巨人打線2021カジサカマルの誕生?梶谷隆幸の加入で強力上位打線

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巨人打線2021カジサカマルの誕生?梶谷隆幸の加入で強力上位打線

今回は2021年シーズン開幕に向けた巨人打線についてです。2020年オフに横浜DeNAからFA移籍してきた梶谷隆幸がいるため上位打線の迫力が増してくる可能性がありますね。巷では上位打線の1番:梶谷隆幸、2番:坂本勇人、3番:丸佳浩の頭読みを取って「カジサカマル」と呼ばれたりもしています。

先日の2月22日に行われた紅白戦では、早速この「カジサカマル」打線が形成されておりました。この強力な1番から3番に加えて、4番に岡本和真が控えているわけですから本当に破壊力抜群の打線ですね。

昔の送りバントや繋ぐバッティングが求められる2番というイメージから、すっかり様変わりして「2番最強説」と言われるほど、近代野球では長距離も打てる好打者を2番に据えるチームが増えてきました。私個人としては、坂本勇人の2番はあまり好きではありませんが、右左のジグザグ打線を組むとなると坂本勇人の2番起用は致し方ないことなのかもしれませんね。

昨年は首位打者タイトルこそ獲り損ねたものの、打率3割でリーグ2位の成績を残した梶谷隆幸の加入インパクトは大きいでしょう。1番から3番まで長打力を持っているため、この3人だけで得点を取れてしまいそうな打線ですよね。

仮にこの3人で点を取れなくても、ランナーを溜めた状態で4番の岡本和真に回し、走者一掃してもらうという理想的な形ができます。

昨年のセリーグ覇者が、より一層の攻撃力を増して臨む2021年は、実に楽しみなシーズンになりそうですね。ただ、巨人の独走だけではセリーグ自体の盛り上がりに欠けてしまうので、他球団にもぜひ頑張ってもらいたいと思います。



 

新巨人打線2021でカジサカマル以外の若手の台頭はなし?外野手の残る一枠は誰が獲るのか?

横浜DeNAからFA移籍してきた梶谷隆幸選手の加入により、センターは丸佳浩、ライトが梶谷隆幸でほぼ確定したと言ってよいでしょう。実質的に外野手の残り1枠(レフト)のポジションを誰が獲得するのかがポイントになります。

まだベールを脱いでおりませんが、新外国人のエリック・テームズという外野手もまもなくチームに合流してきます。メジャーリーグ経験者で、シーズン最多本塁打は30本以上というシーズンを越えた年もあった長距離砲のスラッガーです。

日本プロ野球に適応できるか、どれくらい活躍するかは未知数でありますが、仮に4番の岡本和真の後ろの5番をこのエリック・テームズに任せるとなると、若手が活躍できる場がなくなってしまいます。そうならないためにも、若手は今行われている紅白戦や練習試合、3月から始まるオープン戦で圧倒的な結果を残してアピールしなければなりませんね。

特に、昨年2020年シーズンで86試合に出場し、レギュラーを掴みかけていた松原聖弥選手などは、死に物狂いでこのレフトのポジションを獲りにいかなければならないと思います。そうでないと、また来年以降で新たなFA選手やドラフトルーキーがいつ入ってくるかもわかりませんから、獲れる時に獲り切るというのがプロ野球選手として鉄則でしょう。

つけ入る隙が全くないかというと、そうでもありません。FA移籍で加入した梶谷隆幸選手は、攻撃力が高いというメリットがありつつも、故障しがちであるというデメリットも抱えています。ここ直近5年間のうち2018年、2019年の出場は41試合とフルシーズン戦えていない状況でした。

もちろん、フル出場すればそれなりの成績を残してくれるとは思いますが、チームとしては梶谷隆幸が故障欠場した場合の隙をつく準備をしておく必要があるでしょう。松原聖弥の他の若手にとっても、仮に梶谷隆幸が戦線離脱で抜けることになれば出場機会のチャンスとなりますから、絶好のアピールの場になることは間違いないでしょう。



 

新巨人打線2021でカジサカマル以外にも新外国人のジャスティン・スモーク内野手が活躍するか?

先ほどは外野手の助っ人外国人、エリック・テームズの話をしましたが、新たに内野手にも外国人の助っ人の獲得が決まっています。

名前はジャスティン・スモーク。メジャー通算196本塁打を誇る長距離ヒッターであり、しかも右左の両打ができるスイッチヒッターという優れも者です。

ただし、守備の面では左投ということからファーストのポジション限定での起用になると思われます。ライバルになってくるのは昨年100試合に出場した中島宏之でしょうか。仮にジャスティン・スモークが打線に入るとなると、エリック・テームズと同様に5番、6番の打順になるのではないかと思います。

(ジャスティン・スモーク、エリック・テームズが入ったと仮定した場合の打順)
1 梶谷隆幸(ライト)
2 坂本勇人(ショート)
3 丸佳浩(センター)
4 岡本和真(サード)
5 ジャスティン・スモーク(レフト)
6 エリック・テームズ(ファースト)
7 大城卓三(キャッチャー)
8 吉川尚輝(セカンド)
9 (ピッチャー)

この外国人2人がどのくらい活躍するかは未知ですが、かなりの重量打線になりますね笑。私個人としては、あまり好きな打線ではないですかね。もう少し軽量化して、スピード感のある打線にしてもらいたいというのが正直なところです。やはり、守備のことも踏まえて仙台育英出身の松原聖弥に頑張ってもらうしかないですね。



 

新巨人打線2021でカジサカマル以外にも秋広優人内野手の加入、活躍はあるか?開幕一軍、開幕スタメン入りの可能性は?

2021年の巨人の春季キャンプで一番の話題はやはり何と言っても秋広優人の台頭ではないでしょうか。2020年ドラフト5位指名ながらも、身長2m超えの恵まれた体格と長打力を活かした打撃で、キャンプ中の紅白戦、練習試合で結果を残し続けている期待のルーキーです。

私個人としては、外国人やベテランの中島宏之ではなく、この秋広優人にレギュラーを掴んでもらいたいと思っています。非常に将来が楽しみな選手であり、持っている潜在能力のスケールから言うとメジャーリーガーになり得る可能性すらあると思っています。

これから始まるオープン戦での結果次第ではありますが、開幕一軍はもちろんのこと、原辰徳監督なら結果さえ残していれば開幕スタメンとして起用してくるのではないかと思っています。

(若手混合した場合の打順)
1 梶谷隆幸(ライト)
2 坂本勇人(ショート)
3 丸佳浩(センター)
4 岡本和真(サード)
5 大城卓三(キャッチャー)
6 松原聖弥(レフト)
7 秋広優人(ファースト)
8 吉川尚輝(セカンド)
9 (ピッチャー)

仮にではありますが、秋広優人が開幕スタメンの座を掴むことになると、巨人では王貞治さん依頼の62年ぶりの快挙となるようです。もはや、昔過ぎて凄さがよく分からないですね笑。あの松井秀喜や坂本勇人ですら成し得ていない偉業ですから、高卒ルーキーで開幕スタメンを勝ち得ることがどれほど大変なことかがよく分かります。

しかし、この高い壁を越えるだけの潜在能力とスター性が秋広優人選手にはあると思うので、ぜひとも成し遂げてもらいたいと思います。

以上、今回は2021年の巨人の新打線についての情報でした。



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