MVP候補予想プロ野球2021年のセリーグ、パリーグ選手は誰か?

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MVP候補予想プロ野球2021年のセリーグ、パリーグ選手は誰か?

今回は2021年シーズンのMVP候補予想をセリーグ、パリーグ共に行ってみたいと思います。シーズンも終盤に差し掛かり、セリーグもパリーグも優勝争いが近年になく激戦になっており、最後の最後までどのチームが優勝するのか分からない状態になっています。

選手や監督は大変かと思いますが、観ているプロ野球ファンとしては楽しみですね。また、これだけ接戦になっていると、ペナントレース後に行われるCS(クライマックス・シリーズ)も非常に楽しみです。それでは、本題の2021年シーズンのMVP予想にいきましょう。



MVP候補予想(セリーグ)は村上宗隆(ヤクルトスワローズ))プロ野球2021年

セリーグのMVP候補予想としては、私はダントツでヤクルトスワローズの村上宗隆になると思っています。もちろん、ヤクルトスワローズがリーグ優勝することで、さらにその確度は高まると思っていますが、仮にヤクルトが優勝しなくても村上宗隆に決まる可能性が高いと思っています。

10月中旬現在で、ホームラン、打点ともにリーグトップ3以内の成績を残しており、チームの勝利にも貢献しています。

【村上宗隆の成績(2021年)】※10月21日時点

138試合出場、打率.278、本塁打39本、打点111、盗塁12

また、ペナントレースとは関係なくなってしまいますが、7月に行われた東京オリンピック日本代表でも、恐怖の8番打者として活躍したことが記憶に新しいところです。国内のリーグ戦に関係ないとは言え、村上宗隆に対して非常に良い印象が残っていることはMVPを獲得する上で追い風になりそうですね。

ペナントレースに話しは戻しますが、間違いなくヤクルトスワローズが優勝争いできている原動力の1つと言えるでしょう。高卒で入ってまだ4年目のシーズンでありますが、既にチームの中心選手であり山田哲人と共に攻撃の中心になっている頼もしい4番打者です。

【村上宗隆の年俸記事はこちら】

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あとは、気になってくるのがセリーグの他の選手とのタイトル争いになります。村上宗隆のタイトル獲得が期待されている部門は、ホームラン、打点の二冠です。特に強力なライバル関係にあるのが巨人・岡本和真との争いです。

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ホームランは現在同本数の39本で同率1位になっていますが、打点においては1点差で村上宗隆が2位につけて岡本和真を追う展開になっています。

万が一、ホームラン王、打点王を獲り逃し、岡本和真に奪われてしまうようだとシーズンMVP獲得に暗雲が立ち込めてきてしまいます。しかし、逆にこの二冠を手中に収めた場合は、よりセリーグMVPに輝く可能性が高くなることでしょう。

ヤクルトは、ここから優勝をかけた大一番が続くわけですから、村上宗隆にとっては1打席1打席が個人タイトルという意味でも、チームの勝利という意味でも非常に大切な機会となりますね。見ている側としては、非常に楽しみであります。



MVP候補予想(セリーグ)のその他候補は鈴木誠也?プロ野球2021年

村上宗隆の他にセリーグでMVPを獲りそうな選手は、広島カープの鈴木誠也ではないでしょうか。10月中旬時点で、打率、ホームラン数でセリーグトップ3入りしている活躍を見せています。

【鈴木誠也の成績(2021年)】※10月21日時点

127試合出場、打率.322、本塁打38本、打点87、盗塁9

オリンピック明けのリーグ後半戦から調子を上げ、特にホームラン数では猛追を見せて1位の村上宗隆、岡本和真に1本差に迫り、ホームラン王争いにも加わり始めています。残り試合での活躍によっては、村上宗隆、岡本和真を逆転してホームラン王に輝く可能性が残っていますね。

また、特出すべきは打率の高さであり、現在の打率.322はセリーグ首位打者の成績となります。打率2位の阪神タイガースの近本光司は打率.313ですので、このままいけば鈴木誠也が首位打者となる可能性は非常に高いでしょう。

来シーズン以降は、予てから噂されているアメリカ・メジャーリーグへのポスティングを使った移籍などがささやかれています。鈴木誠也としても、日本でタイトルを獲ってアメリカ行きに弾みをつけていきたいところでしょう。残り試合での活躍が楽しみです。



MVP候補予想(パリーグ)は山本由伸(オリックスバファローズ))プロ野球2021年

続いてパリーグのMVP予想になりますが、こちらもダントツでオリックスバファローズの山本由伸になるのではないかと予想しています。

前述の村上宗隆や鈴木誠也と同様に7月に行われた東京オリンピックではエース格として、大事な試合で先発投手として登板し、日本の金メダル獲得に大きく貢献した投手であります。ここでの好印象もMVPには追い風になっていますし、単純にリーグ戦のシーズン成績を見ても圧倒的な結果を残している投手です。今や日本を代表する大エースに成長しましたね。

【山本由伸の成績(2021年)】※10月21日現在

25試合登板、17勝5敗、防御率1.46

(完投5試合、完封3試合)

過去4年間のプロ成績で一度も二桁勝利を達成していませんでしたが、今シーズンは既に17勝を上げ、次登板によっては18勝への到達も可能性として十分にあり得ます。

既に、パリーグの最多勝投手のタイトルを確定させており、残るは防御率、奪三振、勝率の3タイトルを獲得できるかどうかが注目されています。

これら四冠を達成しようものなら、山本由伸のパリーグMVPは間違いないでしょう。また、チームとしても、オリックスは現在、千葉ロッテとの熾烈な優勝争いを繰り広げています。仮にオリックスが優勝するようなことがあれば、それこそエースである山本由伸のMVPは120%確定になるのではないでしょうか。

2016年にドラフト4位で高卒入団してきた山本由伸はまだ23歳です。まだまだ伸び盛りであり、オリンピックを含めた国際試合での活躍もあって既にメジャーリーグのスカウト陣は目を光らせているのではないでしょうか。早いうちにメジャーへの挑戦ということも検討されてくるかもしれませんね。

まず、今年はパリーグMVPと投手4部門でのタイトル、そして沢村賞などなどタイトルを総なめにするのではないかというのが私の予想になります。



MVP候補予想(パリーグ)のその他候補は不在?吉田正尚は?プロ野球2021年

その他パリーグのMVP候補になりそうな選手を探してみましたが、やはり山本由伸以上の選手を見つけることはできません。それくらい今シーズンの山本由伸の成績は圧倒的ですし、遂に覚醒したな!という印象です。

そんな中でも強いて言うならば、山本由伸とチームメイトであるオリックスバファローズの吉田正尚ではないでしょうか。

【吉田正尚の成績(2021年)】※10月21日現在

110試合出場、打率.339、本塁打21、打点72

圧倒的な打撃成績を残し、オリックスバファローズの優勝争いに大きな影響を与えている選手でありますが、残念なことに故障により戦線離脱しているのが現状です。故障やデットボールによる怪我などで出場試合数が110試合に留まっているのが非常に残念です。

フルに出場していれば、ホームランや打点などはもっと上積みされた成績を残せる選手であるので、オリックスファンは特にがっかりしているでしょう。

それでも、まだ残り試合での復帰や、チームが勝ち進むことでCS(クライマックスシリーズ)、日本シリーズでの復帰もまだ可能性が残されているでしょうから、オリックスの選手たちには頑張ってもらいたいですね。

以上が今回2021年シーズンにおけるセリーグ、パリーグのMVP候補予想に関する記事でした。



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