日本シリーズ先発ローテーション予想と結果予想(2021年)ヤクルト対オリックス

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日本シリーズ先発ローテーション予想と結果予想(2021年)ヤクルト対オリックス

今回は2021年の日本シリーズについてです。ペナントレースとCSクライマックスシリーズが終了し、日本シリーズ進出チームがセリーグはヤクルトスワローズ、パリーグはオリックスバファローズに決定しました。

どちらもリーグ優勝チームがCSクライマックスシリーズのアドバンテージを生かし、順当に勝ち進んできた印象です。セリーグ覇者のヤクルトスワローズは、中継ぎ、抑えの投手層が厚いのが特徴。一方、パリーグ覇者のオリックスバファローズは先発投手陣に強烈な戦力を揃えているという印象です。

どちらも投手陣を中心とした確かなディフェンス力を武器にここまで勝ち上がってきていると思います。

ズバリ私が予想する勝敗の結果予想は、4勝1敗でオリックスが日本シリーズを制覇するのではないかと見ています。それでは具体的に、日本シリーズでの両チームの先発ローテーションを予想していきたいと思います。



日本シリーズ先発ローテーション予想(2021年)ヤクルト対オリックス

私が予想する日本シリーズ(2021年)の先発投手のローテーション予想はこちらになります。

第1戦11/20(土)@京セラドーム:山本由伸(オリックス)vs奥川恭伸(ヤクルト)
第2戦11/21(日)@京セラドーム:宮城大弥(オリックス)vs高橋奎二(ヤクルト)

第3戦11/23(火)@東京ドーム:田嶋大樹(オリックス)vs原樹里(ヤクルト)
第4戦11/24(水)@東京ドーム:山﨑福也(オリックス)vs小川泰弘(ヤクルト)
第5戦11/25(木)@東京ドーム:山﨑楓一郎(オリックス)vs石川雅規(ヤクルト)

第6戦11/27(土)@ほっともっとフィールド神戸:山本由伸(オリックス)vs奥川恭伸(ヤクルト)
第7戦11/28(日):宮城大弥(オリックス)vs高橋奎二(ヤクルト)

この対戦カードでなんと言って一番の見どころは、オリックスの大エース、いや今や日本を代表する山本由伸とヤクルトスワローズの若きエースである奥川恭伸の投げ合いでしょう。

奥川恭伸も後半戦から覚醒して手がつけられないような圧倒的なピッチングをするようになりましたが、個人的にはまだ山本由伸の方が上でありヤクルト打線は完封もしくは完投に近い形で抑えられてしまうのではないかと推測します。

また、ここ数年のパリーグ対セリーグの対戦成績を見ていても、圧倒的にパリーグのチームが日本一に輝いています。セリーグは遡ること9年前、2012年に巨人が日本一となった以降どのチームもパリーグに負けている現状です。ここ数年は顕著にセ低パ高の傾向が続いており、投打ともに実力差が開いている印象を受けます。

今年の戦力具合を見ても、やはりパリーグのピッチャーやバッターに部があるかもしれませんね。先発投手陣に話を戻しますが、オリックスは大エースの山本由伸以降の投手陣に宮城大弥、田嶋大樹などのエース級の先発投手を揃えています。

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第1戦〜第3戦までの間でオリックスがスタートダッシュを決めるようなことになれば、一気に第4戦までの最短決着ということもあるかもしれません。

また、オリックスにとってプラス材料となりそうなのが右肘のクリーニング手術を受けて戦線離脱していた山岡泰輔の実戦復帰が間近というニュースが入ってきたことです。

さすがにブッツケ本番で日本シリーズに先発起用とはいかないと思いますが、第1戦や第2戦の展開次第では中継ぎスタンバイ、調子が良ければロングリリーフでの起用などもあるかもしませんね。

いずれにしても、中嶋監督にとっては持ち駒が増えて戦力アップが図られる点は心強いことでしょう。先発ローテーションだけでなく、中継ぎ、抑えを含めた投手起用にも注目していきたいと思います。



日本シリーズ先発ローテーション予想、結果予想(2021年)ヤクルト対オリックスの使用球場が変更

今回の日本シリーズで使用される球場は少し変則的であり、真の本拠地でプレーできるのは第1戦〜第2戦のオリックスのホームグラウンドである京セラドームのみとなります。

ヤクルトは、本拠地である神宮球場が高校、大学の明治神宮大会で使用されるためホームグランドを東京ドームに移しての試合となります。

また、一方のオリックスも第4戦〜第7戦は本拠地の京セラドームで人気バンドのライブコンサートの予定が入っているため、準本拠地扱いとなるほっともっとフィールド神戸での試合となります。

