鈴木誠也のメジャー移籍はポスティングシステム?海外FA?アメリカのどのチーム?

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鈴木誠也のメジャー移籍はポスティングシステム?海外FA?アメリカのどのチーム?

2021年ペナントレースも終わり、ストーブリーグが開催となります。広島カープの4番である鈴木誠也がアメリカ・メジャーリーグへ移籍するのではないかという報道が11月に取り上げられました。

アメリカMLB側からの報道であり、この時点で既にいくつかのメジャー球団が獲得に向けた準備を始めているのではないかとも囁かれています。

そのくらい鈴木誠也に対する評価は以前から高く、獲得したい球団も多数いるのではないでしょうか。

鈴木誠也は、2021年現在で27歳。海外FA権を取得するのは最短でも2年後の29歳となる2023年シーズン後であります。確かに29歳まで年齢を重ねてしまうと選手としての市場価値が少し下がってしまい、売り時を逃してしまうイメージがあります。

そういった意味では、ポスティングシステムを使ってのメジャー挑戦を広島カープが容認してくれたのかもしれませんね。過去にも広島カープは、海外FA権を使って黒田博樹投手が、前田健太はポスティングシステムを使ってメジャーリーグへ移籍した実績があります。

また、移籍自体は実現しませんでしたが菊池涼介選手もポスティングシステムを使ってメジャー挑戦に乗り出したことがありました。このように過去事例から見ても広島カープという球団は選手の意見を尊重してかFA権の行使やポスティングシステムの使用すらも容認してくれるチームと言えますね。

まだ日本サイドからの正式な報道や会見はされていませんが、恐らく今冬での鈴木誠也のメジャーリーグ移籍の確度はかなり高いものと思われます。

あのイチローでもメジャーリーグへの挑戦は2000年シーズン終了後の27歳の年でした。奇しくも現在の鈴木誠也と同じ年齢でありますね。

イチローもメジャー通算3089安打という歴代23位のとんでもない記録を打ち立ていますが、それでももう数年メジャーへの挑戦が早ければアメリカの中でも歴代安打記録を伸ばせたのではないかと言われることがあります。

確かに日米通算記録で見ればイチローの安打数は4367本となり、メジャー通算安打数1位のピート.ローズの4256本を遥かに越えています。

日本のプロ野球とメジャーの野球であるため同じ土俵には立たせてもらえませんが、やはりもう数年早くイチローがメジャーに挑戦していたらどうなっていたのかは、いちファンとして気になります。

そいう言った意味でも鈴木誠也には、1年でも早くメジャーリーグへの挑戦を果たしてほしいですね。



鈴木誠也のメジャー移籍はポスティングシステム?海外FA?2021シーズン成績と年俸推移

プロ9年目となる鈴木誠也の2021年シーズンの成績はこちらになります

132試合出場、打率.317、本塁打38、打点88、盗塁9、長打率.639、出塁率.433

見事な数字であり、仮に2021年シーズンを最後に日本を去るということであれば有終の美と言っても差し支えない成績ではないでしょうか。個人タイトルという観点から見ても、セリーグの首位打者、最高出塁率の二冠に輝いておりトップクラスの成績です。

正式なタイトル項目にはなっていませんが、長打率もリーグ1位、本塁打数は巨人の岡本和真、ヤクルトの村上宗隆に次ぐ2位であり堂々の長距離ヒッターと言えるのではないでしょうか。

現に今年2021年夏に開催された東京オリンピックの野球日本代表では不動の4番として君臨して日本の金メダル獲得に貢献しました。それ以外にも、プレミア12などの国際大会では4番で起用されることが多い選手です。

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まさに日本を代表するスラッガーと言っていいでしょう。走攻守にバランスの取れたスラッガーである鈴木誠也を欲しがるメジャー球団は恐らくたくさんいるんでしょうね。

ただし、チームがBクラスに沈んだという結果に対してだけ、鈴木誠也本人は納得できていないでしょうし、チームの4番という立場で非常に悔しい思いと心残りがどこかにあるのではないでしょうか。

田中、菊池、丸、鈴木誠也と一時期は広島カープをセリーグ連覇にまで導く黄金期を築き上げてきたメンバーですが、中軸に座っていた丸の巨人移籍以降は、広島カープの低迷が続いているように思います。

今シーズンも佐々岡監督の下、栗林良吏など新戦力などの台頭はあったものの、チームの低迷具合は深刻だったと思います。ここにきてチームの柱である4番の鈴木誠也の放出は痛すぎるところではあるでしょうが、鈴木誠也本人の人生を考えれば致し方ないことかもしれませんね。

ベテランやスター選手が続々と抜けても、次々と新しいスターや生え抜きのレギュラー選手が出てくるのが広島カープの特徴です。今年も坂倉というキャッチャーが内野手も兼任しながら規定打席に到達し、打率.315と鈴木誠也に次ぐセリーグ2位の成績を残しています。

間違いなく来シーズンは中心選手として更なる活躍をしていくことでしょう。そういった意味では、広島にとっては新たな好循環、若手が伸びる環境が整う絶好の機会と捉えられるのかもしれませんね。ピンチはチャンス!若手の奮起に期待したいところですね。

鈴木誠也のメジャー移籍はポスティングシステム?海外FA?今後の活躍の展望

鈴木誠也を獲得したい球団は複数団現れ、恐らく争奪戦になることは間違いないでしょう。あとは、次に心配になってくるのが、熾烈なレギュラー争いに勝ち残りメジャーの舞台に立つことができるか。

また、日本の中では長距離ヒッターとして通用した鈴木誠也のバッティングは、どのくらいまで長距離バッターとして通用するのか?という点だと思います。

これまでの日本人メジャーリーガー、特に野手として一線級で活躍できた選手と言い切れるのは、イチロー、松井秀喜くらいではないでしょうか。

さらに、長距離ヒッターとして期待されてメジャー入りした松井秀喜が自身の回顧録の中で語っていましたが「自分はメジャーの中ではホームランバッターとして通用しないと思った。」というような発言がありました。

あの松井秀喜ですら、メジャーに行ってしまえば中距離バッターになってしまうほどのパワーの世界なのですから、鈴木誠也がどの程度までホームランバッター、クリーンアップとして通用できるのかが期待と不安の入り混じった感情と言えます。

今シーズンでは、大谷翔平が二刀流を駆使しながらホームランバッターとしてもタイトル争いを繰り広げ、全米を驚かせました。大谷翔平ほどのパワーはないにしても、同じ日本人としてやればあそこまで出来るんだと思ったことでしょう。

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この良い刺激を受けながらぜひとも鈴木誠也にもメジャーの舞台で大活躍してもらいたいですね。

以上、今回は2021年シーズン後にメジャー移籍が噂されている広島カープの鈴木誠也選手についてでした。



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