東大出身左腕の年俸は?宮台康平投手が戦力外からヤクルト入団で復活

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東大出身左腕の年俸は?宮台康平投手が戦力外からヤクルト入団で復活!

今回は、2020年シーズンに日本ハムから戦力外通告になり、トライアウトの末にヤクルト・スワローズへの入団が決まった宮台康平投手についてです。

 

日本ハムでの年俸は760万円、2017年ドラフト7位で入団した時の契約金は2500万円(金額はいずれも推定)。

 

ヤクルトでの年俸や背番号はまだ未定のようですが、推察としては年俸500万円前後になるのではないかと思います。

宮台康平は東大出身で、六大学野球で東大が15年ぶりにチームとして勝ち星を挙げた(宮台康平の好投の下)ことでもニュースになりました。宮台康平自身も最速150キロを記録して、2017年のドラフト7位で東大から日本ハムにプロ入りしたことで有名です。


 

年俸比較!東大出身左腕の宮台康平はプロ野球より企業で働いた方が年俸は高い?

宮台康平は東京大学の法学部出身。東大の中でもトップクラスの学部です。恐らく現時点で宮台康平はサラリーマンとして普通の企業に就職した方が給料は高くなると思います。会社にもよりますが、東大法学部の需要はこのご時世でも引く手あまたであり、外資系企業やコンサル会社系に進めば余裕で1,000万円近くの年収になることでしょう。

きっと宮台康平にとってはお金の問題じゃないんだと思います。社会人、サラリーマンとしてビジネスへのチャレンジは、年齢が30歳を超えてからでも十分に可能ですが、プロ野球選手としてチャレンジできる年齢は限られているため、やれるだけやり切る挑戦をしてほしいですね。

 

東大出身左腕の宮台康平は戦力外後にトライアウト挑戦。ヤクルトに育成枠ではなく支配下登録選手として入団が決定!

2020年オフに宮台康平は日本ハムから戦力外通告を受け、トライアウトに挑戦しました。正直、2017年でドラフト入りしてからまだ3年しか経っていませんが、もうクビになってしまうんだなぁという印象です。

やはりドラフト下位指名だと見切られる年数も短くなるのでしょうか。近年はドラフトで入団しても、3年近くで戦力外になる選手が各球団で多く見受けられます。ドラフトで入った選手にとっては、1、2年で一軍に上がって結果を残す心持ちで臨まないと、あっという間に戦力外という結果になってしまいますね。

若い選手と言えども、危機感を持って日々の練習や二軍戦に臨む必要があると思いました。

2020年12月7日に行われた12球団合同トライアウトで、宮台康平は三者連続三振で大活躍、アピールに成功していました。寒い時期ではありますが、球速も最速144キロをマークしており、まだまだ十分に活躍できる要素が感じられる投球だったと思います。

報道では、育成選手枠として獲得を検討していた球団が多数あったようですが、ヤクルト・スワローズは支配下登録選手としてのオファーを出したことで獲得交渉が成立したようです。

ヤクルトは2020年今シーズン最下位に沈み、投手陣の立て直しが急務になっている球団ですので、宮台康平にとっても出場機会が十分に与えられる可能性が高いです。特に、左投手は中継ぎやワンポイントなどでの登板需要が高いため、宮台康平にとっては大チャンスかもしれませんね。


 

東大出身左腕の宮台康平の二軍成績とプロ通算成績

日本ハムでの1軍登板は、3年間で1試合のみ。防御率3.86、投球回数は4回2/3。自責点2。

今シーズン2020年の2軍での成績は14試合に登板し、0勝4敗、防御率7.71。

決して良い成績とは言えないため、ヤクルトに行ってからも1年で結果を残すという意気込みで臨まないといけないかもしれません。まぁ一度戦力外通告を受けているわけですから、ご本人はもちろんそのつもりで進退をかけて来シーズンに臨まれることでしょう。

