森敬斗(もりけいと)守備率は?横浜DeNAベイスターズのショートレギュラーと年俸

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森敬斗(もりけいと)内野手の守備率は?横浜DeNAベイスターズのショートレギュラー2021年の成績予想と年俸

今回は横浜DeNAベイスターズの内野手である森敬斗(もりけいと)選手についてです。2021年は後半戦からショートのレギュラー候補として一軍に定着しつつあり、今後益々の活躍が期待される19歳です。

【森敬斗の年俸、契約金】

年俸:1,000万円、契約金:1億円

2019年ドラフト1位指名で横浜DeNAに入団し、高卒ルーキーながら将来のレギュラー・ショートとして期待されている選手です。走攻守の三拍子揃った内野手であり、打順としても将来は1、2番を任せられる逸材だと思います。

【森敬斗の打撃成績】

2020年 8試合出場、打率.250

2021年 34試合出場、打率.182、打点4、盗塁4

1年目のシーズンとなった2020年は、ほとんど一軍の試合に出場する機会はありませんでしたが、

2年目となった2021年シーズンでは、出場試合数が10月時点で34試合と格段に伸びており、徐々にではありますが頭角を現し始めております。

持ち前の俊足を生かした盗塁も4つほど決めており期待が持てます。しかし、肝心の打撃はというと打率1割台とあまり存在感を見せられていないのが実状です。

下位に低迷する横浜DeNAベイスターズの中で、後半戦から出場機会を与えて貰っていた森敬斗ではありますが、イマイチそのチャンスを生かし切れていないというところでしょうか。やはり内野手として安定して打つことができなければレギュラーの座を掴むことはできません。

とは言え、守備では数値で見ても高い成績を残しています。

【森敬斗の守備成績】

2021年 22試合出場、守備率.963、刺殺22、補殺55、失策3、併殺15

守備カウントされる試合数が22試合とサンプルが少ないため参考値でしかありませんが、プロの1軍の世界でショートを守り、守備率.963は大したものだと思っていました。

私が森敬斗の守備を見た中で一番のインパクトは、やはり何と言ってもあの強肩です。三遊間の深い位置からでも伸びのある剛速球でファーストに投げ込まれるスローイングは、プロの中でもトップ10に入るのではないでしょうか。また、その俊敏性から生まれる広い守備範囲も魅力の一つであります。

これで打撃も安定して2割後半から3割近くまで打つようになれば文句なしで正遊撃手のレギュラーとなれるのですが、プロの世界は中々あまくないですね。



森敬斗と争う横浜DeNAのショート(遊撃手)の熾烈なレギュラー争いは?大和、倉本、柴田など

横浜DeNAには実績を積んでいる名の知れた選手がたくさんいます。特に森敬斗とショートのレギュラーを争うライバルには、大和、倉本寿彦、柴田竜拓が挙げられます。

特に大和、柴田竜拓については、守備のスペシャリストであり、守備の安定感で言えばこの2人の方が、経験という観点で言えば森敬斗より少し上と言っても過言ではないかもしれません。

もちろん、若さであったり、強肩、守備範囲などの基本的スペックで言えば、森敬斗に軍配が上がるのですが、安定感や実績で言えば前述の2人の方に分があります。三浦大輔監督も起用法には頭を悩ませていたのではないでしょうか。

倉本寿彦については、守備では劣るものの勝負強いバッティングは健在であり、打撃面だけでの比較であれば森敬斗よりも技術、実績共に上回っている選手だと思います。

以上からも分かるよに、後半戦に入り、チームの優勝がほぼ絶命的となり、若手に経験を積ませるという観点で途中から森敬斗を積極起用し始めたと考えるのも一理あると思われます。逆に言えば、チームが優勝争いをしている中で、ショートで森敬斗を起用できたかというと現在の成績から考えても疑問符がつくところでしょう。

森敬斗にとっては、やはり実力で圧倒的にレギュラーの座を掴まなければならないのだろうと私は考えています。



森敬斗の多な経歴、出身、身長と中学時代、高校時代の成績と横浜DeNAベイスターズ入団までの道のり

森敬斗(もりけいと)。2002年1月28日生まれ、19歳。静岡県出身。身長175cm、体重75kg。右投げ左打ち、内野手。小学校時代から野球を始め、中学ではリトルシニアのチームに所属。

高校は神奈川県の桐蔭学園に進学し、2年生の新チームからはキャプテンを務めた。3年生の時の春の選抜甲子園に出場。夏の甲子園出場は叶わなかったものの、U-18の日本代表にも選出された。

175cmと小柄な身長ながらも、高卒でプロから1位指名を受けるほどの逸材であり、高校時代からプロのスカウトが熱視線を送っていた選手でした。運動神経能力が高く、非常にバランスの取れた内野手だと思います。

長打こそは期待できないかもしれませんが、単打などで出塁し、盗塁をからめた機動力あるリードオフマンになれる好打者タイプだと私は思います。頻繁に甲子園に出て着目されていた選手というわけではありませんが、横浜DeNAはいいところに目をつけたと思います。

前述した大和、倉本、柴田ともに中堅~ベテランに差し掛かった選手でありますので、そろそろ若手のレギュラー候補を育て上げなければならないという球団の危機感もあったのかもしれません。強肩からも連想できるように、将来的にはソフトバンクホークスの今宮選手みたいなタイプになり得る可能性すら感じます。

いや、守備だけに関していえば森敬斗の方が上かもしれませんね。今宮は、高校までピッチャーであったことを考えると、内野手専属で育ってきた森敬斗の守備の安定感の方が素質として勝っているのではないでしょうか。

以上、今回は2019年ドラフト1位で横浜DeNAに入団し、将来のショートのレギュラー候補として期待されている森敬斗選手についてでした。



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