宜保翔の査定評価、年俸、背番号は?2019オリックスドラフト5位

宜保翔の査定評価、年俸、背番号は?2019年オリックスドラフト5位

今回はオリックス・バッファローズの宜保翔(ぎぼしょう)内野手についてです。2019年にドラフト5位でオリックスに入団し、抜群の運動神経からの俊敏な守備と野球センスが武器の伸び盛りのルーキーです。

これまで紹介してきた紅林弘太郎(くればやしこうたろう)や太田椋(おおたりょう)など、同世代の内野手のライバルはチーム内にたくさんいますが、宜保翔(ぎぼしょう)も飛躍が期待されている若手選手の一人になります。

 

宜保翔について ※金額はいずれも推定

(入団時の契約金、年俸、背番号)

・契約金は3500万円、年俸500万円、背番号は「53」。

ドラフト5位指名の選手であるため、上位指名の選手に比べて金額は大きくありません。また、1軍での成績、活躍もまだそれほど残せていないため、2020年オフの契約改定時は微増の+50万円の550万円の年俸に留まっています。

 

(2021年の年俸、契約更改)

・年俸は550万円で契約更改。

 

(2020年シーズン成績)

・10試合出場、打率.118、2安打、2打点、盗塁0

2020年シーズンでは、1軍で10試合に出場しましたが、打撃の方では思うような成績を上げることはできませんでした。元々、紅林弘太郎(くればやしこうたろう)や太田椋(おおたりょう)とは違い、長距離砲のバッターではないため、打率、出塁率、盗塁などで結果を残してアピールしていかないと、中々レギュラー争いには食い込んでいけないかもしれませんね。



 

宜保翔(ぎぼしょう)の二軍成績(2020年)からの査定評価と内野手のレギュラー争い

(宜保翔の2020年二軍成績)

・41試合出場、打率.218、0本塁打、打点7、盗塁2、出塁率.244

2020年シーズンの二軍での成績を見てみても、パッとした成績を残せていない状況です。活躍する見込みを考えると、上位打線もしくは下位打線で高い出塁率をもってチームに貢献していくタイプの選手でしょうから、打率が上がらないまでもフォアボールなども含めて出塁率を上げていくことが今後の課題になると思います。それこそが、宜保翔(ぎぼしょう)の特性を活かした生きる道でしょう。

宜保翔(ぎぼしょう)内野手の査定評価から2021年シーズン成績予想、出場試合数、打率は?開幕一軍、開幕スタメンはあるか?

 

私の勝手な宜保翔(ぎぼしょう)内野手の2021年成績予想は、下記になります。

15試合数出場、打率.230、打点8、盗塁2、出塁率.250

 

宜保翔(ぎぼしょう)に対しては、少し辛口の評価かもしれませんが、上記が今シーズンの成績予想になり、結論として開幕一軍、開幕スタメンは非常に厳しい現状にあると思います。

私は、今年は紅林弘太郎(くればやしこうたろう)、太田椋(おおたりょう)がブレイクする年になるのではないかと踏んでおります。その上で、現レギュラーである安達了一や大城滉二など、中堅の選手もいるわけですから、現在の練習試合での成績を見ても、なかなか宜保翔がレギュラー争いに食い込んでいくだけの余白がないように感じています。

とは言え、全くチャンスがないわけではありません。オープン戦が始まるのはこれからですし、開幕まで約1ヵ月近くあります。また、レギュラー選手の故障やトラブル、コロナウイルスの影響による外国人選手の到着の遅れなど、不足な事態により突然チャンスが舞い込んでくる可能性もゼロではないため、いつでも活躍できるようなスタンバイが肝心です。



宜保翔(ぎぼしょう)内野手の経歴、出身からの査定評価は?出身、中学時代、高校時代の成績、名前の読み方は?

