野球世界ランキング2021年の最新データは?日本が1位!

国際大会

野球世界ランキング2021年の最新データは?日本が1位!WBSC発表の強い国とは?

今回は、野球の世界ランキングの情報についてです。2021年7月から8月にかけて行われた東京2020オリンピックの結果を受けて、野球の世界ランキングが8月11日にWBSC(World Baseball Softball Confederation)から発表されました。

【野球・世界ランキング】(2021年8月11日時点)
1位:日本
2位:韓国
3位:台湾(チャイニーズ・タイペイ)
4位:アメリカ
5位:メキシコ
6位:ドミニカ共和国
7位:オーストラリア
8位:オランダ
9位:カナダ
10位:ベネズエラ
11位:キューバ

そもそも野球の世界ランキングがあったこと自体、私は知りませんでした。よくサッカーなどは、FIFAランキングが有名であり、ワールドカップやユーロ大会などなど、多くの国際試合からランキングが算出されているのを知っていましたが、野球にもあったというのが意外ですね。

我らが日本は、最新の野球・世界ランキングで堂々の1位となっています。前回公表の時点でも1位でしたが、東京オリンピックで見事に全勝優勝を果たしましたので2位とは800ポイント差をつけてダントツの1位に輝いております。これだけポイント差が開いていると、当面は日本の1位が崩れることはなさそうですね。

【東京オリンピック侍ジャパン(野球)の結果について】

侍ジャパン速報結果、東京オリンピック野球日本代表が金メダル獲得(2021年)
侍ジャパン速報結果、東京オリンピック野球日本代表が金メダル獲得(2021年) ここでは東京2020大会オリンピック「野球」の日本代表の速報結果についてアップしていきます。 7月23日から開幕となった東京2020大会ですが、野球は7月28...

 

(オリンピック前に行われた国際大会である2020年秋の「プレミア12」でも優勝を果たしていましたので、元々の世界ランキングも1位でありました。)

2位には、東京オリンピックでメダル獲得はならなかったものの、4位となった韓国がランクイン。前回の世界ランク3位から1つポジションを上げてきました。3位には台湾がランクイン。前回の2位から1つポジションを下げてランクインしています。

台湾は、コロナウイルスの影響でオリンピック最終予選への参加を辞退したため、今回のオリンピックでランキングポイントを加算することができず、順位を1つ下げてしまいました。これからの巻き返しが期待されますね。

4位には、銀メダルを獲得したアメリカがランクインしています。強国アメリカが4位とは、なんとも不思議な感じを受ける方もいるかもしれませんが、ランキングのポイントや順位算定方法について見ていきたいと思います。(アメリカは、今回の東京オリンピックにメジャーリーグの選手は出場していないため、ベストメンバーではないということは付け加えておかなければならないでしょう。)

ランキングの算出方法については、各大会での成績に応じたポイント加算制になっています。特に1つの大きい大会で優勝もしくは上位での成績を収めると、大きなポイントが加算されるためランキングも大幅にジャンプアップする性質があります。

例えば、具体的にはプレミ12やオリンピックで優勝すると、2位と200ポイント程度の差しかなかったものが1000ポイント以上の差が開いたりするようです。そのくらい、大きい大会での優勝はランキングを押し上げる要素となります。当然のこととして、今回の東京オリンピックでの加算ポイントもかなりのもののようです。



野球世界ランキング2021年の最新情報は?ランキングの算出根拠は?

野球の世界ランキングの算出根拠としては、
WBSC(World Baseball Softball Confederation)公認の国際大会で過去4年間に渡り、U-12からプロまでの各カテゴリの成績を基に測定されているようです。大きな大会としては、WBC(ワールドベースボールクラシック)やプレミア12、そして7月から開催されているオリンピックなどが挙げられます。

やはりランキングを見てみてみると分かりますが、日本、台湾、韓国などアジア勢が強いことが分かりますね。

逆に強豪国というイメージの強いアメリカやドミニカ共和国、ベネズエラ、キューバなどは下位にランクインしていることからも、必ずしも野球の世界ランキングが実力の全てを表しているというわけではないようです。それでも、我らが日本が1位を維持し続けてくれているのは誇らしいですね。

ちなみに、WBSC(World Baseball Softball Confederation)が世界ランキングを定めているのは野球以外にも女子の野球、ソフトボール、また男子のソフトボールについても順位づけが行われています。
日本は上記全ての競技において、世界ランキング1位となっており、快挙と言えるかもしれませんね。特に、東京オリンピックで見事に金メダルを獲得した女子・ソフトボールについては、2位のアメリカと20ポイント差の僅差で世界ランク1位となっています。強敵を抑えての首位は見事ですね。



野球世界ランキング2021年の最新データ、ランクインした国が増加傾向?

野球の世界ランキングにランクインしている国数は最新で81ヵ国となっています。アフリカ勢などを含めたチームが追加になっていることもあり、国数はおおよそ増加傾向みたいですね。野球というと日本ではメジャーなスポーツでありますが、ヨーロッパやアフリカなどではマイナースポーツという印象を思っていますが、競技人口自体は徐々に増えているのかもしれませんね。

特に、今回の東京オリンピックの野球で驚きだったのは、イスラエルの躍進です。イスラエルと聞いて野球のイメージは全くなかったのですが、今大会では強国メキシコを撃破するだけでなく、韓国やドミニカ共和国とも接戦を演じ、かなり善戦していたと言えるでしょう。

厳密には、イスラエル国内にいる選手が活躍しているというわけではなく、ユダヤ系アメリカ人でメジャーリーグ経験者を招集してチームを構成していることなどが善戦した大きな理由ではありますが、野球のレベルが急激に上がってきた国の一つと言えるでしょう。今回の世界ランキングで24位となってはおりますが、ランキング順位以上の実力を今大会で示したような気がします。

野球世界ランキングの過去の経緯を見てみると、かつてはIBAF(国際野球連盟)が発表していました。現行のWBSC(世界野球ソフトボール連盟)が発表するようになったのは、2014年からとなっています。

次回の野球の大きな国際大会は、WBCと言われておりますが、現時点では開催時期がコロナウイルスの影響で未定になっています。噂では2023年に開催されるのではと言われていますので、非常に楽しみにしたいと思います。

WBCは、オリンピックと違いアメリカやドミニカ共和国などは、バリバリのメジャーリーグの選手を招集してきますので、正真正銘のガチンコ勝負です。

そんな中でも、日本は過去2回の優勝を誇っていますので、ぜひ3度目の優勝を成し遂げて欲しいですね。オリンピック日本代表の稲葉監督の勇退は決定していますが、まだ後任の人選は完了していませんので、まずは誰が監督になるのか注目していきたいと思います。

【侍ジャパンの次期監督候補は誰か?日本代表歴代監督について】

侍ジャパン監督次期候補は高橋由伸?緒方孝市?稲葉監督の退任で新監督候補、後任は誰?
侍ジャパン監督次期候補は高橋由伸?緒方孝市?稲葉監督の退任で新監督候補、後任は誰? 東京2020オリンピック野球(2021年)で見事に金メダルを獲得した侍ジャパンですが、監督を務めた稲葉監督の勇退は決定しています。そこで気になるのが次期監...

以上、今回は野球の世界ランキングについての記事でした。



コメント

タイトルとURLをコピーしました