200勝投手に近い2024年の候補は?2000本安打に近い記録達成間近の選手は?

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200勝投手に近い2024年の候補は?2000本安打に近い記録達成間近の選手は?

今回は、2024年シーズンで大記録を達成しそう、もしくは達成間近に迫っている投手、野手について見ていきたいと思います。

プロ野球の中には様々の記録がありますが、その中でもやはり一番の華があり、有名なものは投手で言うと200勝or250セーブ、野手で言えば2000本安打でしょう。プロ野球選手の節目となるような偉大な記です。現役選手の中で、今年のうちにこの大記録を達成する可能性を秘めた選手が何人かいるのでご紹介していきたいと思います。





200勝投手に近い2024年の候補は?投手編【(石川雅規・ヤクルト)】プロ野球で今季達成されそうな記録、達成間近の候補者

まず投手部門になります。結論から言うと2024年内に200勝を達成する投手はいないと言えそうです。

現役選手の中で、通算200勝利に最も近いのがヤクルトスワローズの読売巨人の石川雅規(いしかわまさのり)投手です。2024年シーズン開幕前の時点で通算185勝、残り15勝という成績を残しています。近いようで遠い記録でありますが、2年、3年で十分に達成できるところまできています。毎年5勝×3年という刻みが一番現実的なところでしょうか。

ただ、残念ながら2023年はオープン戦などの出来が振るわず、開幕の先発ローテーションからは外れたり、入ったりを繰り返しています。一軍のマウンドで先発しておりますが、2勝5敗とあまり勝ち星をあげられていない状態です。二軍調整で徐々に状態を上げてきているようなので、ぜひ2024年は一軍に上がって勝ち星を重ねていってほしいところです。

石川雅規(いしかわまさのり)投手の年齢は43歳と大ベテランのくくりに入る選手です。何と言っても現役最年長投手ですからね。同じ学年には元阪神、オリックスに在籍し、現在は引退して解説者を務める能見投手がいます。この2人の投手が同級生だったんですね。以前までは、中日の山井大介投手がいましたが42歳で現役引退をしております。

ヤクルトの石川雅規(いしかわまさのり)は、身長167cmという小柄な体でここまでの勝ち星を重ねていること自体が素晴らしいことではありますが、是非ともプロ野球人生の集大成として通算200勝を達成して最後の花道を飾ってほしいと思います。





200勝投手に近い2024年の候補は?松坂世代の【松坂大輔(西武)】【和田毅(ソフトバンク)】は200勝まであとどのくらい?達成はできそうなのか?

もう一つ、200勝で言うと気になるのが松坂世代で現役選手である松坂大輔、和田毅はこの大記録達成まであとどのくらいなのか?という点だと思います。

○日米通算成績

松坂大輔 170勝108敗2セーブ、防御率3.53

和田毅  162勝92敗、防御率3.19

松坂世代でただ一人、まだ現役で先発投手としてバリバリ活躍している和田毅投手ですが、日米通算でも200勝までは、あと38勝が必要です。

(参考):2022年シーズン開幕前の時点で松坂大輔は日米通算200勝まであと30勝、和田毅はあと52勝でした。残念ながら松坂大輔は2021年シーズンを持って現役引退してしまいました。2021年7月7日に発表されましたね。

故障に悩まされ、200勝という大記録は達成できませんでしたが記憶に残る名選手の一人でした。

和田毅投手は2023年で42歳。200勝までのハードルはかなり厳しいものかもしれません。しかし、未だにこの年齢にして先発ローテーションとしてマウンドに立つ姿は素晴らしい限りです。日本一のチームであるソフトバンクホークスの先発ローテーション投手として現役バリバリに登板しています。

しかし、200勝までの勝利数を逆算すると仮に毎年二桁勝利の10勝をあげたとしても4年はかかることになります。つまり46歳まで今と同じ状態を維持して現役を続け、さらに毎年二桁勝利もクリアするという非常に高いハードルが課せられることになります。

記録云々よりも、まずは元気な姿で1日でも長くこの2人のマウンド姿を見ることができるだけでいいのかもしれませんね。特に和田毅は、最後の松坂世代の戦士となります。世代を担ってきた松坂大輔がいない今、和田毅には最後の意地を見せてもらいたいですね。

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200勝投手に近い2024年の候補は?日米通算でダルビッシュ有、田中将大は達成まであと少しで射程圏内に入り始めている。

まだまだ大記録までは先かなと思いきや、意外にも射程圏内に入り始めているのがダルビッシュ有と田中将大です。

○日米通算成績

ダルビッシュ有 196勝123敗、防御率2.89

田中将大  197勝113敗3セーブ、防御率3.06

日米通算200勝までダルビッシュ有はあと4勝、田中将大はあと3勝というところまできています。年齢としては、ダルビッシュ有が今年で37歳、田中将大は今年で35歳ですので40歳まで現役を続けたと仮定しても十分な年数があると言えます。大きな故障などなければ、2024年には達成されるでしょう。

ダルビッシュ有においては、前々年シーズンに大リーグの最多投手のタイトルを獲得するなど故障や手術後の覚醒とでもいうべきか、ここ数年でどんどん調子を上げてきています。毎年二桁勝利の10勝以上の勝ち星を積み重ねていくのではないかと思います。

