高津監督、矢野監督の年齢は?セリーグ監督一覧と年齢、勝手に評価査定ランキング

高津監督、矢野監督の年齢は?セリーグ監督一覧と年齢、勝手に評価査定ランキング

今回は2021年のセリーグの監督についてです。球団に所属している選手戦力は一旦抜きにして、監督としての実力、手腕、実績などを中心に見ていきたいと思います。セリーグの各球団の監督とその年齢はこちらになります。2020年ペナントレースの成績順に記載します。

 

(2020年成績と監督年齢)

1位 巨人:原辰徳 62歳

2位 阪神:矢野燿大 52歳

3位 中日:与田剛 55歳

4位 DeNA:三浦大輔 47歳

5位 広島:佐々岡真司 53歳

6位 ヤクルト:高津臣吾 52歳

4位のDeNAの三浦大輔監督だけは、2021年シーズンからの就任となるため、2020年の順位がご自身の成績というわけではありませんが、その他は2020年に続いて監督継続となっています。新任の三浦大輔監督以外は皆が50歳オーバーなので、比較的平均年齢は高いですね。

 

ちなみに、現時点での私の勝手な監督評価査定ランキングを作成してみました。あくまでも2021年の順位予想ということではなく、監督単独の実力、手腕、成績を勝手に査定評価したランキングですのでご留意ください。

1位 原辰徳監督(巨人)

2位 与田剛監督(中日)

3位 高津臣吾監督(ヤクルト)

4位 矢野燿大監督(阪神)

5位 佐々岡真司監督(広島)

―  三浦大輔監督(DeNA)

順番に解説していきたいと思います。



 

高津監督と矢野監督の年齢は?セリーグ監督の評価査定ランキング1位:原辰徳監督(巨人)

ぶっちぎりでセリーグNO.1監督は原監督と言えるでしょう。巨人はセリーグの他の球団に比べて戦力が高いということが強さの秘訣と思われているかもしれませんが、私個人としては監督の力がセリーグの他の球団と比べて圧倒的に上ということが大きな要因だと考えています。それだけ、原監督の采配、選手起用、チームマネジメントなどを含めた能力が高いと言えるでしょう。

もちろん、セリーグの監督の中でも年齢が一番上で、これまで経験してきた経歴や試合数も桁違いに原監督は多いため、経験の浅いセリーグ監督を横一線に並べて比較するのはフェアじゃないかもしれませんが、監督というポジションがペナントレース順位に与える影響はかなり大きいと思います。監督力で圧倒的に負けているようでは、戦力でも上をいく巨人にいつまで経っても勝つ切ることはできないでしょう。

セリーグを盛り上げる上でも、原監督を脅かすような実力派監督が出てきてくれないかと思っている次第です。例えば、元中日の落合博満さんのように、何を考えているのか読めない、分からない監督なんかが出てくると原監督も嫌なんではないでしょか。はっきり言って、今のセリーグの監督陣に対して、原監督が恐れをなしている様子は全く見受けられませんね。

やはり、これまでに数々の修羅場をくぐってきただけのことはありますよね。巨人の監督としては3回目の就任、第三次原政権となりますが、ここに来るまでには監督としてたくさんの失敗もしてきたわけで、その分の経験値はなかなか容易には追い越すことができないでしょうね。

巨人は選手の育成をするのが下手という評判がありますが、唯一監督の養成、厳密には原監督の養成には成功していますね。(他の監督が育っていないという欠点はありますが。。。)

私が原監督で一番印象に残っているのは、ペナントレースではないのですが2009年のWBC日本代表監督として、世界一に輝いたことです。韓国との決勝戦で最後のイチローのセンター前勝ち越しタイムリーの記憶が鮮明に残っています。国内だけでなく、国際大会でも結果を残しているあたりは、やはり監督としての実力がセリーグの他の監督たちと比較して、頭2つ分くらい抜けていると言っても過言ではないでしょう。

あまりペナントレースが盛り上がらなくも困るのですが、よほどのことがない限り巨人のセリーグ制覇は固いと思います。原監督に多くの説明を割きすぎてしまいましたが、それだけすごいということだけご理解ください。以上が、原監督についての説明です。



 

高津監督と矢野監督の年齢は?セリーグ監督の評価査定ランキング2位:与田剛監督(中日)

2位は中日の与田剛監督です。一番の評価ポイントは、現在の中日の戦力でよく3位まで持ってきたなぁという点です。辛抱強い起用で、派手さはないものの手堅い選手を起用してなんとかAクラス入りさせたということでしょうか。

チーム打率.252、チーム防御率3.84と共にセリーグ4位の成績でパッとしたものはありません。強いて言えば、守備の失策数は巨人に次いで少なく51失策でリーグ2位。京田、大島、高橋周平、ビシエドといった選手を中心に固く守っている印象でしょうか。

