内間拓馬投手の査定評価、年俸、契約金は?2020楽天ドラフト4位

内間拓馬投手の査定評価、年俸、契約金は?2020楽天ドラフト4位

今回は2020年ドラフトで楽天から4位指名を受けて、亜細亜大学から入団予定の内間拓馬についての情報です。2020年、亜細亜大学からプロには合計3人がドラフト指名されています。

巨人1位指名 平内龍太
楽天4位指名 内田拓馬
広島6位指名 矢野雅哉

東都リーグの強豪校として有名な亜細亜大学から同時に3名もプロにドラフトに指名されることはすごいことだと思います。このうち、内間拓馬が我が楽天の即戦力として指名されましたので詳しく見ていきたいと思います。


 

内間拓馬の査定評価から割り出された年俸、契約金と背番号について

内間拓馬の契約金は4,500万円、年俸は820万円で仮契約が合意されています。背番号は「40」になるようです。

金額については、ドラフト4位の大卒選手としては極めて妥当な水準だと思いました。楽天は即戦力投手を求めているということが、2020年ドラフトは感じられましたし、そのため社会人や大卒の即戦力ルーキー投手の指名が上位に集中したと思います。

それだけ、投手陣の立て直しが急務であり、特に中継ぎ投手の補強が来シーズンの優勝に向けた一番のポイントだと思います。

2021年来シーズンは石井一久監督の基、今シーズン課題であった防御率の改善を図って、引き続き高打率の打線を維持してもらって優勝、最低でもAクラスの順位を確保して欲しいと思います。


 

内間拓馬投手の中学、高校、大学時代の成績と査定評価とドラフト1位までの道のり

内間拓馬(うちま・たくま)。1998年11月21日生まれ(22歳)。沖縄県本部町出身。身長179cm、体重93kg。右投げ右打ち。投手。小学校から野球を始め、中学まで軟式野球部に所属。

高校は地元沖縄の宜野座高校に進学するも甲子園出場などの目立った成績は残せていない。その後、亜細亜大学へ進学し、才能を開花させて最速150キロをマーク。

高校までの成績を見ると目立った実績はなく、ほぼ無名に近かった選手ですが、大学に入ってから才能が開花して、球速も150キロを計測して、プロ注目の選手に成長しました。

体格的にも、それほど恵まれたタイプではなさそうですが、馬力と力があるタイプの投球をする投手だと思います。プロに入ってからの適正を考えると先発タイプというよりは、中継ぎなど短いイニングで150キロ近いストレートをバンバン投げ込み、剛腕で抑えていくタイプの方が合っているような気がします。

楽天としても、投手陣の防御率を向上させていくことが来シーズン2021年の課題であると思いますし、まさに即戦力として補強すべきポイントであることを石井一久監督は十分に理解していると思います。


 

内間拓馬投手の球種、球速と投球フォームから見た査定評価

内間拓馬の球種はストレート、スライダー、カットボール、カーブ、ツーシームとなります。ストレートの最速は150キロ。剛腕タイプで馬力ある投球が特徴的な投手であると思います。

投球フォームや打者との対戦の様子、ストレートの伸びや変化球のキレを動画で確認しました。一番の印象は馬力があるなぁということ。その中で、ドラフト4位ということも妥当かなと思ったのは、制球力などにはまだ不安があること、変化球についても落ちる系や緩急をつけるためのチェンジアップの習得などは今後の課題になるかなぁと思いました。

大学時代の若い学年の時代はコントロールも、ストレートの質もイマイチでしたが、最終学年に近づくにつれて、球速アップやアウトコースへのストレートのコントロールなどが安定してきた印象を受けます。何よりストレートの伸びがあるため打者から空振りを奪える機会が増えたような気がします。

とは言え、まだまだ完成度は高くなく、粗削りなピッチャーという印象も持ちました。私が気になったのは、以前よりはよくなりましたが、ストレートがシュート気味に右打者のインサイドに流れていくことです。

あの余計な分のスライドが打者への余裕を持たせてしまうのではないかと懸念しております。横にスライドする分の力を縦方向の球質の伸びに繋がるような球筋に繋げてもらうとさらに良くなると思います。

しかし、大学時代にも日本代表選手に選ばれるほどの逸材ですから、ドラフト指名されたことは妥当であり、十分に成功する可能性を秘めた投手だと思います。


 

内間拓馬投手が楽人に入ってからの役割と査定評価から考えるプロに入ってからの数値目標

前述したように、内間拓馬投手がプロ野球の世界で活躍しそうなフィールドは中継ぎポジションだと思います。短いイニングを150キロを超えるストレートをバンバン投げ込み、剛腕で打者を抑えていくスタイルを築いてほしいと思います。

数値目標としては、50試合登板、防御率3点台というのが1つの目安になるのではないかと思います。まずは、縦方向のフォークやスプリット、チェンジアップなどの球種、武器を準備した上で1軍への挑戦に臨んで欲しいと思います。

楽天は今シーズン2020年にチーム打率はよかったものの、チーム防御率が悪かったことで、リーグ戦のチーム順位も後半に失速してしまって経緯があります。ぜひ来年こそは、投手出身の石井一久監督の元、防御率を含めた守備力の向上を図ったチーム作りに注力していただければと思います。

 



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