平内龍太投手の査定評価!2020ドラフト1位で亜細亜から巨人入り

平内龍太投手の査定評価!2020ドラフト1位で亜細亜大学から巨人入り!

今回は、2020年ドラフトで亜細亜大学から巨人に1位指名で入団する平内龍太投手についての情報です。球速は最速156キロをマークした本格派右腕。公式戦の投球動画を見たところ、安定した投球フォームから繰り出される伸びのあるストレートとキレのある変化球で、外れ1位ではあるものの、巨人から指名されたというのも頷ける部分がありました。

 

平内龍太投手の査定評価から出された年俸、契約金はいくら?背番号は?

平内龍太の契約金は1億円+出来高払い、年俸は1,600万円と上限いっぱいの最高評価でした。

外れ1位ではあるものの、大卒で球速156キロを誇る期待の新人、さらには金満球団の巨人ということからも高額の契約金と年俸での仮契約だったと思います。

背番号については、正式に公表決定がされたわけではないですが、エースナンバー「11」が用意されているのではないかというニュースを目にしました。

巨人の背番号「11」と言えば、私にとっては前巨人の投手コーチでもあった斎藤雅樹の印象が強いですかね。あのサイドスロー気味の角度から出てくるストレート、スライダーのキレ、全盛期は手が付けられないくらいのピッチングでタイトルを総なめにしていましたね。

ちなみに、背番号の話で言えば、2020年ドラフトで同じく巨人から2位指名を受けている山崎伊織投手(東海大学)には、背番号「19」が用意されているようです。

巨人の19と言えば、私にとっては上原浩治です。彼は大卒で1年目のシーズンから20勝をあげるという大偉業を成し遂げ、言わずもがなメジャーリーグでの活躍を含め、世界レベルのピッチャーになりました。

背番号11、19どちらも往年のスター選手たちがつけた番号でありますので、誇りに持って彼らを超えるような活躍を二人には期待したいところですね。

話は平内龍太に戻りますが、確かに上手くはまれば1年目から2桁勝利を狙えるような素質あるピッチャーだと思います。あとは大学野球とは違い、1年間140試合という長いペナントレースの中でどのように力を発揮していけるか、適応力も求められるかと思います。


 

平内龍太投手の査定評価から出身、中学、高校、大学での成績まで

平内龍太、名前の読み方は(へいない・りゅうた)。1998年9月7日生まれ(22歳)、兵庫県出身。身長186cm、体重90kg。右投げ右打ち。投手。小学校から野球を始め、中学は魚住東中学校で軟式野球部に所属。高校は、神戸国際大学付属高校に進学して公式野球部に所属。甲子園への出場経験はなし。その後、亜細亜大学に進学して東都大学リーグで1年の秋から出場。

高校の時にもプロ志望届を提出したが指名されずに大学に進学し、大学での体づくりや球速アップで成長した投手。そういった意味では、結果論ですが高卒で下位指名されるのではなく、大学でしっかり成長して上位指名された良いパターンですね。甲子園への出場実績はありませんが、兵庫県も強豪校が乱立している都道府県の1つですから仕方ないですね。

まぁ、東京、神奈川、大阪ほどではないにしても中々レベルの高い県だと思います。平内龍太が所属していた神戸国際大学付属高校の他にも、例えば明石商業、報徳学園、市立尼崎、滝川第二、神港学園、育英高校、姫路工業などが挙げられます。

大学でしっかり体づくりをして、球速もプロでも上位の方である156キロをマークしたことで、プロのスカウトの査定評価も大学の4年間で高まったことが1位指名された理由ではないでしょうか。

 

平内龍太投手の評価査定を投球フォーム、球種を動画から確認。球速最速は156キロから見た評価査定の結果は?