あと、中日が3位に躍進した一番の理由は、エースである大野雄大投手の活躍が大きいでしょう。2020年シーズンは11勝6敗、防御率1.82。このうち一番すごかったのが完投勝利が10、完封勝利が6というとてつもない成績を残したことです。

これはチームへの貢献度、特に中継ぎや抑え投手の負担軽減を測れたという点ではとてつもない功績だと思います。現代野球において、完封、完投できる先発ピッチャーが減ってきている中での偉業ですから大したものです。来年も大野雄大の活躍と、中日の躍進に期待したいと思います。



 

高津監督と矢野監督の年齢は?セリーグ監督の評価査定ランキング3位:高津臣吾監督(ヤクルト)

3位はヤクルトの高津臣吾監督です。最下位チームの監督がなぜ3位と思われてしまうかと思いますが、私の評価はただ一点、チームの中長期的視点で若手の育成、起用方法などを徹底している点です。

例えば村上宗孝は2020年シーズンにおいては、全試合4番で起用し続けられました。残念ながらホームラン、打点などのタイトルは巨人・岡本和真との競り合いに敗れて逃してしまいましたが、最高出塁率のタイトルを獲得しました。

また、あれだけ投手陣が苦しい中でもドラフト1位の奥川恭伸をシーズン終盤の1試合だけにしか登板させなかったこと。まずは2軍でしっかり育成させてきたことなどは評価に値すると思っています。

正直、今のヤクルトの戦力でAクラス入りを目指すのはなかなか厳しいと思っています。一番は投手陣の問題でしょう。もっと先発投手を含めて積極的に補強していかないとシーズン通して戦えないのではと思っています。

2020年オフシーズンでは野手の補強や、現主力選手のFA引き留めに成功はしたものの、積極的な投手補強ができなかった点は評価できません。2021年シーズンも投手力に不安を抱えながら戦わなければならない点を考えると、上位浮上は厳しいのではないかと思います。唯一、ソフトバンクから内川聖一選手が移籍してくることだけが大きなプラス要素として働くでしょう。

クリーンナップを青木宣親、山田哲人、村上宗孝、内川聖一などの選手で固められることで、大きく得点力を上げられるようになることでしょう。これで、どのくらい順位を上げられるのか楽しみです。



 

高津監督と矢野監督の年齢は?セリーグ監督の評価査定ランキング4位:矢野燿大監督(阪神)

4位は阪神の矢野燿大監督です。2020年の順位が2位なのに?と思われるかもしれませんが、今の阪神の戦力や選手層であればもっと巨人と競っていくような成績を残していかなければならないと思っています。2位なんか当たり前で、もっと優勝争いに食い込む活躍をして当然のチームであるにも関わらず、停滞している点が評価査定4位の理由です。

しかも、捕手の出身である矢野監督には私は大きな期待をしており、もっと守備・ディフェンスに重きを置いたチーム作りをしていくのかと思いきや、打撃中心でこれまでの阪神と同じような選手起用、育成であることに少しがっかりしています。

2020年シーズンは大山悠輔の覚醒、台頭してきたシーズンとなりましたが、その大山すらシーズン序盤はスタメンから外すなど一貫性がなかった点もあまり評価できないところです。たまたま、大山が好成績を続けたから使い続けたように見えてしまいます。

あれだけの戦力を持っているわけで、しかも2021年はさらに外国人を複数補強していますから、球団としては優勝が絶対条件になっているはずです。矢野監督も最後のチャンスだと思っているでしょから、2021年の飛躍を期待したいと思います。



 

高津監督と矢野監督の年齢は?セリーグ監督の評価査定ランキング5位:佐々岡真司監督(広島)

残念ながら5位は広島の佐々岡監督です。これまで2016年~2018年で立て続けに圧倒的強さで優勝してきた広島ですが、瞬く間に下位チームに転落してきてしまいました。もちろん、丸佳浩の移籍や黒田、新井の引退などにより戦力ダウンしたことは否めませんが、優勝メンバーも複数残っている中でこれほどまでに順位を落としてしまう点は、監督としての責任があると思います。

佐々岡監督の監督としての手腕や実力というのは、正直「これだ!」という強みが見えてこないのが実状です。あまり印象に残らないというか、強いリーダーシップを図ってチームをまとめていくような統率力も今の広島には感じられないというのが感想です。

阪神の矢野監督と同様、2020年シーズンと同じような成績、戦い方を続けるようであれば監督としてのポジションは厳しいものになるのではないでしょうか。広島の強みである、育成という観点から、新たな若手の台頭、新人の活躍などに期待したいですね。



 

高津監督と矢野監督の年齢は?セリーグ監督の評価査定ランキング外:三浦大輔監督(DeNA)

横浜DeNAの三浦大輔監督は2021年シーズンからの就任となるため、ランキング外とさせていただきました。投手コーチとしてチームに携わってきましたが、監督としての手腕や実力は全くの未知数でありますので、どんな野球をするのか非常に楽しみです。十分に優勝できるような戦力があるチームですので、ぜひ飛躍を遂げてもらいたいと思います。



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