今シーズンは、夏期間に東京オリンピックによる一時休止期間があった影響で、日本シリーズの日程も少し後ろ倒しになっているという事情がありますが、1番は2チームがまさか日本シリーズに進出するとは思っていなかったことにより、両球団共に日本シリーズ期間に本拠地球場をブロックしていなかったというのが実情でしょう。球場の観客動員収入を考えると少しもったいないイメージを受けますね。

ただし、オリックスのほっともっとフィールド神戸は、前身のオリックスブルーウェーブ時代の本拠地(旧グリーンスタジアム神戸)であり、現在は市営球場であるものの、管理運営はオリックス配下で行っていることから準本拠地扱いとなります。

本球場での日本シリーズ開幕となれば1996年以来のことであり、それこそイチローや現オリックス監督の中嶋聡、現オリックス1軍外野守備走塁コーチの田口壮らが活躍して日本一となった黄金期ぶりの試合になります。

神戸のオリックスファンにとっては待ち遠しいことでしょうし、そういった観点では第6戦まで勝負がもつれてくれたらいいですね。

逆に対戦相手であるヤクルトにとっては少し不利かもしれませんね。東京ドームは巨人のホームグラウンドであり、球場の雰囲気や東京音頭の傘踊りで有名なヤクルトファンの活気にも少し変化があるのかもしれません。選手にとっても慣れ親しんだ神宮球場でのプレーの方が分があるのかもしれません。

唯一メリットがあるとすれば、11月下旬にかけた寒い時期に野外の球場ではなく空調設備の整ったドームで試合できるという点では、選手のプレークオリティは上がるでしょうし、何より投手にとっても怪我防止の観点から歓迎されることでしょう。

特にオリックス、ヤクルトには将来の日本球界を担う若き投手陣がたくさんいますから、そういった意味では不幸中の幸いで東京ドームでの試合は良いのかもしれません。



日本シリーズ先発ローテーション予想、結果予想(2021年)ヤクルト対オリックス野手のキーマンは誰?

日本シリーズの勝敗を左右するであろう両チームの野手のキーマンを二人ずつ挙げてみたいと思います。

【オリックスのキーマン】
・吉田正尚
・杉本裕太郎

オリックスのキーマンは、クリーンアップを担う3番の吉田正尚、4番の杉本勇太郎この二人でしょう。

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この二人がいかに得点圏のランナーもしくはホームランを含めた長打でチームの勝利を決定づけるような打撃ができるかが大きなキーポイントになると私は見ています。

逆を言えば、ヤクルトの中村悠平がどのようにリード面でこの二人を封じることができるかが日本シリーズの勝敗を大きく左右することになるでしょう。

中村悠平は、過去に2015年の日本シリーズに出場してマスクを被っています。名将、野村監督の言葉を借りればキャッチャーは日本シリーズを経験することで大きな成長を遂げるし、一人前になれるとのこと。それだけ短期決戦における捕手の役割は大きく、例え1度だけの日本シリーズ出場と言えども、この経験値は大きな差になる可能性も秘めていますね。

対するオリックスの捕手は、今シーズン伏見寅威、頓宮裕真、若月健矢などキャッチャーを固定できていない状況です。終盤やCSクライマックスシリーズでは主に伏見寅威がマスクを被っていましたが、いずれの3選手も日本シリーズは初めての経験になります。キャッチャーのリード面という点ではヤクルトに分がありますかね。

【ヤクルトのキーマン】
・村上宗隆
・塩見泰隆

対するヤクルトのキーマンは何と言っても4番で今やヤクルトの主軸を担う村上宗隆です。この選手が眠らされたまま日本シリーズが終わってしまうと、ヤクルトの得点能力は極端に低下してしまうでしょう。

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今シーズンは巨人の岡本和真と並んでホームラン王に輝き、打点王こそは逃しましたが僅差でリーグ2位を堅守したチームのポイントゲッターです。今や村上宗隆なくしてヤクルト打線は成り立たないでしょう。

そして、もう一人のキーマンとなるのが塩見泰隆です。ヤクルトの切り込み隊長として今シーズン大ブレイクした外野手です。山田哲人、村上宗隆の前に塩見泰隆がいかに出塁してチャンスメイクできるか、また持ち前の走力をいかした揺さぶりをどれだけかけられるかがカギを握りそうです。

以上、今回は2021年の日本シリーズについてでした。

 



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