山下舜平大投手の査定評価、年俸、背番号は?オリックスのドラフト1位

山下舜平大投手の査定評価、年俸、背番号は?オリックスのドラフト1位

今回は2020年ドラフトでオリックスからドラフト1位指名を受けた福岡大大湊高校の山下舜平大投手についてです。オリックスは1巡目指名で近畿大学の佐藤輝明を指名しましたが抽選に敗れ、ハズレ1位で山下舜平大投手の指名に成功しました。

150キ口を超える速球と、190cm近い長身、恵まれた体格から非常にスケールの大きな選手です。今後、大化けする可能性を秘めた高卒ルーキーですね。

山下舜平大の契約金は8,000万円、年俸は700万円、背番号は12で仮契約を結んだ。

その割には、2020年ドラフト1位選手の中で、一番低い契約金、年俸額になっております外れ1位×高卒という観点と、指名に向けた人気度合いが勘案されてこの金額に収まったのですかね。

指名された選手が価格交歩をすると言った事例は、あまり聞いたことがないので、山下舜平大としては甘んじて受け入れるしかないですね。今後の成長と活躍で他の1位選手との差分をぜひ取り戻してもらいたいです。



 

山下舜平大投手を査定評価するにあたり経歴は?小学時代、中学時代、高校時代(甲子園)の成績について

山下舜平大(やましたしゅんべいた)。2002年7月16日生まれ、18歳。福岡県出身。身長189cm、体重93kg。右投げ右打ち。小学校から野球を始め、中学時代は軟式野球部に所属。

高校は福岡県の福岡大大濠高校に進学し、1年生の秋からベンチ入り。2の夏はエースとして県大会ベスト8入り。甲子園への出場経験はなし。中学時代は、スライダー、チェンジアップなど多様な変化球を投じていたようですが、高校に入ってからは監督の指導のもと、ストレートとカーブだけで投球をしていたそうです。

高校時代にストレートとカーブしか投じないという話で思い出したのは、元巨人で2021年シーズンから巨人の投手コーチとして現場復帰する桑田真澄です。桑田真澄はPL学園で清原和博と共に1年生の時から甲子園で大活躍しましたが、球種については山下舜平大と同様にストレートとカーブしか投じていませんでした。

桑田のインタビュー記事を見たことがありますが、カーブしか投げない意図としては、高校生のうちからプロに進むことを意識していたためであり、高校生を相手にストレートとカーブだけで抑え込めないようであればプロでは通用しないと考えていたそうです。プロでも通用するために、ストレートとカーブに磨きをかけたということです。

福岡大大濠高校の監督が、この桑田真澄の話を知っていたかどうかは定かではありませんが、身長189cm、最速153キロの山下舜平大がプロに行くであろうことは、ある程度前から見据えてきたのでしょう。だからこその指導だったと思います。

現に、山下舜平大のストレートの伸びとキレは高校生の中でも一級品と言えます。ここに、変化球という伸びしろを加えると、とんでもない投手に成長できるかもしれないですね。ゆくゆくは、メジャーリーグにも挑戦できるレベルになるのではないかと思います。

ちなみに山下舜平大投手の球速の目標は165キロだそうです。



 

山下舜平大(やましたしゅんぺいた)投手の名前の読み方は?由来は?

珍しい名前で読み方も独特ですね。読み方は「しゅんぺいた」。発音しやすい名前でありますが、由来は経済学者のヨーゼフ・シュンペーターによるものと言われているようです。

ご両親がどういう意図で、この経済学者からつけたのか、またこの情報も定かではないのですが、非常に印象が強い名前であるため、観客やファンに覚えてもらいやすくて良いですね。

山下舜平大投手の査定評価、球速、変化球、投球フォームは?オリックスで先発ローテーション入りする?

球速は最速153キロ。変化球はストレートとカーブのみ。

高校時代の変化球については、前述しましたが、中学校まではスライダー、チェンジアップなども投げていたようですので、すぐに他の球種も習得していけるでしょう。

2020年はコロナウイルスの影響により、甲子園大会が行われませんでしたが、福岡県独自大会や甲子園での合同練習会の映像を確認した印象としては、非常にしなやかな投球フォーム、腕の振りだなぁと思いました。

ストレートの球質、球の伸び、キレともに高校生の中ではトップレベルだと思います。どちらかというと、現ヤクルトにいる奥川恭伸のような球質に見えました。

まだまだ粗削りなところが多いため、今後はプロでの体づくり、体力づくり、フォーム調整を行っていくことで成長していくだろうと思います。

そうすれば十分にオリックスの先発ローテーションに入ることができる投手だと思います。山本由伸、山岡泰輔、田嶋大樹に加えて成長した山下舜平大がプラスされたら強力なローテーションになるので将来が非常に楽しみです



 

山下舜平大投手の査定評価からプロで活躍するための課題とは?

山下舜平大の投球映像を見て感じた課題が2つかあります。

1つは試合で投げる時のテンボ、リズムがよくないこと。1球1球投げてからの間合いが長く、テンボというかリズム間がないので、「動」「静」の使い分けが上手くできていない印象を持ちました。

どんどんドンドン投げ込め!とまではいいませんが、やはりある程度のリスズム感を持って投げないと守っている野手のリズムも崩れますし、打者と投手の間合いも不利な方向に働いてしまいます。

一番の理想は、巨人時代の上原浩治でしょうか。非常にリズミカルな投球間隔で投げ込み、しかも打者をどんどん押さえていくビッチングスタイルは圧巻でした。上原浩治が投げると試合がいつも21時前後、早い場合は21時前に終わっていましたね。

山下舜平大がピッチングを確立していく上で、テンポやリスムも1つの重要要素だと認識して取り入れてもらえたらと思った次第です。

2つ目は下半身の使い方です。まだ下半身の力を十分にボールに伝えきれていないフォームかと映像を見ていて思いました。

また、このままのフォームで投げ続けると、肘や肩に負担がくると思われます。プロのコーチに教わりながら下半身を使った投球フォームの習得に努めた方がよいと思いました。

そうすることで、おのずと球速もアップするでしょうし、球の伸び、キレも増してくるのではないでしょうか。今後ますますの成長が期待される山下舜平大投手の活躍が楽しみです。



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