田上奏大の年俸、背番号は?ソフトバンク2020年ドラフト5位

田上奏大の年俸、契約金、背番号は?ソフトバンク2020年ドラフト5位

今回は2020年ドラフトでソフトバンクから5位指名を受けた履正社高校の田上奏大についてです。2020年ドラフトで履正社高校からは合計3人の選手がドラフト指名されました。小深田大地が横浜DeNAベイスターズから4位指名。内星龍が楽天イーグルスから6位指名。

 

横浜ベイスターズの小深田大地選手の記事はこちら。

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楽天の内星龍投手の記事はこちら。

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田上奏大の契約金、年俸、背番号は下記になります。

契約金は3,000万円、年俸550万円(金額はいずれも推定)。背番号は70で入団交渉が合意。

 

高卒ルーキーの5位指名としては標準的な金額水準かと思われます。大方、どこの球団も相場を大きく外してくることはないので、チームによってそれほど大差は出ないのがドラフト入団での年俸、契約金交渉ですかね。入団交渉と言っても、逆に選手側からしてみればご指名いただきありがとうございます!って感じでしょうからね。

今年はコロナウイルスの影響により、春、夏の甲子園が共に開催されませんでしたが、田上奏大選手は最後の夏に行われた甲子園での交流試合では背番号8番をつけて、外野手としてベンチ入りしています。履正社高校での本職は外野手であり、ピッチャーとしての公式戦登板はないにも関わらず、投手としてプロ野球入りした珍しいパターンです。

正直、こんなことあるの!?と思ってしまいました。みんなプロになりたくて、そしてスカウトに注目してもらいたくてみんな高校、大学、社会人で必死に活躍して注目を集めようとするのですが、公式戦での登板が1回もないにも関わらずに下位指名とは言え、支配下登録のプロのスカウトから認めてもらえるとは、相当なポテンシャルを秘めた投手ということが言えると思います。


 

田上奏大は今後の成長で高額年俸を手にするか?出身と中学、高校時代の成績は?

田上奏大(たがみ・そうた)。2002年11月26日生まれ、大阪府大阪市出身。身長185cm、体重85kg。右投げ左打ち。小学生から野球を始め、小学6年生の時にはオリックス・ジュニア入りを果たしている。中学時代はリトルシニアのチームに所属。

その後、履正社高校に進学して1年秋から試合に出場。本職は外野手であり、公式戦は野手としての出場のみ。しかし、類まれなる才能と素質から、将来性を見込まれてソフトバンクから投手としてドラフト5位指名を受ける。

※苗字は「たがみ」と読んでしまいそうですが、「たのうえ」が正式です。

履正社高校は、田上奏大が2年生の時に夏の甲子園大会で全国制覇を成し遂げていますが、田上奏大はレギュラーとしての出場はありませんでした。それだけ、履正社のレベルが高いということが言えます。

残念だったのは、田上奏大が3年生の時にコロナウイルスの影響で公式戦の試合数が少なかったことで、野手としての出場機会は元より、投手としての登板機会が少なかったことでしょうか。

こういうコロナ禍での影響もあって、公式戦で1回も登板していない田上奏大が投手としてプロ指名されたという事象が起こったのかもしれませんね。通常ではなかなか考えにくいレアケースだと思います。

また、履正社高校には他にも有望な投手が2人もいます。1人はエースナンバー「1」をつけた岩崎竣典投手。このピッチャーは、2019年に履正社高校が全国制覇を果たした時の胴上げ投手で、自身が3年生の学年になってからはエースとして活躍した選手です。

岩崎竣典は、プロ志望届は提出せずに大学への進学を決めています。エースではあるものの、まだプロで通用するレベルではないという判断の下で進路を決めたようです。

不思議なもので、エースではない控え投手や野手がプロ指名を受けるわけですから、必ずしも実績や経歴からドラフト指名されるわけではないということがよく分かります。

逆に目立った実績がなくても、プロとして将来通用しそうな見込みや素質、伸びしろがある選手の方が指名されるわけですから、努力だけが全ての世界ではないという割り切りがある程度は必要かもしれませんね。(もちろん、努力もあってという前提ではありますけどね。)

履正社高校のもう一人の投手は、楽天6位指名された内星龍投手です。控え投手として背番号「10」をつけていた選手ですが、この投手も素材型といいますか、ポテンシャルが高い将来有望な投手です。

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以上からも分かるように、履正社高校の選手層がいかに厚いかが分かりますね。仮に春、夏の甲子園大会が開催されていれば間違いなく優勝候補の一角として名前が挙がっていたことでしょう。


 

年俸1億円を田上奏大は目指すべき!?球速と球種は? 今後の課題は?

田上奏大の最速は151キロですが、これは公式戦ではなく練習試合での登板記録であるため非公式の参考値ということになるでしょう。

投手として練習を始めたのは3年生になった2020年からということで、こりゃまた驚きです。全てがまだまだこれからという粗削りな素材と言えます。

球種はストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップと言われていますが、投球フォームを含め、公式戦での登板の様子などの動画を見ることができないため、一体全体が未知数の選手です。

ただ一つ言えることは、身長185cm、体重85kgという体格から繰り出される150キロ台のストレートは間違いなく大きな武器でありますし、投手経験がない中での150キロ以上の球速を出している時点で只者ではありません。

ソフトバンクにとっても、育成のやり甲斐があると言いますか、非常に楽しみな選手の一人です。

ソフトバンクと言えば、3軍制を敷いており、育成枠での選手獲得に力を入れているチームではありますが、そんなソフトバンクが支配下登録選手で投手経験がほぼない田上奏大を投手として指名した理由はただ一つ、他球団に獲られてしまう前に指名したかったということでしょう。それだけ、田上奏大の希少価値がは高く、将来性を見込まれたということでしょう。

ソフトバンクは、千賀滉大投手を育成枠から日本を代表する投手に育て上げた実績あるチームですから、同様に田上奏大投手も超一流の億越え年俸の大投手に育て上げて欲しいと思います。

 


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