楽天ドラフト1位の小深田大翔の2020年成績と守備、打撃の再評価

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楽天ドラフト1位の小深田大翔の2020年成績と守備、打撃の再評価

今回は2019年にドラフト1位で楽天に入団した小深田大翔についてです。私が応援している楽天の新人選手の中で、2020年シーズン最も活躍した選手ではないでしょうか。

楽天の2019年ドラフト1位の小深田大翔とは?

小深田大翔と書いてコブカタ・ヒロトと読みます。兵庫県の出身で、高校は神戸国際大附。近畿大学を経て大阪ガスに加入し、都市対抗野球では優勝、個人としても若獅子賞を受賞。2019年のドラフト1位で楽天に加入した25歳(2020年時点)ルーキーの内野手です。

私個人としては、楽天が1位で小深田を指名した時は、正直言って批判的な目で見ていました。こんな小柄なユーティリティ内野手を獲ってる暇があったら、もっと即戦力になる投手を指名してくれよ!というのが私の内心でした。

楽天の内野手、小深田大翔の2020年の成績

2020年シーズン112試合に出場し、打率.288(パ・リーグ6位)、打点31、本塁打3本、盗塁17(パ・リーグ8位)、出塁率.364の成績でした。

はっきり言って、ドラフト時の私の見立てから言えば、小深田さんに謝らないといけないくらいの好成績です。ごめんなさい。。しっかり規定打席に到達して、1年目から打率を2割8分台までもってくるあたりは再評価しなければなりません。何せ楽天の中でも鈴木大地さんに次ぐ2位の高打率です。

2020年の新人王発表はいつ?小深田大翔の可能性は?

この成績からいくと、十分に新人王のタイトル獲得が現実味を帯びてきます。むしろ、最有力候補なんじゃないかと思うくらいです。ちなみに、2020年新人王のタイトル発表は2020年12月17日のようです。皆さまお楽しみに!

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楽天の小深田大翔の守備、打撃、ホームランから見る実力

打撃に関しては、左バッターで俊足ということもあり、ハイアベレージ・ヒッターであることは想定できたのですが、ホームランを3本とは言え、こんなに打てるパワーとパンチ力を持ったバッターとは思っていませんでした。

来年も規定打席に到達し、打率2割8分以上、もしくは3割打つようであれば、その実力は本物でしょう。1、2番で定着したら楽天が優勝争いするのに大きく貢献すること間違いないでしょう。

守備についても、俊敏かつ軽快な動きでいくつかの好プレーも見せてくれました。少し辛口に言わせてもらえば、やはり小粒感は否めないのと、肩の強さを考えるとショートではスケール感が物足りないため、セカンドが合っている印象です。

これまで内野手の層が薄いと言われてきた楽天ですが、茂木、浅村、鈴木大地、小深田の加入で一気にコマが揃ってきた感じです。

楽天の内野手、浅村、茂木、鈴木大地、小深田に加え山田哲人の加入は必要?

2020年オフシーズンのFAの目玉であるヤクルト山田哲人の加入は楽天には必要か考えてみました。

パターン①

ファースト:浅村

セカンド:小深田

サード:鈴木大地

ショート:茂木

まず、山田哲人なしバージョン。私の理想を言えば、この上記メンバーがしっくりきます。個人的には小深田ショートでは物足りなく、茂木にもう少し頑張ってもらいたいところ。しかし、茂木も故障が多い選手なので茂木&小深田でシーズンを凌ぐ形でしょうか。

さらに、浅村については、今後を見据えて私はDHかファーストでいいんじゃないかと思っています。もちろん、浅村は守備が上手いのは十分理解しています。大阪桐蔭時代はショートであり、守備に定評があるのは事実ですが、気になるのは最近の体型です。明らかに以前よりズッシリしており、打撃のパワーにはプラスでも、守備での負担、特に腰や膝への負担を心配しています。これだけ内野手が揃ってきたならコンバートを考えても良い時期では。。

楽天にはこの他にも銀次、藤田、内田など多数の内野手がいるため、やや飽和状態な気がします。よって、今の楽天に山田哲人は不要ではないかというのが大凡の見解です。

とは言え、獲れるのなら獲りたい!次に山田哲人が来たバージョンを考えてみます。

パターン②

ファースト:浅村

セカンド:山田哲人

サード:鈴木大地

ショート:茂木or小深田

更にチーム内の競争力が増すと共に、打線に重みが出ましたね。やはり、獲れるのなら獲っておきたいものです笑。ただ、セカンドを本職としてFAで来た浅村、または昨年来た鈴木大地あたりがどう思うか。チーム内の不協和音を生じさせない監督のマネジメント力がこの移籍には求められるでしょうね。

楽天は2021年から石井一久がGM兼任で監督就任

これまでGMというポジションで好き勝手やってきたのは石井一久なわけですから、一番の責任者として、そして集大成としてしっかり結果を残してもらいたいと思います。平石監督の解任、そしてヤクルトや西武時代のお友達ばかりが集められていると世論から指摘されているのも事実です。

2021年シーズンで楽天がどんなチームになるのか、そして未知である石井一久の監督采配は見ものですので、みなさん要チェックです!!

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