紅林弘太郎の査定、年俸、背番号は?オリックスのショート2019年ドラフト2位

紅林弘太郎の査定評価、年俸、背番号は?オリックスのショート2019年ドラフト2位

今回はオリックスバッファローズの紅林弘太郎内野手についてです。身長186cmの大型内野手であり、長打力とパワーを兼ね備えた期待の新人選手です。

2月に行われている春季キャンプ、紅白戦、練習試合の中でもホームランやヒットを量産と目立った活躍を残しているため、2021年シーズンでの飛躍、もしかするとレギュラー10代でのレギュラー奪取の可能性も出てきている注目のルーキーです。

(入団時の契約金、年俸、背番号)

・契約金は6000万円、年俸720万円、背番号24。

 

(2021年の年俸、契約更改)

・年俸720万円:現状維持

 

(2020年シーズン成績)

・5試合出場、60打席、4安打、打率.235、打点2。

入団1年目は主に二軍での試合に出場し、一軍では僅か5試合に出場。まずはじっくり二軍で経験を積むというチームの育成方針だと推察しています。

そんな中でも、シーズン終盤にチャンスを貰って一軍の試合に出場して4安打、2打点の結果を残したあたりは素晴らしいと思います。たとえ5試合であっても、一軍レベルのピッチャーがどういうボールを投げるのか、球速や変化球を含めてトップレベルのステージを経験できたことは間違いなく今シーズンに生きてくると思います。

まだ入団2年目の選手ではありますが、とても高卒2年目には見えないくらい体が出来上がっています。まだまだ伸びしろを感じさせるスケールの大きな選手です。

現在、球界を代表する遊撃手には坂本勇人がいますが、2年目の時の坂本勇人選手以上の資質の高さと期待感が持てる選手なので、非常に楽しみです。

やはり一番の魅力は、ホームランや長打が打てる点であり、ショートでありながら将来的には打線の中軸、クリーンナップを任せることが出来る可能性を秘めているところは特筆すべきでしょう。

このようなショートを守れる強打の大型野手は早々出てきませんが、以前に紹介したチーム内の同世代である太田椋と共に、将来のオリックスを牽引していく選手ではないでしょうか。オリックスにはいい若手内野手がたくさんいますね。

太田椋の過去記事はこちら
https://ahitosports.com/ohtryou-463



 

紅林弘太郎(くればやしこうたろう)の二軍成績(2020年)からの査定評価と内野手のレギュラー争い

(紅林弘太郎の2020年二軍成績)

86試合出場、打率.220、本塁打1本、打点20、長打率.269

チーム最多の86試合に出場したものの、打率は2割台前半、持ち味である長打やホームランも多くなく、パッとした成績を残せなかったというのが正直なところです。二軍では基本的にショートとして出場し、経験を積ませてもらったという感じでしょうか。

二軍とは言え、最多出場数という点からも紅林弘太郎に対するチームの期待度と重点育成指定選手の一人なんだろうなということが分かりますね。

しかし、この二軍での成績だけから判断すると、到底一軍での活躍は厳しいのではないかと思ってしまいますが、2021年の春季キャンプの中では内野手のライバルたちから頭一つ抜けて紅林弘太郎が着々と結果を残し始めております。



紅林弘太郎(くればやしこうたろう)内野手の査定評価からの2021年シーズン成績予想と出場試合数、ホームラン数は?開幕一軍、開幕スタメンはあるか?

 

私の勝手な太田椋の2021年成績予想は、下記になります。

40試合数出場、打率.280、本塁打5本、打点30

昨シーズン一軍では5試合しか出場していませんので、まずは40試合出られるようなアピールを練習試合、オープン戦で続けることが肝心になります。少し驚いているのは、今のままの調子を維持できるのであれば、このまま開幕一軍、ショートでの開幕スタメンすらあり得るのではないかと思っています。

もちろん、開幕スタメンを勝ち取り、シーズンが始まっても継続して結果を残し続ければ上記のような私の予想などあっという間に越していく可能性も十分に考えられます。

2月23日に行われた千葉ロッテとの練習試合では、2打席連続の3ランホームランを放ち、6打点をあげる活躍を見せました。右バッターですが、バックスクリーンや右中間へのホームランであるため、底知れぬパワーと長打力を感じたシーンでした。

現レギュラーの安達了一や大城滉二にはない打撃力を持っている選手ですから、もしかすると2021年シーズンでレギュラーを奪取してしまう可能性も十分にあり得ますね。

安達や大城に比べた守備のマイナス分には目をつぶってもお釣りがくるような、長打力と将来性が紅林弘太郎にはあります。3月から始まるオープン戦が山場となるでしょうから非常に見ものです。



 

紅林弘太郎(くればやしこうたろう)内野手の経歴からの査定評価は?出身、中学時代、高校時代の成績、名前の読み方は?

