巨人の投手陣、先発ローテーション予想(2021年)
今回は2021年の読売巨人の投手の先発ローテーション予想をしてみたいと思います。
エース菅野智之の残留や、FA移籍で加入してきた井納翔一、昨年ブレイクした戸郷翔征などなど、注目投手が多数在籍している巨人の投手の台所事情を見ていきたいと思います。
【2021年の巨人の先発ローテーション予想】
1. 菅野智之
2. 戸郷翔征
3. 井納翔一
4. サンチェス
5. 今村信貴
6. 平内龍太
以上が私の予想する巨人の2021年の先発ローテーションになります。
3月26日(金)からの開幕シリーズで巨人は本拠地である東京ドームにて横浜DeNAベイスターズを迎え撃ちます。3戦目に登板を予想している井納翔一については、古巣横浜DeNAとの対戦が早速見られそうですね。投手ではありませんが、外野手で井納翔一と共に横浜DeNAからFA移籍してきた梶谷隆幸にとっても、特別な3試合になることでしょう。
巨人の先発ローテーション予想(2021年)エース菅野智之投手が開幕投手!
2021年の巨人の開幕投手は、早々に大エースである菅野智之投手に決定しています。そのため、予想にはなっていませんが確定情報としてご参照ください。
2020年オフにポスティングシステムを活用してメジャーリーグへの移籍を試みましたが、コロナウイルスの影響により、アメリカの移籍市場が鈍化、メジャー進出が実現されずに巨人への残留が決まった菅野智之ですが、もはやその時点で開幕投手は決まったようなものでしたね。
よっぽどの調整遅れや故障がない限り、これまでの実績を踏まえて菅野智之投手以外の起用はあり得なかったことでしょう。菅野智之に関しては、巨人だけでなく、もはや日本球界を代表する不動の大エースになっています。2021年シーズンの活躍が楽しみです。
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巨人の先発ローテーション予想(2021年)戸郷翔征投手・開幕2戦目!
2戦目の先発ローテーションは、戸郷翔征で決定しています。こちらも確定しているため、予想になっておりませんがご了承ください。
戸郷翔征にとって2020年はブレイクの年になりました。19試合に登板して9勝6敗、防御率2.76の好成績をマークしました。二桁勝利と新人王のタイトルこそ、あと一歩のところで逃してしまいましたが高卒2年目のルーキーとしては抜群の成績だったと思います。
なんせ戸郷翔征は2018年ドラフト6位指名で巨人に入団した選手でしたので、私としても全くノーマークなピッチャーでした。2021年でブレイクしそうな秋広優人もそうですが、ここ最近の巨人は下位指名で良い選手を見つけてきますね。スカウトの目利きが良いような気がします。
戸郷翔征は、身長187cmの長身から投げ込まれるボールに威力があり、エースの菅野智之も認める次世代のエース候補筆頭です。
ただ一点、私が心配しているのは故障についてです。元阪神で活躍した藤川球児も言及していましたが、戸郷翔征の投球フォームは、独特の変則的なテイクバックから投げ込まれているため、体のメカニズム的に肘、肩への負担が大きいということでした。
このままのフォームで投げ続けると、いつかは肘、肩への負担が爆発してしまわないかが心配なところですね。
ただ、この辺りは今年から新たに投手コーチに就任した桑田真澄コーチが上手に指導してくれそうな気がします。上手く行っている現在は、取りあえずフォームの改良などには着手せず、調子が落ちてきた時や故障気味になってきた時に修正していく算段ではないかと見ています。
スケールの大きい楽しみな投手ですので、ぜひとも菅野智之のような大エースに育ってほしいと思います。
巨人の先発ローテーション予想(2021年)井納翔一投手・開幕3戦目!
