立浪和義・新監督が就任する中日ドラゴンズの組閣、成績予想2022年

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立浪和義・新監督が就任する中日ドラゴンズの組閣、成績予想2022年

立浪和義監督が就任する中日ドラゴンズの順位予想ズバリ、私は来年2022年シーズンにおいて中日の順位予想は3位以内のAなるのではないかと見ています。

総合戦力も不明な所ではありますが、首脳陣が立浪監督体制になることで、間違いなく攻撃陣の底上げと戦力アップが実現されると見ています。元々の投手力には定評のあるチームですから、攻撃カが改善されることでチーム順位は飛躍的に上がることが予想されます。

今回は中日ドラゴンズの新監督に就任予定の立浪和義についてです。言わずと知れたミスタードラゴンズの名手であり、2000本安打を達成し、名球会入りを果たしている、まさにレジェンド選手です。

監督の経験こそありませんが、WBC日本代表のコーチを務めたり、今シーズンも開幕前のキャンプでは中日ドラゴンズの臨時コーチとして選手の打撃指導を行うなど、指導力には元々定評がありました。また、その明るい性格とすばらしい過去実績、選手からの信頼も厚い人物ですので監督には持って来いの人選と言えます。

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さらには、ミスタードラゴンズと言われる程ですから、中日ドラゴンズ一筋の純潔を貫き通し、ドラゴンズファンからの支持も高い監督であります。兼ねてからドラゴンズファンの中では監督就任を望む声が多数上がっていました。

立浪和義が引退して12年の月日が流れましたが、ここにきてようやく順番が回ってきたというところでしょう。立浪良本人のコメントや近しい関係者の証言を基引退後に立浪のもとには複数の球団からコーチ就任の要請があったようです。

それでも立浪自身は、いつかドラゴンズの監督をやる日が来ることを待ち望み、その要請を断り続けていたみたいですね。まさにドラゴンズ愛を貫き通した、ミスタードラゴンズと言える人物でしょう。



立浪和義監督の主な経歴と出身、高校時代プロフィールと組閣、成績予想について

立浪和義(たつなみかずよし)。1969年8月19日生まれ、52歳。大阪府出身。身長173cm、体重70kg。右投げ左打ち、内野手。

小学生時代から野球を始め、リトルリーグのチームで硬式からスタートしている。

高校は、大阪のPL学園に進学。当時1年生から大活躍して甲子園を沸かせた桑田、清原のKKコンビに憧れて同高校への進学を決意。桑田、清原が3年生の時に入学。立浪の同級生には、片岡篤史、野村弘樹、橋本清など後で活躍選手がズラリと並んでいた。

2年生の春の選抜甲子園に出場するも1回戦で敗退。しかし、3年生の学年になると立浪はキャプテンとなってチームを牽引し、春の選抜、夏の甲子園と連覇を達成しPL最強時代を復活させる立役者となった。

体は小さいものの、類い稀な運動神経と野球センスでPL学園では中心人物として活躍しました。高校時代の春夏連覇で一躍、全国区の選手として名前が広がりプロの世界へと進むこととなりました。

清原和博の過去のインタビュー記事にもありましたが、立浪のバッティングセンスは1年生の頃から際立つものがあり、練習でフリー打撃を見る中でも1年生の中で一際目立つ存在だったようです。

また先輩に対しての目配り、気配りも完壁と言っていいほど出来た後輩だったようで、清原だけでなく桑田からも抜け目のない後輩として評価されています。同級生からも一目置かれる存在であり、プロ野球界に4人が進むという実力者&個性は揃いのメンバーの中でもキャプテンとしてチームをまとめ上げていた立浪のキャプテンシーというか、統率力カが高校時代からあったようです。

高校卒業は、ドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団し、プロ1年目からショートのレギュラーとして110試合に出場。高卒1年目で開幕スタメンという偉業は未だセリーグでは立浪和義ただ一人であります。

