牧秀悟の年俸、背番号は?横浜ベイスターズ2020年ドラフト2位
今回は2020年ドラフトで中央大学から横浜DeNAベイスターズに2位を受けた牧秀悟選手の情報です。強打を誇るスラッガータイプの内野手です。内野手で長打力を兼ね備えた選手ですので、ドラフト1位でどこかの球団に獲られていても不思議ではありませんでしたね。横浜ファンの中からは、2位で獲れてラッキーという声も上がっているそうです。
ドラフト2位・中大・牧秀悟内野手(22)が23日、多摩市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金7700万円、年俸1300万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。背番号は「2」。
大卒のドラフト2位の選手ですから、契約金、年俸共に相場通りの金額でしたね。驚いたのは背番号。まさかいきなり一桁の番号が提示されるとは思っていませんでした。
横浜の2番はこれまでクリーンアップを打ってきたロペスがつけていた番号であり、その空き番号をそのまま継承するということは、球団側の大きな期待が込められていると感じました。
恐らく球団側も、新任で着任する三浦監督も即戦力として大きな期待をかけている選手の1人だと思います。
2020年シーズンの横浜のセカンドを見ると、大和、柴田、倉本あたりがグル回しで起用されています。内野、特にセカンド、ショートはこれといって固定できている選手がいるわけでもなく、年齢もそこそこ上の世代になりつつある選手が多いイメージです。
恐らく内野手の若返り、層を厚くすることを目的に牧秀悟は獲得されたのだと思います。横浜ベイスターズの補強にはピッタリだったのかもしれませんね。
さすがに大和や柴田の守備にはまだ及ばないかもしれませんが、ショートではなくセカンドというポジションであれば十分に戦える戦闘力だと思うし、むしろ打撃面を考えれば牧秀悟のが上かもしれませんね。
牧秀悟は高額年俸を手にするか?出身と中学、高校時代の成績は?高校は松本第一?
牧秀悟(まき・しゅうご)。1998年4月21日生まれ(22歳)、長野県出身。身長178cm、体重80kg。小学校から野球を始め、中学はリトルシニアのチームに所属。高校は、地元の長野県の松本第一高等学校に進学。1年生の春からベンチ入りを果たし、内野手として活躍するも甲子園の出場経験はなし。
その後、大学は中央大学へ進学し、東都リーグでは首位打者やベストナイン、大学日本代表に選ばれるなどの活躍を見せた。
プロ野球選手としては普通の体格で、ややがっしりしたタイプでしょうか。それゆえに、打撃力、特に長打力のある打てる内野手としてプロのスカウトからは注目されていた存在です。
守備についても、大学時代はショートやセカンドを守る、まさに内野の要を担える存在として活躍しました。個人的には、プロに入ってからはセカンド、もしくはサードに専念をして生き残り競争に勝っていくことが良いのではないかと思います。
プロの世界でショートを務めるには少し厳しいかなという印象と、持ち前の打力を活かすためにも、ショートよりは守備負担がやや少ないセカンド、サード辺りでポジションを固定した方が打撃の成長率も早いような気がします。
特にセカンドで長打を打てる内野手というのはそうはいません。パッと思いつくのはヤクルトの山田哲人くらいでしょうか。それくらい、打って守れるセカンドの希少価値は高いので、ぜひスター選手を目指して頑張ってもらいたいです。
牧秀悟に高年俸?横浜DeNA以外にも巨人、阪神、ソフトバンクが獲得を狙っていた?
これだけ魅力のある選手ですから、横浜DeNAベイスターズ以外にもたくさんの球団が牧秀悟の獲得を狙っていたという噂です。ホームランも打てる長打力、パンチ力は練習だけでどうにかなるものでもなく、ある程度は飛ばす能力、素質を持っていないと後で身に着けることが難しいものです。
逆に、守備力については、ある程度の経験や練習を重ねることで能力を向上させることができますので、そういった意味でも打力の高い牧秀悟を欲しかった球団にとっては相当悔しかったことだろうと思います。
それにしても、巨人、阪神、ソフトバンクといずれも金満球団が獲得に動いていたことは気になりますね。これらの球団よりも横浜が牧秀悟を必要とする度合いの方が明らかに高い気がしているので、個人的には良かった指名だなと思っています。
牧秀悟は年俸1億円越えプレーヤーを目指すべき!?査定から見たバッティングフォームと今後の課題は?
牧秀悟のバッティング映像を見ました。安定感ある下半身から、どっしりとした構えでボールを呼び込んでおり、打ちそうな雰囲気が出ているバッターでした。
ホームランを打った時の映像も見ましたが、どちらかというと弾丸ライナーでスタンドインするというよりは、高い放物線を描きながらのホームランを打つタイプのバッターでした。遠くに飛ばす能力が高く、少し崩されてもヒットにできるスキルを持ち合わせているようにも見えました。
課題として少し気になったのは、構えた時のバットヘッドの位置です。ややバットヘッドが立ち過ぎているかなというのが1つと、同じく打ち出しの時にバットヘッドが内側に入ってしまっている点、以上の2つが気がかりでした。
というのも、プロの投手は大学の投手とは違い、ストレートの球速もキレも各段に上をいきます。バットヘッドが内側に入っていることで、ボールに対する反応が遅れてしまう、もしくはバットが出てくるのが遅れてしまうことを懸念しています。
プロのスピードに対応しながら、修正していったり、プロのコーチの指導の下で良い方向に適応できていけばいいのですが、そうでないと飛躍する上でのボトルネックになりかねない点だけが心配であり、課題だと思いました。
とは言え、大学生の中でも5本の指には入るパワーと打撃センスを持った選手でしょうから、ぜひとも横浜DeNAベイスターズで2021年シーズンからレギュラーを勝ち取り、即戦力として活躍してくれることを願います。
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