3戦目の先発投手はまだ明言されていませんが、新たにFA移籍で加入してきた井納翔一が起用されるのではないかと予想しています。実績十分のベテランですし、古巣の横浜DeNA時代にも開幕投手を務めたことがあるほどの投手ですからローテーション入りは当然でしょう。
前述しましたが、移籍したばかりの公式戦初登板が古巣である横浜DeNAとの対戦になるわけですから、ある程度のプレッシャーと球場内からのヤジは覚悟しなければならないかもしれませんね。
ただ、宇宙人と言われるほど、大らかな選手でありますし、過度に気にし過ぎるタイプの投手には見えませんので図太く投げ込んでもらえたらと思います。
ここ近年は、二桁勝利からだいぶ遠ざかっていますし、防御率も3、4点台と思わしくない成績が続いていますので、巨人に移籍して心機一転、覚醒してもらえたらと思います。
巨人の先発ローテーション予想(2021年)サンチェス投手・開幕4戦目、2カード目の先陣投手!
開幕4戦目、2カード目の先陣を切る投手はサンチェスだと思います。昨年のソフトバンクとの日本シリーズにも登板した投手ですが、ストレートの強さ、変化球のキレもある好投手です。
2020年シーズンは15試合に登板して、8勝4敗、防御率3.08の成績を残しました。今シーズンも先発ローテーション入りは当確でしょうし、二桁勝利を目指して臨むシーズンになると思います。
ドミニカ共和国出身の選手ですが、コロナウイルスの影響を受けることなく2月にはチームに合流できていたので、準備万端かと思います。
巨人の先発ローテーション予想(2021年)今村信貴投手・開幕5戦目
先発ローテーション、開幕5戦目での登板には今村信貴が起用されると思います。オープン戦での成績は、1試合5イニングを投げ、被安打3、失点0の好投をしており、先発ローテーション入りは当確かと思われます。
あとは、5戦目に投げるのか、6戦目に投げるかの誤差はあるかもしれませんが、貴重な左投手ですのでシーズンを通してローテーションを守り抜くことが求められそうですね。まだ、二桁勝利をあげた年は一度もありませんので、ぜひ殻を破って覚醒してくれることを期待したい投手です。
巨人の先発ローテーション予想(2021年)平内龍太投手・開幕6戦目
この6人目の先発ローテーション予想は人によって分かれてくるかと思いますが、私は平内龍太がローテーション入りしてくると見ています。2020年ドラフト1位のルーキーで、まだまだ未知数な部分もありますが、最速156キロのストレートを武器に、新人らしい思い切ったピッチングを期待したいと思います。
3月9日のオープン戦では、ソフトバンクに対して2イニングを投げて、被安打2、与四球3、失点2とパッとしない結果になってしまいましたが、相手が悪かったという言い分は少し聞いてあげても良いかと思っています。それくらいソフトバンクは強いし、日本シリーズも含め巨人は相性が悪いですよね。
ドラフト1位で入団し、エース番号である背番号11をつけているわけですから、やはり先発ローテーション入りして二桁勝利を上げるような活躍を見せてもらいたいですね。
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巨人の先発ローテーション予想(2021年)で当落線上の投手たち
上記が私の予想した2021年の巨人先発ローテーションのメンバーです。ローテーションからは外れる予想となりますが、他にも巨人には有望な投手がたくさんいます。
特にローテーション争いの当落線上にいる選手として挙げられるのは、高橋優貴、畠世周、桜井俊貴、野上亮磨らとなります。
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残りのオープン戦やシーズン途中の成績によっては、いつでも平内龍太、もしくは他の投手と入れ替わる可能性が十分にあります。
特に、西武から巨人にFA移籍してきたものの、思うような結果を残せず、さらに故障からようやく復帰してきた野上亮磨なんかは、選手生命をかけたシーズンになるのではないかと思います。
当たり前ですが、全員が必死に限られたポジションを奪う熾烈な生存競争があるかと思いますので、開幕後も注目していきたいと思います。
以上、2021年シーズンにおける読売巨人の先発ローテーション予想でした。
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