紅林弘太郎(くればやしこうたろう)。2002年2月7日生まれ、19歳。静岡県出身。身長186cm、体重94kg。右投げ右打ち、内野手。

小学生時代から野球を始め、中学では軟式野球部に所属。高校は駿河総合高校に進学して、1年生の春からベンチ入りし、夏にはショートのレギュラーとして定着。3年生の時の夏に県大会準優勝が最高成績で甲子園への出場経験はなし。高校通算40本塁打、50m走は6秒2、遠投は100m。

身長186cmの大型野手というだけでなく、高校通算40本塁打の長打力とパワー、そして守備の面でも安定感と強肩を誇る期待の選手です。プロとしての伸びしろとスケールが高校時代から評価されており、甲子園での出場経験はないものの、オリックス以外の中日など他球団も目を付けていた内野手です。

前述したチーム内の同世代のライバルである太田椋内野手も181cmと、上背のある大型内野手ですが、パワーやスケール感で言うと紅林弘太郎の方が一歩リードしているように見えます。

現に、2021年春季キャンプで行われている練習試合などでは、遊撃手に紅林弘太郎、二塁手に太田椋がポジションについて出場しています。いずれも打撃でホームラン、ヒットを放つなど大活躍を見せています。

守備の面では、恐らく紅林弘太郎の方が全体的安定感と送球に関して太田椋よりも上回っているため、オリックス首脳陣は紅林弘太郎をショートで起用しているのではないでしょうか。

いずれにせよ、10代、20代前半の選手、しかもどちらも長打力を持った若いルーキーがセンターラインを守るのはロマンがありますね。ぜひレギュラーを獲ってほしいです。

安定して活躍したり、チームの勝利に貢献したりするような働きが継続的に出来るまでには、まだまだ時間がかかるかもしれませんが、この二人はやってくれそうな予感がしています。



 

紅林弘太郎(くればやしこうたろう)内野手の査定評価、バッティングフォーム、打撃力、守備力は?今後活躍するための課題は?

紅林弘太郎(くればやしこうたろう)のバッティングフォームを見ましたが、左ひじを少し立てたうえで構えた時のトップ位置が深いところでしっかりと定まっており、投手がボールをリリースしてからボールが来るまでに無駄な動きがなく、しっかりタイミングを取って、懐深くボールをさばけている印象です。

また、同世代の太田椋と同様にインコースのボールのさばき方が非常に上手で、腕を畳んでレフト前にヒットを放ったシーンを映像で見た印象が強く残っています。

タイミングの取り方が上手なので、恐らくインコースの速いボールにも十分対応できる能力を備えていると思います。あの打ち方で飛距離を出せるようになると、坂本勇人ばりのかなりの好打者になると思われます。

また、レフト方向への引っ張りだけでなく、構えた時の懐の深さがあるため、右方向にも広角にホームラン、長打を打つことができる点も大きな強みと言えます。打撃については、多くの一軍の投手と対戦することで、経験を積んでいくだけだと思っています。

次に守備についてですが、186cmという大柄な体格とは裏腹に、球際でのグラブさばきが非常に上手であり、肩も強いためショートとして十分やっていく能力があると思います。三遊間寄りの深い位置でのゴロ捕球も上手でしたし、そこからの送球も安定している方だと思います。あとは、打撃同様に一軍での経験を積んでいくだけだと思います。

あの坂本勇人でさえ、最初のころはエラーをたくさんしていましたし、正直守備が上手じゃないなと思う場面が多かったです。しかし、今やゴールデングラブ賞を受賞するレベルにまで上達しています。守備は打撃以上に経験と練習が身を結ぶものだと思いますので、粘り強く鍛錬を重ねていってほしいと思います。

以上、今回は2021年シーズンにブレイクが予想されるオリックス・バッファローズの紅林弘太郎(くればやしこうたろう)内野手についてでした。



コメント

タイトルとURLをコピーしました