは中継ぎ投げている投手でも、他球団に行ったら先発や抑えになるんじゃないかと思うほどであり、二軍にいる投手でも他球団では即一軍レベルだと思います。良いピッチャーが無尽蔵に出てくるイメージですね。

また、野手を中心に指名していった理由としては、既にソフトバンクは5年後、10年後のチーム作りを見据えていると思いました。

現在の主力である松田宣浩、柳田悠岐、中村晃、今宮健太、甲斐拓也は若手というよりも堅、ベテランに差し掛かり始めた選手なわけです。今後の故障だって考えられます。

そんな中、ソフトバンクは既に世代交代を見据えた準備を始めており、野手4名、投手1名という配分からもわかるように内野手、外野手の育成に重きを置いていることが見て取れます。

先々を見据えた常勝軍団を築こうとしているんでしょうね。本当にすごいチームだと思いました。そりゃ強いわけですよね。

 目指せ億超え高額年俸！笹川吉康はミャンマー人のハーフ？中学時代、高校時代の成績は？

笹川吉康（ささがわよしやす）。2002年5月31日生まれ18歳。神奈川県出身。身長193cm、体重86kg。左投げ左打ちの外野手。小学生から野球を始めてリトルリーグ、中学ではリトルシニアのチームに所属。高校は横浜商業高校に進学して1年生の夏からベンチ入りし、試合にも出場して活躍。甲子園経験はなし。

笹川吉康は、お父さんがミャンマー人で、お母さんが日本人のハーフです。顔を拝見した限り、パッと見でハーフとは分かりませんが、言われればそうかなぁと思ったりもした次第です。

ミャンマーからの血を受け継いでこれだけ大きくなったのですかね。（あんまりミャンマー人が大きいという印象はないのですが。。。）

育成がうまくいけば、年俸が億を超えするようなビックなプレーヤーになってくれそうですね。非常に楽しみな選手です！！

高年俸ドラフト2位の笹川吉康にまさかの故障アクシデント！？新人合同自主トレーニング中に左足指骨折？

笹川吉康ですが、現在オフシーズンに行われている新人合同自主トレ中に、左足指骨折の骨折をしてしまったようです。

せっかくプロの門を叩き「さぁ、やるぞ！！」という気持ちでいたでしょうから、笹川吉康にとっては非常に残念なことでしょう。

この時期ですから、まだそんなに激しいメニュー行っていないと思うのですが、特に緊張気味のスーパールーキーたちにとっては、力みであったり、環境への対応ができていない中での不遇のアクシデントだったのかもしれません。早期の回復を期待したいですね。