藤井聖(ふじいまさる)楽天の年俸、契約金、査定評価は?ドラフト3位左腕

藤井聖(ふじいまさる)楽天の年俸、契約金、査定評価は?ドラフト3位左腕

今回は2020年ドラフトで楽天から3位指名を受けてENEOSから入団した藤井聖(ふじいまさる)投手についての情報です。即戦力として期待されている社会人NO.1左腕との呼び声高い藤井聖(まさる)投手。

契約金は6,000万円、年俸は1,120万円で楽天と仮契約(金額はいずれも推定)。

社会人出の即戦力とは言え、3位指名ながらいい値段のお金を貰っていますね〜。さすが楽天、三木谷さん笑。でもそれくらいの価値がある投手に思います。

JX-ENEOSと言えば、社会人野球の強豪チームで、これまでも都市対抗野球の常連で優勝経験も複数回を誇る名門チームです。特に投手力に優れた印象があり、毎年のように都市対抗野球に出場して上位成績を収めています。そんなENEOSから楽天入りし、一軍での活躍が期待されている藤井聖とはどんな投手でしょうか。

1年目の2021年シーズンは一軍での登板機会はなく、主に2軍での出場となりました。主に先発投手としての起用が多く、17試合に登板して完封勝利をあげるなどの活躍をしていました。

それでも一軍登板の機会がなかったのは、大事に育成されていた証拠でしょう。もしくは、則本昂大、田中将大、岸孝之、涌井秀章、早川隆久などなど、豪華な先発メンバーによってローテーション入りの壁が高かったこともあるでしょう。

2022年シーズンは、4月に先発投手として一軍デビューを果たし、見事に初登板で初勝利を果たしました。6回を4安打1失点の好投で先発ローテーション入りへ、首脳陣への猛烈なアピールとなりましたね。

藤井聖(ふじいまさる)楽天の中学時代、高校時代、大学時代、社会人時代の成績と査定評価

名前の読み方は、藤井聖(ふじい・まさる)。1996年10月3日生まれ(24歳)。神奈川県出身。身長176cm、体重78kg。左投左打。投手。

中学時代は地元神奈川県の瀬谷シニアに所属。その後は、富士市立高校に進学して投手として活躍。甲子園への出場経験はなし。大学は東洋大学へ入学し、2年生からはリーグ戦にも登板。その後は、社会人のJX-ENEOSに入社して都市対抗野球などで活躍。2020年ドラフトでは、社会人NO.1左腕として、楽天から3位指名。

同級生には、上茶谷大河(横浜DeNA)、甲斐野央(ソフトバンク)、梅津晃大(中日)と東洋大トリオと呼ばれたビックネームがおり、藤井聖(ふじいまさる)は彼らほどの注目は浴びていませんでした。しかし、社会人野球での活躍から社会人NO.1左腕の呼び声が上がるようにまでなる高評価選手に成長しました。


 

藤井聖(ふじいまさる)の球速は最速150キロ!球種と投球フォームからの査定評価について

藤井聖(ふじいまさる)の最速は150キロ。左投手での150キロは本当に貴重です。球種は、ストレート、カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップ。都市対抗野球の映像を見ましたが、一番の印象はストレートに伸びがあること。

打者の手元で伸び上がる球質でキレのあるタイプのピッチャーでした。さらに印象的だったのがカーブ。あのカーブの緩急と切れ味は、プロの世界でも相当な武器になるんじゃないかと思います。そうれぐらい切れ味鋭いカーブでした。制球力についても、そこそこあるように思います。

インコース、アウトコースへの投げ分けもしっかり出来ています。少し気になったのは、私が映像を見た試合の調子が悪かっただけならいいのですが、ややストライクよりもボールが先行する場面が多かったことが気になりました。

後は、右バッターへのクロスファイヤーの映像がまだ見れていないので、どのくらいストレートでバッターを詰まらせることができるのかが見ものです。さらにもう一つ注文するのであれば、落ちる球を磨くとよりプロの世界では戦う武器が増えてよいのではないかと思いました。

ENEOS時代には、先発、救援ともに経験しているため、プロに入ってからも先発、中継ぎ、抑えとどこを任されても対応できることでしょう。

現在の楽天のチーム状況や適正を考えるならば、やはり中継ぎとしての即戦力を期待したいところです。左で150キロを投げる中継ぎなんて素晴らし過ぎます!

藤井聖(ふじいまさる)に加えてドラフト1位には早稲田大学の早川隆久がいるわけで、本当に今回の楽天のドラフトは良い補強ができたと思います。2位指名の高田孝一も150キロ近く投げる魅力ある投手ではありますが、個人的には即戦力としては、藤井聖(ふじいまさる)の方が今後のチームへの貢献力が高そうな気がしています。

そのくらい完成度が高いピッチャーですし、これまでプロに指名されていなかったのが不思議なくらいです。身長も180cmない体格で、球速も高校、大学と徐々に上げてきた経緯を見る限り、相当の努力を重ねてここまで来たんだろうなと思います。素晴らしい選手ですね。

宿敵ソフトバンクに太刀打ちしていくには、やはりピッチャー陣の立て直しが必須になってきます。特に中継ぎ陣は、シーズン通して負荷がかかるポジションであり、近年は左バッターが多い球団がほとんどですので左腕の重要性がさらに高まっています。

ソフトバンクにはモイネロという150キロを超える化け物ピッチャーがいますが、楽天には同じく左腕で150キロを投げられる早川隆久、藤井聖(ふじいまさる)という2本柱が加わることで、とても心強く感じています。

ましてや、来シーズンから監督に就任する石井一久も現役時代は左腕で活躍した投手ですので、二人に対するアドバイスなども的確に行えるのではないでしょうか。二人とも早くプロの環境になれて活躍する土壌を整えてほしいです。


2022年今シーズンの楽天の中継ぎ陣を見てみると下記の投手がメインになります。

ブセ二ッツ

酒居知史

宋家豪

津留崎大成

安樂智大

以上の中継ぎ投手を見てお気づきでしょうか。そうなんです!?左投手がいないんです。。ここにきて藤井聖投手の獲得いうわけですか、ピッタリの補強だったと思います。

恐らく球団側としても中継ぎ、ワンポイントのピッチャーとして期待しているのだと思います。まぁ、左腕が極めて少ないのでワンポイントという贅沢な起用の仕方はできないですよね笑。

ただ、大事に育成されているところを見ると、将来の先発ローテーション候補の軸としてケガさせないように、登板機会が多い中継ぎ使いするのではなく、中6日を開けた先発投手して起用していくのかもしれませんね。

コンスタントに実践で結果を残し続けない限り、先発ローテーション争いには入れませんので、ぜひ日ごろからの準備を整え、さらにはパワーアップするためのトレーニングに励んでもらいたいところです。

コロナの影響で、思うようにトレーニングできなかったり、制限がかかる場面もあるかもしれませんが、非常に大事なオフシーズンになりますので真剣に自分と向き合い、開幕に備えてください。藤井聖投(ふじいまさる)手の来シーズンの一軍での活躍に期待しています!


コメント

タイトルとURLをコピーしました