ヤクルト山田哲人のFA移籍は巨人、ソフトバンクが年俸で優位か!?
ヤクルトの山田哲人がFA権を獲得したのはいつか。調べてみると2020年9月でした。よって今年は彼がFA権を行使して移籍するのか、残留するのか非常に注目ですし、私自身もとても楽しみにしています。
山田哲人とトリプルスリーの記録
2020年度のオフシーズン、FA移籍で一番の目玉は何と言ってもヤクルトの山田哲人でしょう。トリプルスリーを3度獲得(2015年、2016年、2018年)。トリプルスリー×トリプルスリー、凄すぎてもはや訳わからん記録ですよね笑。。日本球界で過去にトリプルスリーを達成した選手はたった10人しかいないんです。それだけ偉大な記録であり、偉大な選手がFA権を取得したわけですから目が離せません。
トリプルスリーの何がすごいって、打率3割、30本塁打、30盗塁まさに攻撃のオールラウンダー。ヒットも量産できるけど、ホームランを打つパワーもある。それに加えて盗塁というスピードを兼ね揃えていることがすごい。年齢を重ねていくほど、盗塁は不利になっていくでしょうから、あと2、3年のうちに4度目のトリプルスリーの実現してもらいたいですね。4度のトリプルスリーを成し遂げる選手なんて、もう今後出てこないんじゃないかと思います。
山田哲人の移籍先は巨人が優位?
山田哲人の移籍先として真っ先に候補に上がってくるのは巨人でしょう。主な理由は下記3点。
①優勝できるチーム
②資金力、年俸
③在京球団
ざっと考えてみただけでも、これだけのアドバンテージが巨人にはあると思います。順に見ていきましょう。
①優勝できるチーム(強いチームでプレーしたい)
巨人は、2019年に続いて2020年シーズンでもセリーグ覇者になった常勝軍団です。原辰徳政権は当分続くでしょうから、引き続きの優勝、最低でも優勝争いに絡むAクラス入りは堅いチームと言えるでしょう。
山田哲人は、2015年にヤクルトでリーグ優勝を経験していますが、以降はめっきり優勝戦線から遠のいています。むしろ、ヤクルトは下位争いを繰り広げていることが多く、山田哲人としては強いチームでプレーしたいという気持ちで高いのではないでしょうか。自分が同じ野球選手だったらやっぱり強いチームで試合に出て、優勝したいですもんね。
②資金力(選手にとって年俸は大事!)
何と言っても移籍する選手が一番気にするのは年俸でしょう。経済的な面も含め、プレーヤーである以上、年俸は自分の市場価値を表す指標なわけですから当然です。山田哲人の2020年の推定年俸は5億円。2020年は、本人にとって不本意な成績だったでしょうが、過去の実績から推察するに移籍による彼への年俸提示は5億円以上+複数年契約クラスになるはずです。
こんな大金を払える球団は、そう多くはないですが、巨人の資金力であれば問題ないでしょう。むしろ、球界最高年俸の菅野智之投手が大リーグに挑戦するという情報も出てきていることから、彼が流出された場合に山田哲人への5億円なんて楽勝ですよね笑。
③在京球団(合コン、彼女、結婚にも有利?フライデーに注意)
巨人は、本拠地が東京ドームであるため拠点を変えずに移籍することができます。ヤクルトの本拠地は神宮球場であるため、総武線で千駄ケ谷駅から水道橋駅に移動するだけですね。
また、山田哲人はこれまでに何度かフライデーや週刊誌にスッパ抜かれてますね。美女合コン、お泊りデート、熊切あさ美などなど。まだ20代のお年頃、コロナで活動自粛を強いられているかもしれませんが、遊ぶにはやっぱり東京が楽しいんじゃないでしょうか。芸能人やアナウンサー、彼女や結婚候補となり得る魅力的な女性がたくさんいる東京を選ぶ確率は高いのかも。。
山田哲人の背番号「1」問題
山田哲人が現在ヤクルトでつけている背番号1。巨人でこの番号は、王貞治さんの永久欠番であり、残念ながら山田哲人がつけることはできません。見だしで背番号問題と書いておきながら何ですが、彼の移籍に際して背番号はそれほど大きな問題ではないでしょう。残っている好きな番号を選んでもらえばいいと思います。
