内星龍の年俸、契約金、背番号は?2020年ドラフト楽天6位の活躍

内星龍の年俸、契約金、背番号は?2020年ドラフト楽天6位の活躍

 

内星龍の契約金は2,500万円、年俸500万円(金額はいずれも推定)。背番号は69で入団交渉が合意。

 

今回は2020年ドラフトで楽天から6位指名を受けて入団予定の履正社高校の内星龍投手についてです。内星龍の読み方は(うち・せいりゅう)。非常に珍しい名前ですがカッコいい響きですね。

今年のドラフトで履正社高校からは3人の選手がプロ球団からドラフト指名されましたが、我らが楽天は大型の本格派右腕の内星龍投手を獲得しました。高卒投手なので即戦力とはいきませんが、非常に将来性を感じるポテンシャルを秘めた選手です。

高卒ドラフト6位指名なので妥当な契約金、年俸だと思いました。背番号も当然ながら上位指名の選手がつけるようなエース番号ではありませんが、この辺りは実力と関係ないでしょう。

はっきり言って背番号なんかは気持ちの問題だけで、単なる球団の期待の表れ度に過ぎません。エース番号を貰おうが、2、3年で結果を残せない選手は簡単に剥奪されてしまいますし、それだけで済めばいいですが最悪の場合は戦力外通告だって考えられます。

逆に、エース級やレギュラー番号と呼ばれるいい番号でなくても、その番号自体を自分のものにしてしまうほど、圧倒的な実績を残す選手に成長するケースもあります。

例えば、オリックスに所属していたイチロー選手の「51」なんかは典型的ではないでしょか。イチロー選手が出てくるまでは51番なんて誰も望まないような番号だったのに、イチロー選手の活躍があって以降は、希望して51番をつけたがる選手まで出てくるようになりました。ソフトバンクの上林誠知選手なんかは、まさにそうかもしれません。

この他にも、巨人に所属していた松井秀喜選手の「55」も同様に、彼がブランド化した言っても過言ではない番号ですね。オリックスのT岡田選手は現在も55番をつけてますし、現在メジャーリーグのレイズに所属している筒香嘉智選手は横浜ベイスターズに入団した当初は55番をつけていました。

以上からも分かるように、背番号なんて気持ち次第、気に入らなければ実力で好きな番号を勝ち取ればいいし、下位番号であっても伝説的なレジェンド番号に自分の実力でブランド化してしまえばいいんです。ぜひ、内星龍投手にもこのような心構えで臨んでいただきたいです。


 

内星龍投手は高額年俸を手にするか?中学、高校時代の成績は?

内星龍(うち・せいりゅう)。2002年4月24日生まれ、大阪府出身。身長190cm、体重88kg。右投げ左打ち。投手。小学生から野球を始め、中学は大阪のリトルシニアのチームに所属、その後に履正社高校に入学。

190cmの長身から繰り出される伸びのあるストレートは非常に魅力的で、まだまだこれからの伸びしろを感じる選手です。

公式戦での実績が非常に少なく、情報量も限られている選手ではあるのですが、プロ指名をされる辺りは、やはりとてつもない潜在能力があるとプロ球団、スカウトからは見られていた証拠です。

2020年はコロナウイルスの影響により、春、夏ともに甲子園が中止になるなど、そもそもの公式戦数が少なかったという点で、内星龍の世代にとっては残念なことでした。しかし、逆に考えれば登板過多によりプロへ入団する前に肘、肩を故障することや、故障しないまでも消耗することがなかった点はプラスに捉えることができます。

特に、これからの伸びしろに期待されてドラフト指名された内星龍にとっては、良い面もあったのではないかと思います。


 

年俸1億円を内星龍は目指せ!山本由伸そっくりのピッチングフォームと球速、球種からの評価と今後の成長課題

内星龍投手のピッチング動画を見てみました。投球フォームがオリックスの山本由伸投手とほんとそつくり!!何度も映像を見て研究、真似したんでしょうね。

それが、良い方向に影響していてストレートの伸びや、制球力の安定に繋がっているのではないかと思いました。まだまだ粗削りな部分が多くありますが、非常に魅力あるゆったりと安定した投球フォームでした。

その割には、190cmの長身から投げ下ろされるストレートの伸びが凄まじく、今後さらに球のキレを向上させていったら、なかなか打てない投手になるという期待感を持ちました。

球種はストレートとスライダー、カットボール、カーブのようです。球速は最速148キロとのことでしたが、これは公式戦での登板機会が少なったからだと思います。恐らく夏の暑い時期にフル回転していれば150キロは軽く出ている投手でしょう。あの投げ方で、あの体格ならうまくいけば160キロ台も全然夢ではない、それくらいの可能性を秘めた選手です。

2020年は春夏ともに甲子園がなかった分、プロの球団、スカウトにアピールするための場として「高校生合同練習会」というものが設定されました。そこでの内星龍の投球を見てみましたが、球速以上に打者の手元でボールが伸びている印象であり、キレのあるストレートを投げる投手でした。

まだまだ制球力には課題がありますが、それでもアウトコースの低めに決まった、伸びのあるストレートを決め込んだ時のピッチングは圧巻でした。高校生の打者は手も足もでない状態だったのが印象的です。


 

内星龍は高額年俸を達成できるか?2021年シーズン楽天での活躍予想と今後の課題。基準に置くべきは3年後の成長?

内星龍は下位指名の選手ですので、やはり越えなければならない課題は多数あります。

まずは体づくりと球速アップ。やはり現代のプロ野球の1軍第一線で活躍していくためには、最低でも球速を150キロ以上にしておく必要があるでしょう。

もちろん相当の球のキレを持っているのであれば140キロ後半のままでも通用するかもしれませんが、近年はパリーグを中心に投手のストレートの高速化がどんどん進んでいます。取り残されないためにも、まずは150キロ、155キロ台のキレのあるストレートを投げ込める体つくりを行う必要があると思います。

次に、制球力の向上です。数少ない投球映像を見ましたが、まだまだ制球力が安定しておりません。投球フォームは山本由伸を真似しているだけあって、安定しているようにも見えますが、まだまだ下半身ができていなかったり、自分に合った投球フォームの深度化が必要かと思います。

少なくとも、プロの世界ではインコース、アウトコースのシビアな投げ分けはもちろんのこと、ボールの高さのコントロールも非常に重要になってくるため、このコントロールスキルを磨く必要があるでしょう。

以上、大まかな課題を挙げさせてもらいましたが、将来の可能性、潜在能力を評価された高卒ルーキーと言えども、最近の傾向を見ていると3年で芽が出なかったり、活躍の兆しが見えないと簡単に戦力外通告が出ているというのが厳しい現状です。

そのため、内星龍投手にもたくさんの時間があると思って日々のプロ野球生活の臨むのではなく、最初から1年1年が勝負の年だという気持ちを持って戦っていってほしいと思います。まずは、2年後、3年後に結果を残すためのステップを1つずつ上がっていってもらえたらなと思います。

素材、潜在能力としては、間違いなく1軍で10勝以上を上げることのできる投手だと思っています。プロ野球での活躍を期待しています。


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