宮城大弥の年俸、査定評価、背番号は?オリックス2019年ドラフト1位
今回は、オリックス期待の若手である宮城大弥(みやぎひろや)投手についてです。
2019年ドラフト1位で入団し、2年目のシーズンを迎える宮城大弥(みやぎひろや)投手ですが、今シーズン2021年で大ブレイクしそうな雰囲気が出始めているイチオシ投手です。最速153キロ、アベレージ140キロ台の左腕ですが、特に球のキレと変化球の質、そしてコントロールが素晴らしいピッチャーです。
【入団時の契約金、年俸、背番号】
契約金8000万円、年俸770万円、背番号13
宮城大弥(みやぎひろや)は、ドラフト1位指名ではありますが、2019年のオリックスは2回抽選を外した上で、宮城大弥(みやぎひろや)を指名したことと、高卒という点も考慮されてか契約金、年俸はそれ程高い金額ではありませんでした。それでも、高校生で1位されるだけあって、球団からの評価は非常に高い投手だったと言われています。
※オリックスが2019年ドラフトで最初に1位指名した選手は現在中日の石川昂弥、外れ1位指名したのは現在日本ハムの河野竜生です。
【2020年の契約更改】
・年俸870万円(+100万円)
2020年オフの契約更改では、+100万円の年俸870万円でサインしており、球団からはさらに2021年の活躍が期待されているところであります。
宮城大弥(みやぎひろや)投手の年俸、成績予想2021年を、オリックス2019年ドラフトの実力は?
【2020年シーズン成績】
(1軍成績):3試合登板、1勝1敗、防御率3.94
(2軍成績):13試合登板、6勝2敗、防御率2.72
プロに入って1年目の昨シーズンは、1軍でも3試合に登板し、このうち1試合でプロ初勝利を上げています。高卒1年目としては上出来でしょうし、このあたりを評価して球団も年俸+100万円が加算されたのだと思います。
昨シーズンの主戦場は、二軍でありました。こちらでは安定感ある成績を残していたと思います。その成果もあって、シーズン終盤からは一軍での登板機会を貰えたのだと思います。
13試合に投げて6勝というのは素晴らしいですし、何より防御率2.72というのも好成績に入ると思います。(ちなみに、6勝というのは二軍・リーグトップタイの成績でした。)
高卒ルーキーのピッチャーが出てくるのには、3年くらいかかると言われていますが、宮城大弥(みやぎひろや)はもっと早く芽が出てくることを感じさせる、そんな2020年の成績だったと思います。
宮城大弥(みやぎひろや)投手の年俸、2021年シーズン成績予想とオリックスの先発ローテーション入りは?
ズバリ、私の勝手な宮城大弥(みやぎひろや)の2021年シーズンの成績予想はこちら。
21試合登板、14勝5敗、防御率2.10
少し高めのハードル設定とした成績予想でありますが、宮城大弥(みやぎひろや)は、このくらいやりそうな気がしています。まずは、開幕から先発ローテーション入りを果たして登板していくでしょう。
故障さえなければ、1年間を通してしっかりローテーションを守り切る力はあるピッチャーだと思います。そして、二桁勝利くらいの勝ち星を上げる可能性があると思っています。私は宮城大弥(みやぎひろや)投手が新人王のタイトルを獲得すると予想しています。
【新人王タイトル予想(パリーグ編)の記事はこちら】
【2021年オープン戦成績】
・2試合登板、10イニング、防御率0.90、自責点1、奪三振7
ここまでのオープン戦での成績を見てみても、ほぼ完璧と言っていい内容の投球をしています。観戦していて高卒2年目の19歳の投手とは思えないほどの安定感を示しています。恐らく首脳陣からの信頼度も高いのではないでしょうか。
とは言え、まだ高卒2年目のシーズンであるため、1年間を先発ローテーションで投げ切るだけの体力が備わっていないであろう部分を差し引き、二桁勝利まではギリギリ届かない予想にした次第です。宮城大弥自身が勢いに乗ったり、チーム状態が上向いてきた場合は二桁勝利も見えてくるでしょう。
宮城大弥(みやぎひろや)の経歴、出身からの査定評価、中学時代、興南高校時代の成績は?年俸、名前の読み方は?甲子園は?
宮城大弥(みやぎひろや)。2001年8月25日生まれ、19歳。沖縄県出身。身長171cm、83kg。左投左打。小学生の時から野球を始め、中学は沖縄県のリトルシニアのチームに所属。日本代表にも選出されている。
高校は、地元沖縄の興南高校に進学。1年生からベンチ入りを果たし、1年生、2年生の夏に甲子園出場。高校3年生の時には日本代表にも選出されている。
身長171cmと決して大きな体ではないにも関わらず、高校生の時には140キロ後半だったストレートが、プロに入ってからはMAX153キロまで球速をアップさせてきました。高校時代から球速以上にボールのキレがあるタイプの投手であるため、バッターにとっては中々ボールを捕らえにくいピッチャーだと思います。
中学時代から日本代表に選出されるほどの実力者だったわけですから、持って生まれた資質が並みではないですね。もちろん、後天的な本人の努力もあるとは思いますが、まだまだ伸びしろを感じる19歳の投手です。
宮城大弥(みやぎひろや)投手の年俸、査定評価、球速の最速、変化球の球種、投球フォームは?
宮城大弥(みやぎひろや)の最速は153キロ、球種はストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク。
宮城大弥(みやぎひろや)の一番の特徴は、キレのある力強いストレートと、こちらも切れ味抜群のスライダーでしょう。オープン戦を見ていても、セリーグの各バッターが見事に空振りを奪われているシーンを多々見かけました。それくらい、スライダーのキレは抜群でしたし、そのスライダーを活かすためのストレートの走りも上々でした。
また、制球力も抜群でしっかりコースに投げ分けられていましたし、投球フォームがしっかり安定していたため、大崩れしなさそうな雰囲気を感じました。高卒ルーキーの勢いだけではなく、しっかりとした実力が備わっている印象です。
2021年のオリックスの先発投手陣の層は一気に厚くなってきたような気がしています。ダブルエースの山本由伸、山岡泰輔を軸に、田嶋大樹、そして新たに移籍してきたベテランの能見篤史も加わり、この宮城大弥(みやぎひろや)の台頭もあるわけですから、非常に楽しみなシーズンになると予想しています。
山本由伸、山岡泰輔、田嶋大樹、宮城大弥(みやぎひろや)の4人でそれぞれ二桁勝利を上げるようなことがあると、一気に優勝争い候補にも名乗りを上げてくるチームになるでしょう。
投手だけではなく、野手の方も紅林弘太郎、太田椋という若手の2人が二遊間のレギュラーを奪取しそうな動向になってきましたので、投打ともに若手の急成長がピタリとハマるようだと、今年のオリックスはAクラス入りも期待できそうですね。
【紅林弘太郎の詳細はこちら】
【太田椋の詳細はこちら】
以上、今回はオリックス期待のルーキー宮城大弥(みやぎひろや)についてでした。
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