山田哲人が巨人に入った場合のポジション
巨人の内野手には、坂本、岡本、吉川、中島ほかにも若手中堅がいるため、非常に選手層が厚いように思います。
個人的に将来性を感じる布陣はこちら。
(Aパターン)
ファースト:岡本和真
セカンド :山田哲人
サード :坂本勇人
ショート :吉川尚輝
→守備に定評のある吉川尚輝を本職のショートに戻し、30歳を越えた坂本勇人をサードへコンバート。今後を見据えて30歳を越えた坂本の負担を軽減させて選手生命を長持ちさせることや、バッティングに専念してもらう。また、25歳の吉川尚輝の可能性をさらに開花させるプラン。私も素人ながら内野手・セカンドの経験者として、吉川尚輝の守備は本当に素晴らしいです。打球への1歩目のスタート、守備範囲、普通のゴロのさばき方を含め一流です。一点だけ心配なのは、吉川尚輝のケガだけです。
そこで考えられるのがこちら。
(Bパターン)
ファースト:中島宏之
セカンド :山田哲人
サード :岡本和真
ショート :坂本勇人
⇒吉川尚輝がケガした場合には、こちらの布陣で戦いに臨めます。AパターンとBパターンを併用しながら戦っていくことも十分に可能です。特に原監督は、シーズンを通して色んな選手を競わせながら、また打順も組み替えながら戦っていくスタイルであるため十分に併用パターンは考えられますね。
個人的には、生え抜きである吉川尚輝の成長の妨げになるのではないかという観点から、私は山田哲人論者であったのですが、こうして見るとやっぱり巨人に山田哲人は必要なんですかね。長いシーズン、どんなアクシデントや選手のケガが発生するかも分からないですからね。
特に2021年は東京五輪が開催されるため、巨人からは多くの選手が日本代表として招集されることが見込まれるでしょう。そう考えても、やっぱり必要なのかもと考えてしまいます。
山田哲人の次なる移籍先候補として考えられる球団はソフトバンク
上記で示した条件の内、①②を満たしている球団です。
(①優勝できるチーム、②資金力&高年俸、③在京球団)
2020年も圧倒的な戦力と強さでパリーグを制覇。さらには、日本シリーズでもパ高セ低の傾向が続く昨今、パリーグのチームが日本一に輝く回数は増加傾向にあります。また、ソフトバンクの潤沢な資金力をバックに、手厚い年俸を巨人以上に提示してくる可能性も十分に考えられます。
2020年のソフトバンクのセカンドに起用された選手を試合数順に見てみると、周東、川島、牧原、三森といずれも100試合を越えた選手は一人もいません。セカンドのレギュラーを固定できていない現状であるため、山田哲人が補強されればさらに盤石な体制が出来上がることになります。
唯一、2020年シーズンで盗塁王を獲得した周東の成長と出場機会が阻害される点だけが心配ですが、やはり総合的な攻撃力を考えた場合には、圧倒的に山田哲人に軍配が上がるでしょう。足の速い周東を外野で、、とも思ったのですが、柳田、中村、栗原、上林、グラシアル、長谷川などなど、何と選手層の厚いこと。有望もしくは実績ある選手がひしめき合うソフトバンクでは割って入る余地が限られてますね。そりゃ強いわけだわ。
山田哲人の移籍先として考えられるその他の球団は、阪神、楽天、そしてヤクルト残留
巨人、ソフトバンク以外に山田哲人の移籍先として考えられる球団としては、阪神、楽天、そして現所属のヤクルトになるでしょう。阪神と楽天は、巨人とソフトバンクに次ぐ資金力を持っているため十分に可能性があります。
もちろん長年所属しているヤクルトにだって愛着があるでしょうから、恩返ししたいという気持ちから残留する選択肢もあり得るでしょう。FAの宣言残留だって可能性があります。2021年シーズン、山田哲人選手はどのチームのユニフォームを着てプレーしているでしょう。非常に楽しみです。
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