ホームラン王予想(2021年)タイトル候補ランキング(セリーグ編)

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ホームラン王予想(2021年)タイトル候補ランキング(セリーグ編)

今回は2021年シーズンのセリーグにおけるホームラン王タイトルの予想をランキング形式で行ってみたいと思います。私が予想するホームラン王予想はこちらになります。

1位 村上宗隆(ヤクルト・スワローズ)

2位 岡本和真(巨人)

3位 佐藤輝明(阪神タイガース)、山田哲人(ヤクルト・スワローズ)

5位 鈴木誠也(広島カープ)、サンズ(阪神タイガース)

今シーズンは、コロナウイルスの影響で外国人助っ人のチーム合流遅れが続出したため、日本人選手がタイトルを獲る確率は高まっていると思います。3位以内の予想にランクインしたのも、開幕当初から合流できた阪神のサンズのみで、他は日本人選手のみを入れています。

やはり数試合と言えども、タイトル争いをする上で試合数が少しでも多いというのは大きなアドバンテージになるでしょう。それでは具体的な選手ごとに見ていきたいと思います。



ホームラン王予想(2021年)タイトル候補ランキング(セリーグ1位)村上宗隆(ヤクルトスワローズ)

私が予想する2021年セリーグのホームラン王は、ヤクルトスワローズの村上宗隆(むらかみむねたか)選手です。恐らく単独1位でホームラン王のタイトルを獲得すると見ています。

これまで村上宗隆(むらかみむねたか)は、一度もホームラン王のタイトルを獲得したことがありませんが、4年目の今シーズンで遂にスラッガーの称号と言える本タイトルを獲得することでしょう。

昨年も28本のホームランを放ちリーグ2位の成績は残していましたが、あと一歩のところで巨人の岡本和真(おかもとかずま)選手の31本に届かず、惜しくもタイトルを逃していました。

しかし、今年の村上宗隆(むらかみむねたか)選手のバッティングフォームを見ていると安定感と打席に入ってから放たれるオーラが違いますね。もはや高卒4年目の選手とは思えない落ち着きようですし、自信がみなぎっている顔つきで打ちそうな雰囲気がプンプンです。

7月~8月に開催されて東京オリンピックでも、恐怖の8番打者として日本の金メダル獲得に大きく貢献しました。決勝のアメリカ戦では、貴重なソロホームランを放ち、存在感を見せつけてくれました。

8月28日の時点で既に31本のホームランを放っており、リーグ2位の成績を残しています。約90試合を消化して31本のホームランを打っているわけですから、単純計算すると50本くらいの本塁打数に到達しそうなペースです。村上宗隆(むらかみむねたか)選手のシーズン最多本塁打数は36本ですから、今シーズンは自己最多記録が更新される期待が持てそうです。

【村上宗隆の詳細記事はこちら】

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まぁ、そう簡単に計算通りにホームランが打てるものではないと思いますが、今シーズンの村上宗隆(むらかみむねたか)選手のオーラと安定感は圧倒的なので、間違いなくホームラン王のタイトルを獲得するというのが私の予想です。



ホームラン王予想(2021年)タイトル候補ランキング(セリーグ2位)岡本和真(巨人)

私が予想する2021年セリーグのホームランランキング2位は、巨人の岡本和真です。今や読売巨人の不動の4番として活躍している岡本和真は、昨年2020年のホームラン王に輝いています。

今年もヤクルトの村上宗隆と激しいホームラン王争いを繰り広げており、8月末時点では岡本和真の方がホームラン数では村上宗隆を上回っています。それだけ安定してホームランを打つ技術、メンタリティが備わっており、もはや球界を代表するスラッガーと言えるでしょう。

本人からのコメントはありませんが、恐らく東京オリンピックの日本代表(侍ジャパン)に選出されなかったことは、本人にとっては屈辱だったのではないでしょうか。同じポジションで役割も似ている村上宗隆が代表に選出され、活躍したことからも、リーグ戦のホームラン王争いでは絶対に負けないという闘争心に火がついているのではないかと、個人的には勝手に推察しています。

昨年と同様、村上宗隆とはシーズン終盤まで激しいホームラン王争いを繰り広げると思いますが、楽しみにしながら注視していきたいと思います。

【岡本和真の詳細記事はこちら】

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ホームラン王予想(2021年)タイトル候補ランキング(セリーグ3位)佐藤輝明(阪神タイガース)、山田哲人(ヤクルト・スワローズ)

私が予想する2021年セリーグのホームランランキング3位は、私は阪神タイガースの佐藤輝明選手とヤクルトスワローズの山田哲人が入ってくると予想します。

【佐藤輝明の詳細記事はこちら】

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正直、佐藤輝明については、ここまで活躍する選手だとは思っていませんでした。2020年ドラフトの目玉として非常注目度が高い選手ではありましたが、パワーだけでプロの世界でなかなかすぐに結果が出ないのではないかと見ていましたが、オープン戦からエンジン全開でホームランを量産し、シーズンに入ってから入団1年目の新人とは思えぬペースでホームランを量産し続けています。

