中川颯投手の年俸、背番号は?査定評価オリックスのドラフト4位

中川颯投手の年俸、背番号は?査定評価オリックスのドラフト4位

今回は2020年ドラフトでオリックス・バッファローズから4位指名を受けた立教大学の中川颯投手についての査定評価です。六大学野球リーグで活躍し、1年生の時には大学日本一の胴上げ投手にもなった投手です。

中川颯の契約金は5,000万円、年俸900万円、背番号は37で仮契約に合意。

日本球界の中でも貴重なサブマリン(下手投げ)投手であるため、即戦力として期待度が高いピッチャーの一人です。大学時代は救援も務めましたが、個人的にはプロの先発ローテーションに入っていける実力を持っている投手ではないかと思っています。

小学〜中学生頃から下手投げに転向していることから、ある意味本格派、生粋のサブマリン投手ですね。高校や大学から下手投げに転向する選手はよく見かけますが、小学〜中学生の時点で下手投げに転向する選手は珍しいです。

長年、下手投げを経験しているからこそ身に着けたスキルやノウハウをかなり持っていることと思います。



 

中川颯(なかがわはやて)投手の経歴から査定評価?小学時代、中学時代、高校時代(桐光学園)の成績、名前の読み方について

中川颯(なかがわはやて)。1998年10月10日生まれ22歳。神奈川県出身。身長184cm、体重80kg。右投げ左打ち。投手。小学生から軟式野球を始め、中学では地元横浜のリトルシニアチームに所属。高校は横浜の桐光学園に進学し、1年生の夏からベンチ入りを果たす。2年生からはエースで4番としてチームを牽引甲子園への出場経験はなし。

その後、立教大学に進学して1年生の春のリーグ戦から出場して、抑え投手として活躍。全日本選手権では見事にチームを優勝に輝き、59年ぶりの日本一に貢献。

非常に珍しい名前で「颯」と書いて「はやて」という読み方になります。身長184cmの長身であるにも関わらず、サブマリン(下手投げ)を選択しているところも珍しい投手ですよね。逆に、手足の長いリーチを生かしたサブマリンであるため、打者にとってはより打ちにくいピッチャーなのかもしれません。

高校(桐光学園)時代は、激戦区の神奈川県ということもあり、横浜高校や東海大相模など強豪校がひしめく中に埋もれて甲子園に出場することは残念ながら一度もありませんでした。桐光学園も強豪校の1つではありますが、やはり神奈川県の壁は厚いですね(桐光学園には、現楽天の松井祐樹なども所属していた学校です)。

また、中川颯は投手だけでなく、打者としての実力もハイレベルだったそうです。投手兼内野手(主に一塁手)としても活躍しており、高校通算26本のホームラン数を誇る選手です。やはり、プロに行く選手は野球センス、身体能力が抜群に高い傾向にありますね。右下手投げなのに、左打ちというのもまた変わった組み合わせです。

中川颯は既に高校時代からプロスカウトの注目を集めていたようですが、高校卒業後には敢えてプロ志望届は出さずに大学へ進学を決断したようです。まだ、プロで通用するレベルにはないという判断と、大学に行って経験を積み、体づくりも含めて成長したいという思いがあったようです。

大学進学後は、1年生から大活躍したため、逆に2、3年生時に伸び悩み、思うような成績を残せない日々が続いたようですが、最終学年の4年生の時には一定の結果を残し、見事にドラフト4位で指名されましたが、4年間全てが順風満帆だったわけではないようです。苦労したが故の、実力、成長なんだと思います。



 

中川颯投手の査定評価、年俸にも影響?日本プロ野球にサブマリンは3人しかいない?貴重な下手投げ投手

私も調べるまでは全く知らなかったのですが、現在の日本球界にサブマリン(下手投げ投手)は3人しかいないようです。サブマリンメンバーは、楽天の牧田和久、ソフトバンクの高橋礼、西武の与座海人、以上の3人のみ。

ここに中川颯が加わり、合計でも4人という希少価値の高さです。投手のバリエーションという観点では、中川颯投手の査定評価、年俸にも影響してくるかもしれませんね。もちろん、防御率などの実績を残して始めて評価される世界ではありますが。。。

しかし、サブマリンが全てパリーグのみに所属しているというのも意外でした。セリーグに1人くらいいてもいいんじゃないかと思いますが、なぜいないのかは不明です。あまり需要がないのか、好みの問題なのか、リーグの特性というのも関係しているかもしれませんね。いずれにせよ、貴重な投手バリエーションの1つであることは間違いありません。

サブマリン言えば、私がパッと頭に思い浮かぶのは、やはり元ロッテの渡辺俊介ですかね。中川颯投手も渡辺俊介の投げ方に憧れて研究したという情報も一部にはありました。WBCで日本代表として国際大会で活躍した投手の一人でありますが、メジャーのバッターも渡辺俊介の独特の軌道のボールに戸惑い、三振していたことを思い出しました。

150キロを超える速球投手だけが全てではないんだなぁとつくづく思った次第です。中川颯投手にも、世界で活躍する投手に成長して欲しいですね。



 

中川颯投手の査定評価、球速、球種は?投球フォームと今後プロで活躍するためのポイントは?

中川颯投手の球速は、MAX136キロ。変化球の球種はストレート、スライダー、カーブ、シンカーとなります。

プロで飛躍するためのポイントとしては、さらにフォークやスプリットの落ちる系変化球のオプションを増やすこと。また球速についても現在は130キロ台後半がMAXですが、140キロ台まで伸ばすことができたら更に打者を抑えやすくなるかもしれません。

ソフトバンクの高橋礼は最速146キロと、下手投げながら150キロに迫るストレートを投げています。さすがは投手王国のソフトバンク、いやもはや投手帝国ですね。

中川颯投手もまだまだ、プロに入ってから投球フォームの改良や体づくりを通して球速を伸ばせる可能性を秘めていると思いますので、レベルアップに貪欲に挑戦して欲しいです。

以上、今回は、オリックスにドラフト4位指名された立教大学の中川颯投手についての情報でした。


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