佐々木麟太郎ドラフト候補2023年の高校通算ホームランと査定評価、身長、父親は?

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佐々木麟太郎(花巻東)ドラフト候補2023年の高校通算ホームランと査定評価、身長、父親、ポジションは?

今回は、岩手県の花巻東高校に所属している高校生スラッガーである佐々木麟太郎についてです。1年生の秋・センバツ甲子園の予選となる東北大会までの時点で既に高校通算ホームラン数が47本という驚異的なスピードで本塁打を量産しているスーパールーキーです。

花巻東と言えば、現在アメリカ・メジャーリーグで活躍する大谷翔平や菊池雄星など数々のスター選手を輩出してきた名門高校です。その花巻東にして、3度目となる怪物スラッガーが入学して活躍しているというわけですから非常に楽しみです。

あの大谷翔平ですら高校三年間での通算ホームラン数は56本でありましたから、2年生の早い時期には、この大谷翔平の記録はあっさり超えていきそうな気配ですね。この先どこまで記録を伸ばし続けるのかにも注目が集まります。

ちにみに、歴代の中での高校通算本塁打数のランキングはこちらとなります。

1位 清宮幸太郎(早稲田実業):111本 ※日本ハム

2位 山本大貴(神港学園):107本

3位 黒瀬健太(初芝橋本):97本

4位 伊藤諒介(神港学園):94本

5位 中田翔(大阪桐蔭):87本 ※日本ハム→巨人

これまで歴代の高校通算ホームラン数において、ダントツの1位は現日本ハムファイターズの清宮幸太郎となっています。高校三年間で111本のホームランを放っているのは確かにスゴイですね。

しかし、2位以下の選手名を見ていただくと分かるように、ランクインしている選手の全てがプロ入りしているという訳ではないことが分かると思います。ホームランが多ければ多いほどプロに入れるということではなさそうですね。

むしろプロのスカウトは本数よりも、どのような打ち方でどのような素質を持っているのか、打撃フォームや今後の伸びしろなどなど、ホームランの内容や詳細について着目しているのかもしれません。

もちろん、遠くに飛ばす力や才能というのは持って生まれた部分のものもあるかと思いますが、プロの世界で活躍していくためには、これだけでは不十分ということなのかもしれません。

歴代の高校通算ホームラン数ランキングのトップ10を見てみても、プロに入ってある程度活躍できているのは、清宮幸太郎、中田翔、鈴木健、中村剛也といったメンバーくらいで、その他の選手はプロにすら進めていないという選手もいるみたいですから、高校時代のホームラン数というのは、それほど当てになる数字ではないということが分かりますね。

話は花巻東の佐々木麟太郎に戻しますが、ぜひホームラン数だけではなく、その内容やプロに入ってからも活躍できるような成長を高校三年間で見せてもらいたいと思います。



 

佐々木麟太郎(花巻東)ドラフト候補2023年の出身や中学時代、父親は?高校通算ホームランへの期待

佐々木麟太郎(ささきりんたろう)。2005年4月18日生まれ。岩手県生まれ。身長183cm、体重117kg。右投げ左打ち、内野手。小学校時代から野球を始め、江釣子中学校時代には金ケ崎リトルシニアに所属。高校は花巻東高校に入学して1年生からベンチ入りを果たして活躍。

佐々木麟太郎は、岩手県の出身です。父親は佐々木洋(現花巻東高校の野球部監督)であり、花巻東高校に進学したことは必然的と言えるでしょう。183cm、体重117kの恵まれた体格、パワーから放たれるホームランは飛距離、威力抜群で迫力があります。とても高校1年生のパワーとは思えないほどの打球です。

恐らく幼い頃から父である佐々木洋監督の英才教育を受けてきた成果なのかもしれませんね。しかも、佐々木洋監督と言えば、菊池雄星、大谷翔平など数々のスター選手を育ててきた監督でもあり実績十分です。

野球プレーだけではなく、一人の人間として成長させるための教育がなされているという印象を菊池雄星や大谷翔平の姿から見て取れます。

例えば、大谷翔平は高校時代から将来の目標、キャリアプランを立てて、その夢や目標を達成するためにどのようなステップで、どのようなことを行っていかなければならないのかの計画を立てていたと聞きます。

また、菊池雄星については、かなりの読書家であり、精神論、健康管理など多岐に渡る分野の本を読んで自己啓発に励んでいたとも聞いています。二人とも単に野球の才能があるだけでなく、将来に渡って成長していくための礎を高校時代に身に着けている印象を受けます。

それもこれも、私は花巻東高校の佐々木洋監督の指導のおかげなのではないかと推察しています。そんな佐々木洋監督の長男であるわけですから、恵まれた体格やパワー、野球の才能だけではなく、考え方や取組み方まで一流になる要素を持ち合わせているのではないかと期待してしまうのは私だけでしょうか。

1年生のうちから、これだけホームランを量産していて、残り2年間でどれほどの成長を見せてくれるのか今か楽しみであります。



 

佐々木麟太郎(花巻東)ドラフト候補2023年の高校通算ホームラン数とバッティングフォーム、守備ポジションは?

佐々木麟太郎は、1年生の秋の大会では主に3番ファーストで出場しています。既に2023年のドラフト候補として注目を浴び、メディアにも多数取り上げられています。

バッティング動画や試合でのホームランシーンなどを映像で確認しましたが、やはり一番の魅力は遠くに飛ばす力を持っている点、またスイングスピードがあり、どんな球にも力負けしないパワーを持ち合わせている点でしょう。

特に驚いたのは、左バッターでありがながら逆方向の左中間スタンドにホームランを放ったシーンでした。既に高校1年生にして逆方向への意識を持っており、かつスタンドに入れ込んでしまうだけのパワーと技術を持ち合わせていることに衝撃を受けました。

これも父であり監督である佐々木洋氏の教えなんでしょうね。

ただし、少し気になる点もあります。それはバッティングフォームについてで、ボールを呼び込むまでのテイクバックの際にだいぶバットヘッドが内側に入り込んでしまう点です。球速の速い投手であったり、プロなど次なるステージに進む際には障壁になるのではないかと心配してしまいます。

やはり、バットヘッドが内側に入り過ぎてしまうことで、ボールへの反応が少し遅れてしまうことが懸念されます。

今は持ち前のパワーとスイングスピードで十分対処できている印象を受けますが、甲子園など全国区の一線級の投手と当たった際には少し苦戦するのではないかと見ています。

とは言え、まだ一年生でありますから、今の内は自由に打たせて徐々に修正していく方針なのかもしれませんし、今後の動向に注目していきたいと思います。秋季の東北大会では強豪の宮城代表・仙台育英高校を倒してベスト4入りを果たしています。

このまま勝ち続ければ選抜甲子園の出場が達成されることでしょう。一冬越えたところで、佐々木麟太郎選手の更なるパワーアップと成長が期待されます。春の甲子園での観戦が本当に楽しみですね。

以上、今回は花巻東高校でプロ注目の佐々木麟太郎についてでした。



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