伊藤優輔投手の年俸、契約金、背番号は?巨人2020年ドラフト5位

伊藤優輔投手の年俸、契約金、背番号は?巨人2020年ドラフト5位

今回は2020年ドラフトで巨人から5位指名を受けて三菱パワーから入団予定の伊藤優輔投手についてです。ドラフト4位指名ながらも即戦力として期待されている選手です。巨人の投手総合コーチである宮本和知氏が2021年の戦力として期待しているとも聞きます。特に中継ぎとしての活躍を期待しているとのことで、キャンプやオープン戦でどのくらいプロの世界で通用するのか楽しみです。

 

巨人からドラフト4位指名を受けた三菱パワーの伊藤優輔は、契約金5,000万円、年俸1,000万円で仮契約を結びました。背番号は56。

 

契約金も年俸も、ドラフト4位&社会人選手として相応の金額だったと思います。背番号は56と、正直これまで巨人でこの番号をつけてパッと思い浮かぶ選手はいないのですが、直近で言うと山本泰寛選手(2020年オフに金銭トレードで阪神タイガースへ移籍)がつけていたようです。


 

伊藤優輔投手の出身と中学時代、高校時代、大学時代、社会人時代の成績は?小山台高校は都立の星!

伊藤優輔(いとうゆうすけ)。1997年1月14日生まれ23歳。東京都出身。身長178cm、体重82kg。右投げ右打ちの投手。

小学校から野球を始め、中学校では軟式チームに所属。高校は東京都立小山台高校に進学して1年生からエースとして活躍。2年秋の東京都大会では堀越、早実などを撃破してベスト8に進出。3年春の選抜では21世紀枠で甲子園に出場している。

大学は中央大学に進学して1年生の春から登板するも故障などに悩まされ思うような実績はあげられなかった。その後、三菱パワーに入社して才能を開花させ、日本選手権や都市対抗野球で活躍した。

特筆すべきは高校時代でしょうか。都立高校でありながらも、私立の強豪校を撃破するなど一時期は「都立の星」としてよくメディアでも取り上げられることが多かったチームです。21世紀枠とは言え、エースとして都立高校を甲子園に牽引した伊藤優輔の実績はすごいと思います。

大学時代は故障の影響もあり、思ったような実績をあげることができず、同世代である甲斐野(現ソフトバンク)、上茶谷(現横浜DeNAベイスターズ)と比較して、自信を持てなかったという理由から、大学卒業後のプロ志望届は提出せずに社会人へと進んだようです。

結果的には、この選択が正解になりましたね。社会人の中で球速が上がったことや、変化球n精度も上がり全体的な完成度が一気に高まりました。今やプロの世界で即戦力として期待されるほどの実力を身に着けたと言っても良いと思います。


 

年俸1億円を伊藤優輔投手は目指すべき!?最速156キロの球速と変化球、投球フォームは?今後の課題は?

伊藤優輔の最速の球速は156キロと力強いボールを投げる投手です。アベレージでみても常時140キロ後半は出ていましたので、速球はと言ってよいと思います。都市対抗野球での投球映像を見ましたが、ストレートに伸びがあり、コースにさえ決まればストレートでも三振が取れるような球質だと思いました。

変化球の持ち球は、ストレート、カーブ、スライダー、カットボール、スプリットでそれぞれのキレもまず良かったと思います。少し気になった課題としては、制球力でしょうか。インサイド、アウトサイドへの投げ分けはある程度できているようにも見えましたが、高低の投げ分けコントロールがイマイチだと感じました。

また。私が見た試合の調子が悪かっただけかもしれませんが、変化球の制球力にもバラつきが見られ、ボールが先行する場面がチラホラ見受けられました。

恐らく巨人に入ってからは中継ぎポジションを任されることが中心になるでしょうから、中盤以降の登板でフォアボールを出してリズムを狂わせるようなことは、なるべき控えていかなければならないですね。そして、プロの世界では少し甘めの高さに投げ込むと一発ホーウランをかまされてしまうことがほとんどですから、高低差のコントロール精度を上げていく必要があるかもしれません。

投球フォームは、左腕を高く上げて投げ下ろす本格派右腕といった非常にきれいなフォームです。ランナーを背負った時のクイックモーションは少し心配な点ではありますが、問題ない範囲だと思います。



巨人はセリーグの中では、投手陣の層が厚いチームですから1軍での生き残り競争は激しいと思います。エースである菅野智之の残留も決まったため、先発陣を考えただけでもたくさんの投手がいます。

菅野智之

戸郷翔征

サンチェス

メルセデス

井納翔一

髙橋優貴

この辺りの6人が先発ローテーションとして君臨し、ここから溢れたメンバーが中継ぎへと回っていく手厚い布陣となっています。

畠世周

今村信貴

田口麗斗

桜井俊貴

メンバーを見る限り、先発ローテーションへの挑戦はかなりハードルが高いため、まずは中継ぎや、相手にリードを許している場面での登板で実績を積みながら実力を見せていくことになりそうです。

大竹寛

鍵谷陽平

中川皓太

デラロサ

高梨雄平

さらには、中継ぎや抑えには実績十分の専門職メンバーが多数います。そもそも、巨人の場合は開幕1軍に入れるかどうかというところからのスタートになるかもしれませんね。それだけ、巨人の投手陣はセリーグの中でもハイレベルな状態にあると思います。

こうして戦力を見てみると、巨人のセリーグ連覇は固いですかね。よほどの大コケや多数の故障者が出ない限りは、また巨人がペナントレースを独走してしまう可能性が高いと私は思っています。あとは、日本シリーズでどうやってパリーグチームを倒せるか。

さすがに、2021年もパリーグチームに木端微塵に叩きのめされては、セリーグ覇者の面子も丸つぶれでしょうから、相当な対策をして臨むことになるでしょう。

2021年シーズンの開幕と伊藤優輔投手の活躍が非常に楽しみです!



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