さらに記録達成に近いのが、田中将大です。年齢もダルビッシュより2歳若く、残り3勝ということで2023年中に達成してもおかしくなかったのですが、さすがに年齢のせいか敗北数が増えてきてしまいました。

やはりマー君と言えば、2013年の日本球史に残る伝説的な成績24勝0敗1セーブという偉大な記録が印象的ですが、この成績が日米通算200勝には大きく効いているのかもしれませんね。

昨シーズンの田中将大は、日本球界に復帰して楽天の先発ローテーションとして活躍していますがなかなか勝ち星がついていない状態であります。メジャーからシーズン開幕直前に日本球界に復帰した時は、コンディションなども整わなかったため、昨シーズンは思うような成績を残せなかったのかもしれません。

球速や球のキレなども全盛期に比べると少し落ちてきている印象です。ピッチング内容自体はそんな悪いわけではないので、引き続き我慢強く良い投球を続けてもらえたらと思います。2024年中に200勝の大台を突破してもらいたいものです。





200勝投手に近い2022年の候補選手は?2000本安打は?【2000本安打:野手編(栗山巧・西武)】プロ野球で今季達成されそうな記録、達成間近の候補者→達成!

現役選手の中で、2021年に見事2000本安打を達成したのが西武ライオンズの栗山巧(くりやまたくみ)選手です。2021年シーズン8月終了時点で通算1995安打、残り5本と大記録までのカウントダウンが始まっておりましたが、9月4日の楽天戦@楽天生命パークで見事に大記録達成となりました。2021年シーズン中での内での達成が確実視されてましたが、これで一安心ですね!

ちなみに、栗山巧(くりやまたくみ)選手は、2020年で101安打、2019年で103安打を放っていました。故障やトラブルさえなければ十分に年内の達成が見込まれていましたが、何が起こるか分からないのがシーズン中ですから本当に良かったです。

栗山巧(くりやまたくみ)選手は37歳とベテランの域に差し掛かっています。近年で言えば、主にDHでの出場が多くなっており、守備面での負担が軽減されているので、その分打撃に専念できている点は記録達成に向けて大きな利点だったと思います。持ち前の勝負強いバッティングで、DHというポジションを確立しているため出場機会という点でも特に心配ならなかったですね。

しかし、2021年の開幕戦に試合に出場した際には下肢の張りを訴えて2戦目以降は欠場、出場登録からも抹消されていた時期がありました。この時の球団の発表では、軽症のため大事を取っての休養とのことで、10前後で復帰となったので心配はされましたが、以降は打撃の調子も上向き傾向でシーズン中の大記録達成に結びつけたところです。名球会入りの大記録・2000本安打達成おめでとうございました!

【栗山巧・2000本安打達成の詳細記事はこちら】

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200勝投手に近い2022年の候補選手は?2000本安打は?【2000本安打:野手編(中島宏之・巨人)】プロ野球で今季達成されそうな記録、達成間近の候補者

現役選手の中で、栗山巧(くりやまたくみ)選手に次いで2000本安打に近いのが読売巨人の中島宏之(なかじまひろゆき)選手です。

2022年シーズン開幕前の時点で通算1902安打、残り98本という成績を残しています。内野のレギュラー争いが熾烈な巨人の中でコンスタントに試合に出続け、98本以上の安打を打つというのは、なかなかハードルが高いとは思いますが、無理とも言えない数字なのでぜひ頑張ってもらいたいですね。

ちなみに、中島宏之(なかじまひろゆき)選手は2020年で83安打、2019年で8安打という成績でした。うーん、、この数字を見るとやはり少し厳しい目標かもしれませんね。

現在の巨人の内野手、特にファーストのポジションにフォーカスしてライバル選手を見ていくと、まずファーストのレギュラーである中田翔、外国人助っ人のウィーラー、新人の秋広優人、トレードでヤクルトから加入してきた廣岡大志、この他にも若林晃弘、北村拓己、香月一也などの選手も控えています。また、サードを守っている岡本和真、キャッチャーの大城卓也がファーストに回るというオプションもあるため、まず巨人の中では出場機会を勝ち取ることが高いハードルと言えるでしょうか。

優勝命題を義務付けられている原辰徳監督の采配からして、2000本安打を控えた中島宏之(なかじまひろゆき)選手を優先的に起用するということは、今の時点ではあり得ないでしょうから実力でチャンスを勝ち取るしかありませんね。あとは、中島は代打での出場機会が増えていますから、ここでの勝負強さを発揮して打席数を増やしていくしかありませんね。

中島宏之(なかじまひろゆき)選手は、西武ライオンズに始まり、アメリカ大リーグのアスレチックス、オリックス、巨人と複数球団を渡り歩いてきた苦労人でもあります。年齢も39歳となり、残るプロ野球人生も後ろから数えた方が早い世代になってきました。ぜひ現役生活の中で節目となる2000本安打が達成できるよう、全力で日々の試合に臨み、結果を残して欲しいと思います。

以上、今回は2021年以降で大記録(投手200勝利、野手2000本安打)を達成しそうな選手についての情報でした。





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