それだけでなく、立浪和義はゴールデングラブ賞、新人王まで獲得する活躍を見せました。高卒1年目で開幕スタメンということだけでも大変な偉業でありますが、高卒1年目でショート(遊撃手)のポジションでゴールデン賞を獲得するというのは前代未聞の快挙だと思います。この先も破られることのない偉大な記録だと私は思います。

それだけ、プロの世界でのショートというポジションの難しさは際立っていますし、ましてや高校卒業したての未成年がレギュラーを獲ってゴールデングラブ賞を獲ることなんか、今の時代では想像できないですよね。

本当に才能溢れる選手だったんだなぁとつくづく思います。また当時監督であった星野仙一監督も先見の明があったというか、よくぞ高卒1年目の選手を開幕からシーズン通して起用し続けたなとも思いました。

その上で、その年の中日はリーグ制覇も成し遂げているわけですから、すごいですよね。星野さんが名称と言われる所以だと思います。また、立浪和義には人望あり、プロの世界に入ってからも井端や川上憲伸など数々の後輩からも慕われる兄貴分的な存在として一目置かれる存在でありました。監督に就任するにしても、コーチ陣を含めて組閣にはそれほど苦労しないので花かと思います。

一流選手はプレーだけでなく、グランドの外でも人を惹きつける魅力を思っているんだなと思いました。



立浪和義監督の過去成績(選手時代)と二塁打記録、年俸推移と組閣、成績予想について

中日ドラゴンズで偉大な記録を残してきた立浪和義ですが、その中でも特筆すべきは通算二塁打と通算安打数でしょう。

通算二塁打数:487本(歴代1位)

通算安打本数:2,480本(歴代8位)

通算二塁打記録は、プロ野球史上の中でも未だ破られていない大記録であり、2位の福本豊さんと比べても38本差とダントツの1位です。

ちなみにトップ10には、王貞治、長嶋茂雄、張本勲など名だたるメンバーが名を連ねていますから、いかに立浪和義の現役時代の活躍が素晴らしかった分かります。

通算安打数についても、立浪和義はトップ10入りを果たしており上位には張本勲、野村克也、王貞治門田博光、衣笠祥雄など、こちらもレジェンドの顔ぶれが並んでいますから凄さがより際立ちますね。

ちなみに現在の現役選手で立浪和義の記録を抜きそうな可能性のある選手は、巨人の坂本勇人です。二塁打の本数は、現在のところ402本と立浪の記録まであと85本と迫ります。

坂本勇人は毎年25〜30本近くの二塁打を打ってきていますから、このままのペースでいけば4年後には立浪の記録を追い抜く計算になります。坂本勇人の年齢は現在で33歳ですが、仮にショートのポジションは退いたとしてもサードやファーストのポジションにコンバートして打席に集中という環境が整えば、後4年は余裕で現役を続けられているかと思います。

立浪和義自身も以前に坂本勇人にはぜひ記録を抜いて欲しいと思っているのではないでしょうか。今後坂本勇人の活躍も楽しみですね。

話は立浪和義戻りますが、今度は現役時代の年俸推移について見ていきたいと思います。

1年目:400万円

5年目:5000万円

10年目:1.5億円

15年目:1.9億円

18年目:2.5億円(現役引退)

差し引かなければならないのは、1990年代の当時は、まだプロ野球選手の年俸は今ほど金額が高くなかったという点です。落合博満が年俸1億円を超えて話題になっは少し違っているという点は考慮しなければなりません。

その上で考えると高卒で入りながら立浪の年俸は高く推移しており、8年目には既に1億円を超えるプレーヤーにのし上がっています。1995年での億越えプレーヤャーというわけですから、改めて凄さを実感しますね。

現在価値で考えたら、入団5年目には1億越えを果たしていたかもしれませんね。また、立浪和義のすごいところは、年齢を重ねても年俸があまり落ちなかったところです。

普通であれば、年齢を重ねて衰えてくると出場機会が減り、年俸も成績も下降気味になるところですが、立浪和義は晩年、サードだけでなく外野手にも挑戦してコンバートされています。

また、引退間際には代打のスペシャリストとして、チームのここぞの勝負の場面で登場して活躍を見せていました。現役の最後の最後まで一流選手であり続けたところがスゴイですよね。

人気球団でお金もあるセリーグの中日ドラゴンズにいたというのも大きかったかもしれません。これが当時お金もなく、人気も低かったパリーグ球団にドラフト指名されていたら、こうはいかなかったでしょうね。そういった意味で言えば、立浪は運も味方にしていたのかもしません。



立浪和義新監督の組閣予想、入閣メンバーは?片岡篤史、宮本慎也、落合英二、井端弘和、中村紀洋、森野将彦、山本昌は?