球速は140キロ後半~150キロ近く出るわけですから、覚醒するためのポイントとしては、変化球、もしくは球の伸びなどを改善していくことが飛躍のきっかけになるのかもしれません。とにかく、キャンプ、シーズン序盤のチャンスをどれだけモノにできるかどうかが宮台康平復活のカギになると思います。

 

東大出身左腕の宮台康平の中学時代、高校時代、大学時代の成績と学歴について

宮台康平(みやだい・こうへい)。1995年7月1日(25歳)。神奈川県出身。身長176cm、体重81kg。小学3年生から野球を始め、中学でも野球を続け、高校は湘南高校へ進学。激戦区の神奈川県であるため甲子園の出場経験はなし。その後、東京大学に進学して1年生の秋からリーグ戦に出場して活躍。球種は最速150キロのストレート、スライダー、シンカー、カーブ、チェンジアップ。

 

東大出身左腕の宮台康平の高校の偏差値と勉強方法はいかに?まさに文武両道の鏡。

湘南高校の偏差値を調べてみると74。めちゃくちゃ頭いいですよね。勉強もしながら野球も続け、プロに入団するレベルの選手って本当にすごいと思います。一番気になるのは、時間の活用の仕方と、勉強方法ですね。野球の練習をしながら、どうやって1日の中で勉強時間を確保しているのか。また、勉強方法も効率的なのではないかと思っています。

高校時代だけではなく、これは東大に進学してからも同じだと思います。野球だけやっていればいいわけではなく、東大は進学選択制度(「進振り」と呼ばれています)が取り入れられており、他の大学のように入学と同時に学部が決定しているわけではないのです。

つまり、東大に入学してからも勉強を頑張り、上位の成績を残さない希望する学部に進めないということが起こってきます。宮台康平が所属していた東大法学部は、東大文系の中でもトップの学部であり、いかに彼が大学時代に野球だけでなく勉強も頑張っていたかが伺えます。

まず東大に入学してきているだけですごい集団なのに、その中で野球をしながら上位の成績を収め、競争に勝ち残っていくわけですから想像できないレベルのすごさです。プロ野球界での活躍を目指している中で言うことじゃないかもしれませんが、例えプロ野球で通用しなくても一般企業や社会人の中で、こういう人材を欲しがる企業は山ほどあると思います。それでも、貪欲に野球で成功したいと思うハングリー精神は素敵です。


 

東大出身左腕の宮台康平がヤクルトで狙うべき役割とポジションとは?

2020年のヤクルトの投手陣を個別に見ていきたいと思います。

(先発投手)

小川泰弘

石川雅規

高梨裕稔

スアレス

計算が立つのはこの辺りでしょうか。正直、皆が防御率4、5点台でありパッとした成績の投手はいません。これで小川泰弘がFAで抜けるようなことがあると屋台骨がガタガタになってしまわないか心配なくらいです。

 

(中継ぎ、抑え)

清水昇

星知弥

石山泰稚

寺島成輝

この辺りが主戦になってくるのですが、正直言って実績、経験ともに心許ないところであります。やはり2016年ドラフト1位の寺島成輝などにはそろそろ先発投手として覚醒を期待したいところではありますが、中々厳しいでしょうか。

また2019年ドラフト1位の奥川恭伸にも活躍してもらいたいですが、1軍で活躍するためにはもう少し時間が必要かもしれませんね。

宮台康平にとっては、そもそも投手陣の競争レベルが他球団よりは高くなく、左投手、特に中継ぎの争いも日本ハムよりはキツくないかもしれません。とは言え、プロの世界はそんなに甘いものではないでしょうから、全力で挑んでいってほしいですね。

ずばり目指すべきは中継ぎとして50試合登板、防御率3点台で身を粉にする覚悟で活躍してくれたら大成功と言えるのではないでしょうか。宮台康平の2021年シーズンの活躍に期待します!!


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