大学時代のリーグ戦を含めた公式戦の投球動画を確認しました。一番の印象はフォームが安定していて、制球力が高そうなイメージを持ちました。中々あの安定感は生まれないと思いますし、下半身や体幹のトレーニングをこれまでしっかり積み上げてきた印象があります。

最速156キロのストレートは一番の武器になるでしょうし、伸びもまぁまぁ良い方だと思いました。ただ、一点だけ気になったのがストレートで空振りを奪えていないところです。ストレートで押し込む場面は何度も見かけましたが、いずれもファールや内外野フライで打ち取ることがほとんど。

私が見た試合でたまたま調子が悪かっただけならいいのですが、大学生のバッター相手に割とコツコツと当てられていて、ストレートで空振り三振や見逃し三振を奪うようなシーンはあまり見受けられませんでした。

つまり、プロのバッターにとっては、例え156キロ出ていても簡単に痛打されてしまうような球質なんじゃないかなということを勝手に心配したわけです。私も平内龍太の多くの登板機会を見たわけではないので、あくまでも参考程度にお聞き流しください。


 

平内龍太の査定評価、手術はいつ?肘の怪我と復活の軌跡

さらに大きな懸念点がもう一つあります。それは、大学4年時の2020年3月に肘の手術をしていることです。

右肘のクリーニング手術で、高校時代からネズミ(遊離軟骨)があり、それを取り除く手術を3月に行うという決心をしたそうです。7月には投球を再開して、8月に実践復帰。9月には自己最速の156キロをマーク。

プロを目指す中で、大学在学中に手術をするというのは相当な勇気がいったと思いますが、これが良い方向に進んだパターンですね。とは言え、一度も一軍登板していない大卒の投手が手術をしているという事実は変わりません。

さらに追い打ちをかけるように、前述した2020年ドラフトで2位指名の山崎伊織も手術をしてリハビリ中という情報があります。

それだけ巨人には余力があるということなのかもしれませんし、手術後の回復で活躍有り余る選手という判断を巨人がしたのかもしれませんが、手負いの選手をドラフトで、しかも上位2位までの投手で指名することには賛否両論がありました。

わざわざ、プロでの実績がない手術した選手をドラフト1位、2位で指名しなくてもいいのではないかという意見ですが、私も賛同する部分があります。

もっと他にも無傷の選手はたくさんいただろうと思うのですが、そこは巨人が手術をしていても、回復後に活躍する見込みがある投手という判断を下したのだと思います。

その証拠に2020年ドラフト1位、2位の選手にエース番号を与える決断をしたのだと思います。結果はどうなるか分かりませんが、二人の活躍を見守りたいと思います。

 

平内龍太投手の手術と部内規則違反による出場停止は大学時代のいつ?

さらにもう一点気になるニュースが平内龍太は亜細亜大学の3年生の時に部内規則違反により1年間近く出場停止の処分を受けていたそうです。真意が全くつかめない状態なので詳しく言及できませんが、良いことではないのだろうなぁと推察しています。

やはり、プロの世界で大成する選手の傾向を見ていると、超一流の素質はもちろんのこと、プロの世界に入ってからの努力と自己成長に対する取り組みの姿勢が重要になってくると思います。

プロの世界でタイトルを長年に渡って獲り続ける選手や球界、日本を代表するような選手のほとんどは、一級品の素質だけでなく、プロに入ってからの継続的かつ貪欲な努力があってこその集大成だと個人的には思っています。

そう言った意味で、平内龍太も大学時代には部内規則違反という過ちはあったのかもしれませんが、初心を大切にしながら活躍するための謙虚でひた向きな姿勢を貫きながら第一線での飛躍をぜひ実現していってほしいと思います。


 

平内龍太投手の査定評価から見える今後の課題と未知数な部分とは?

総合的な査定評価を通じて、平内龍太がプロの世界に入ってからぶち当たるであろう課題、そして我々見えていない未知数部分は下記になると思います。

・先発投手として、140試合近くのうち20試合を投げる体力、そして故障せずに1年間先発ローテーションを守り抜く実力と体の強さを持ち合わせているか。

・手術をした右肘が完治しているか。

・156キロ近いストレートを投げているが、プロの打者に通用するストレートの球質、キレになっているか。

以上のような懸念点はありますが、いずれにせよ、156キロ近くのストレート、投球フォーム、制球力、変化球のキレもあることから、相当な資質を持った投手であることには間違いないですし、これだけの能力を持ち合わせた投手は早々いません。2020年ドラフトでもトップクラスの素材でありますから、ぜひ1年目からの活躍を期待したいと思います。



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