木澤尚文投手の査定評価は?年俸、背番号は?ヤクルトのドラフト1位

木澤尚文投手の査定評価は?年俸、背番号は?ヤクルトのドラフト1位

今回は2020年ドラフトでヤクルトから1位指名を受けた慶應大学の木澤尚文投手についてです。六大学野球の中でも、150キロを超えるストレートで打者を圧倒するようなパワータイプの投手です。故障がちであった高校時代から、大学ではストレートの球速アップ、変化球の精度向上など才能を一気に開花させたピッチャーです。

ヤクルトの外れ、外れ1位の指名ではありましたが非常に有能な投手だと思います。特に、投手陣の再建が必要不可欠であるヤクルトにとっては、貴重な即戦力投手だと思います。

木澤尚文は契約金9,000万円、年俸1,400万円、背番号20の条件で仮契約を結んだ。(金額はいずれも推定)

ハズレ、ハズレ1位のため、契約金、年俸ともにドラフト1位指名の中では高い額ではありませんでしたが、まずまずの金額ラインではないでしょうか。まぁ入ってからが本当の勝負ですし、1年目の成績によって年俸なんかはあっという間に跳ね上がりますから、まずは実績を残すことに集中してほしいですね。

恐らく開幕1軍は固いのではないでしょうか。ヤクルトもそれだけの期待を持って1位指名したと思います。



 

木澤尚文投手の査定評価は?小学時代、中学時代、高校時代、大学時代についての経歴。高校時代の怪我とは?

木澤尚文(きざわなおふみ)。1998年4月25日生まれ、22歳。千葉県出身身長183cm体重85kg。右投げ右打ち、投手。

小学校から野球を始め、千葉ロッテジュニアにも選抜されたことがあります。中学は千葉県船橋市の二宮中学校に進学し、八千代中央シニアに所属。

高校は慶應高校に進学して野球部に所属。高校時代は肩、肘の故障に悩まされ、思ったような成績を上げることができなかったようです。それでも、木澤尚文は高校時代から140キロ台のストレートを投げていました。

大学時代の前半は故障を治す期間として位置付けていたようですが、2年生の春からはリーグ戦にも登板。この時点で球速は150キロを超えていました。

高校時代や大学入学したての1年時には、肘肩の故障に悩まされた木澤尚文ですが、逆にこの時間を成長タイミングと捉えてトレーニングに励んだのではないでしょうか。

故障明けの大学2年生からは球速も大幅にアップ、一気に才能を開花させてプロ注目の投手にまで成長しました。まさに、大学に進学して覚醒したタイプの選手であり、まだまだプロに入ってからも伸びしろがありそうな投手ですね。



 

木澤尚文投手の査定評価にあたり球速、変化球、投球フォームは?先発ローテーション入りの可能性は?

木澤尚文の球速は、MAX155キロ。変化球はストレート、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップになります。

六大学野球での投球映像を確認しましたが、一番の印象はストレートに伸びがあることです。ストレートで打者をどんどん押し込んでいけるパワータイプのピッチャーであり、ストレートで空振りや見逃し三振を取るシーンが何度もありました。

特に、低めのボーの伸びがすごく、一見ワンバウンドするかなぁと思う角度からボールが伸びて、低めのストライクコースに決まったボールは素晴らしかったです。プロの世界でもある程度ストレートで押していくことができるんじゃないかと思うほどです。

どちらかというと、コースや変化球でかわすセリーグというよりも、球速やパワーで押していくパリーグの方が合っているのかもしれませんね。ぜひ、ヤクルトの中では、かわすピッチングを教えていくというより、木澤尚文の長所を伸ばして真っ向勝負のパワー対決ができるような投手に育成していって欲しいと思います。

役割としては、先発というよりも中継ぎや抑えタイプの方が合うのではないかなぁと私は勝手に思っていた次第です。

投球フォームは、一番近いかなと思ったのが元メジャーリーガーでパドレス、日本では近鉄、中日などで活躍した大塚晶文投手にどことなく似ているような気がしました。パワータイプのピッチャーだし、ちょうど系統も一緒ですかね。

あとは、タイプは若干異なりますが、投げる時の体の角度という点では広島のルーキー森下投手の投げ方にも少し近い気がしました。

まだまだ投球フォームは安定していない部分もあり、コントロールの精度も改善の余地が多分にあると思いますので、プロに入ってからの成長を期待したいところです。

変化球のキレはこれまた素晴らしく、欲を言えばさらに落ちる系のボールを身に着けると打者を打ち取りやすくなる気がします。変化球といっても、ストレートがあって生きてくる変化球ですので、一番はストレートのキレと球速を今後も向上させていくことがプロで活躍するためのカギだと思います。



 

木澤尚文投手の査定評価から開幕1軍に残り、プロで活躍するための課題とは?

課題としては、前述の制球力や変化球のバリエーション追加などが挙げられますが、その他にもフォームの改善が課題に挙げられると思います。

厳密には、ストレートを投げる時のフォームと変化球を投げる時のフォームに若千の違いがあるように映像を見ていて思いました。変化球を投げる時には、少しゆったりとした動きになっているように見えました。研究すればストレートか変化球か分かってしまうような気がします。

また、ボールのリリースポイント、ボールの出ところの見やすさ、ストレートと変化球の球の軌道などなど、プロで活躍していくには、こうした微々たる差が重要になってきますので今後は磨き上げていく必要があるかもしれませんね。

以上、今回は2020年ドラフトで慶應大学からヤクルトに1位指名された木澤尚文投手についてでした。



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