8月末時点で既に23本のホームランを放っており、このままのペースで行くと30本近くまでいく可能性すらあると思っています。

清原和博が持つ、入団1年目での最多本塁打数31という記録にどこまで迫れるのかが見ものです。仮にこの記録を抜くようなことがあると、ホームラン王のタイトル獲りについても現実味を帯びてくるかもしれませんね(ただし、清原和博は高卒でこの記録を達成しているため、その年齢差は差し日引いて考えなければなりませんね)。

もう一つ佐藤輝明にとって追い風になっているのが、阪神タイガースのチーム状態がよく、特に打撃陣の層が厚いことが佐藤輝明選手のホームラン量産に繋がっていると思います。

阪神には4番の大山悠輔がおり、その前後の打順を外国人助っ人のサンズ、マルテが挟みます。佐藤輝明は現時点ではありますが、6番という打順に入ることができるためクリーンナップの受圧から解放されているという点が1つ目の追い風ポイントです。

2つ目のポイントは、相手チームからのマークも分散されるという点です。2番の糸原を始め、前述した大山、サンズ、マルテ、さらには下位打線の梅野、中野拓夢など好調な選手がズラリと並んでいるため佐藤輝明だけにマークが集中することがありません。そのため、ランナーが溜まっている場面での打席が増えたり、佐藤輝明の後ろの打者も意識しなければならない点からもマークが緩くなることが出てきているのではないでしょうか。

当初苦手とされていたインコース攻めに対しても、最近の試合では対応できているシーンもよく見かけることから、まだまだ佐藤輝明の進化と快進撃は続きそうです。

また、同率の3位予想にしている山田哲人についても、8月末時点で既に26本のホームランを打っており、ここまででリーグ3位の成績を収めています。村上宗隆に続き、ヤクルトスワローズのクリーンアップから2人がホームラン争いを繰り広げている辺りは、チームにとっては大きいですよね。ヤクルトの順位が上昇してきているのも頷けます。

山田哲人も村上宗隆と同様に東京オリンピックに出場して日本の金メダルに大きく貢献しました。持ち前の長打力を生かしたホームランや長打だけでなく、出塁、盗塁など足を使った1番打者としての役割をしっかり果たしてくれました。オリンピックでは大会MVPにも選出され、名実ともに日本の功労者となったわけですね。

リーグ戦再開後も、好調を維持しており、ホームラン数も順調に増やしています。チーム内の村上宗隆とのホームラン王争いというのも見物ですね。今後のさらなる活躍に期待したいです。



ホームラン王予想(2021年)タイトル候補ランキング(セリーグ5位)鈴木誠也(広島カープ)、サンズ(阪神タイガース)

ホームラン王には届かないまでも、タイトル争いの5位に入り込んでくると予想しているのが広島カープの鈴木誠也と阪神タイガースのサンズ選手です。

鈴木誠也は現在27歳、技術、体力ともに脂の乗った時期に入ってきたため今年も30本以上のホームランが期待できそうです。オリンピック日本代表の4番として活躍したスラッガーでもあります。将来的にはアメリカ大リーグへの移籍も噂されている逸材ですから、今年はホームラン王争いに食い込んできそうな気がしています。8月末時点では18本のホームランを放っており、まずまずのペースで来ていると思います。

特にオリンピック後の8月、9月に入ってからは好調を維持しており、6試合連続ホームランを打つなどフィーバー状態の時もありました。特に8月、9月の追い上げが凄まじく、9月上旬にしてホームラン27本まで成績を急ピッチで伸ばしてきました。

セリーグの本塁打ランキングでも3位まで上昇してきており、足踏みしていた山田哲人を抜き去り、上位に控える岡本和真、村上宗隆に迫る勢いを見せています。シーズン終了まで目が離せない選手の一人ですね。

もう1人、同率5位にランクインさせてのは阪神タイガースのサンズ選手です。ここまで鈴木誠也と同じく7本のホームランを放っている阪神の外国人助っ人。外国人ならではのパワーはもちろんのこと、早くも日本の野球に適応できている点で、この先もホームラン数は伸ばしていくだろうと予想しています。

ここ数年の阪神の外国人助っ人は期待外れの選手が多く、大砲候補として獲得されるも思うような成績を上げられずにリストラされていくことが多数である中、サンズの活躍は現在セリーグで首位を独走している阪神タイガースにとって非常に大きな存在ですね。



ホームラン王予想(2021年)タイトル候補ランキング(セリーグ)その他の選手

以上が私が予想するセリーグのホームラン王タイトル候補となります。上記のランク外とはなりますが、セリーグには他にもたくさんのホームランバッターが存在します。

今シーズンの開幕当初はあまりエンジンがかかっておらず、出遅れてはいるものの後半の巻き返し次第ではホームラン数の量産が期待される大山悠輔(阪神タイガース)、岡本和真(巨人)。

また、コロナウイルスの影響でチーム合流が遅れたソト、オースティン(横浜DeNAベイスターズ)もどこまで巻き返せるかが見物です。

同じくソトのチームメイトで、2020年ドラフト2位で入団してきた即戦力ルーキーの牧秀悟も既に6本のホームランを打っていることから、どこまで本数を伸ばしていくのか、また阪神タイガースの佐藤輝明選手との新人同士の争いにも注目していきたいと思います。

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以上、今回は2021年のセリーグにおけるホームラン王予想をランキング形式で見て参りました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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