中日ドラゴンズは、立浪和義・新体制の元で新たな門出を迎えることはほぼ確実ですが、気になるのは組閣されるコーチ陣です。一部報道では、中日ドラゴンズ出身のコーチたちが呼び集められるのではないか?または、立浪和義のPL時代の仲間、後輩たちが集まるのではないか?など、さまざまな情報が流れています。

【立浪和義・新中日ドラゴンズ体制の組閣予想】(勝手に予想)

 投手コーチ   :落合英二、大塚晶文

 バッテリーコーチ:西山秀二

 打撃コーチ   :森野将彦、中村紀洋

 守備走塁コーチ :大西崇之、井端弘和、荒木雅博

 二軍監督    :片岡篤史

 

まず、間違いなく入閣してくるのはPL時代の同志であり、同級生である片岡篤史でしょう。立浪とは高校時代からの付き合いで、非常に仲のよい気心知れた仲間でしょうから信頼関係も特別だと思います。

ましてや、片岡篤史は数年前まで阪神タイガースのヘッドコーチや打撃コーチを歴任し、経験と実績を重ねています。解説者やWBCのコーチを務めたことがあるとは言え、立浪は現役を引退してからプロ野球に対して12年のブランクがありますので、より現場の中で指導していた片岡篤史の存在は大きいのではないでしょうか。一部報道では、二軍監督で就任させるという情報も出てきております。非常に楽しみですね。

その他にも、PL時代の後輩である宮本慎也のヘッドコーチとしての入閣なども取りざたされております。しかし、宮本慎也はヤクルトの選手であり、つい数年前までヤクルトのヘッドコーチを務めておりました。

次期監督候補としての呼び声も高く、ここで中日のヘッドコーチをしてしまうと古巣ヤクルトからの監督のお呼びがかからなくなってしまう危険性もあるため、私は仮に大先輩の立浪からの要請があったとしても宮本慎也は入閣を断るのではないかと予想します。

というよりも、思慮深い立浪和義のことですから、この辺りも踏まえて宮本慎也には気を遣ってオファーを出さないような気もしますよね。立浪ご自身がそうであったように、後輩の宮本にも傷をつけずにヤクルト一筋で待ち続けろと言うような気がしています。

逆に、同じ中日ドラゴンズで共にチームメイトとして戦った選手のうち、投手出身である落合英二、大塚晶文らの投手コーチとしての入閣は決定的なようですね。また、守備走塁コーチとしては、中日出身でコーチとしてはジャイアンツでも指導者として活躍した大西崇之の入閣も決定的という報道をみかけました。

個人的な願いとしては、中日ドラゴンズ出身で言えば井端弘和も入閣してくれたら面白いのになと思っています。立浪と井端は現役時代から仲がよかったようですし、立浪も井端の技術を含めた指導力を高く評価していることでしょう。

また、サプライズ枠としては、中村紀洋の入閣ということもニュースにはあがっていますね。中村紀洋も中日時代に立浪にはお世話になったようで、仲のいい関係を築いているみたいですね。そして、同じく中日でチームメイトであった森野将彦のコーチ入閣も噂されています。

一部報道では、中村紀洋、森野将彦のツーペアで一軍打撃コーチを任せて、現在ボトルネックとなっている攻撃力の強化を行っていくのではないかとも言われています。

とにかく、どんなコーチ陣が入閣してくるのか非常に楽しみです。

以上、今回は新たに中日ドラゴンズの監督に就任する予定の立浪和義についての記事でした。

ありがとうございます。

 



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