宜保翔(ぎぼしょう)。2000年11月26日生まれ、20歳。沖縄県出身。身長176cm、体重75kg。右投げ左打ち、内野手。小学生時代から野球を始め、中学時代は軟式野球部に所属。高校は、KBC学園未来高等学校沖縄総合学科へ進学。遊撃手、投手として活躍。甲子園への出場経験はなし。

走攻守の三拍子揃った選手で、高校時代は投手、野手の二刀流で活躍をしていました。特に投手として最速は147キロ、遠投は約117mと強肩であったため、内野手のショートとしても三遊間の深い位置でのゴロ捕球からの送球にも十分対応できるところが強みかもしれません。

とにかく運動神経が抜群、野球センスに満ち溢れたタイプの選手です。内野を守っていても際どいヒット性の打球を取ってからの身のこなしは素早く、俊敏性、守備範囲はピカイチです。

紅林弘太郎(くればやしこうたろう)や太田椋(おおたりょう)と比較しても、俊敏性、守備範囲は宜保翔の方が上回っているかもしれません。

しかし、打撃の面では長打力がそれほどない分、紅林弘太郎(くればやしこうたろう)や太田椋(おおたりょう)ほど、インパクトがないのも事実です。そのため、彼ら以上に確実性、打率を残しつつ走力で圧倒的な差を見せつけないことには生存競争に勝ち残っていけないというのが正直な感想です。



 

宜保翔(ぎぼしょう)内野手の査定評価、守備力、打撃力、バッティングフォームは?今後活躍するための課題は?

宜保翔(ぎぼしょう)の一番の売りは守備力だと思います。特に運動神経を活かしたファインプレー、華やかプレーを得意としているかと思います。

現役選手で例えるならば広島カープの菊池涼介選手に近いタイプだと思います。忍者のように素早くボールに追いつき、即座の切り替えしで一塁に送球する、しかも強肩であるところもそっくりです。そういった意味では、ショートだけでなくセカンドとしての資質の方が高いのかもしれません。

ただし、少し苦言を呈すると、もう少し基本となる普通の打球を正確かつ堅実にさばくという基礎力を磨く必要があるかもしれません。

名手として知られる元中日、巨人で活躍した井端弘和氏によると、宜保翔(ぎぼしょう)は守備がまだ粗く、ファインプレーのように見せなくてもいい打球まで見せるプレーをしてしまっている、と指摘されています。

プロとして大事なのは、ファインプレーを見せる以上に、当たり前の普通のゴロを当たり前に堅実にさばくことである、というような発言をされていました。

私も全く同感です。私も高校野球で内野を守っていて感じたことは、際どいヒット性の打球を処理することよりも、正面の普通のゴロを、当たり前のように毎回堅実にさばくことの方が難しいということです。

いくらファインプレーができたところで、毎回の普通のゴロを何度もミスしているようではプロのショート、セカンドとしては通用しないでしょう。

個人的な嗜好もあるかもしれませんが、私は広島カープの菊池涼介選手のようなタイプよりも、楽天の藤田一也や元ヤクルトの宮本慎也のような守備のタイプの方が好きですし、こちらの選手たちの方が本当の意味で守備が上手な選手だと思っています。

藤田一也や宮本慎也は、普通のゴロを当たり前のようにミスなくさばくことができます。また、地味ではありますが、難しいゴロも普通のゴロのように見せて処理したりします。

その上で、ヒット性の当たりや際どいボールに対してもファインプレーで阻止することもあるわけです。一見すると華やかさやファインプレーの数は、菊池涼介などに比べると少なく感じるかもしれませんが、当たり前のゴロを当たり前にこなすことの難しさを考えれば、藤田一也や宮本慎也の守備の方がレベルが高いのではないかと個人的には思っている次第です。

宜保翔(ぎぼしょう)選手についても、持っている運動神経や資質は一級品なわけですから、さらに基礎力を高めて、藤田一也や宮本慎也のような堅実な守備の名手に成長してもらいたいと思います。

また、打撃面についても、同世代のライバルである紅林弘太郎(くればやしこうたろう)、太田椋(おおたりょう)に対抗するために、高いアベレージとスピードを生かした攻撃力を磨いていってほしいと思います。

紅林弘太郎(くればやしこうたろう)や太田椋(おおたりょう)のような長打力については、真似してすぐに身に着けられるものではなく、持って生まれた体格や才能などにも関係してくるものですから、宜保翔は宜保翔なりの特徴と強みを生かした能力向上に努めていってほしいと思います。

以上、今回はオリックス・バッファローズの宜保翔(ぎぼしょう)内野手に関する記事でした。



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