大谷翔平の年俸は?打率、ホームランダービー独走、成績予想(2021年)
今回はアメリカ・メジャーリーグで活躍しているエンゼルスの大谷翔平についてです。投手、野手の二刀流という話題性だけではなく、今シーズンは現時点でリーグ最多本塁打を独走しており、アメリカ内での打者・大谷翔平に対する評価も昨年とは異なり大絶賛の嵐となっています。
そんな大谷翔平のここ数年での年俸推移は下記になります(金額はいづれも推定)。
~エンゼルス~
2021年 3億1560万円
2020年 7,700万円
2019年 7,200万円
2018年 6,000万円
~日本ハムファイターズ~
2017年 2億7000万円
2016年 2億円
2015年 1億円
見て明らかなように、エンゼルスに行ってからの大谷翔平の年俸の低さに驚かれたと思います。ましては、現在のホームランダービーのトップを独走、二刀流で投手としても登板して勝ち星を重ねている働きからすると破格過ぎます。一部報道では、年俸20億円以上の価値のある選手だなんてことも言われています。これにはメジャーリーグの選手年俸における「新労使協定」が関係しています。
海外選手がメジャーリーグでアメリカ選手と同等の扱いになるには、「25歳以上かつアメリカ国内でのプロ経験が6年以上」が必要という新しいルールが新労使協定には定められており、これによって大谷翔平の年俸は破格となったという経緯がありました。
大谷翔は2018年、23歳の年に渡米してメジャーリーグデビューしたため、上記の条件を満たしておらず、大型契約を結ぶことが出来なかったことに加えて、最初はマイナー契約からのスタート、メジャー1年目の年俸も大リーグ最低保証額の約6,000万円という制限にかかってしまったわけです。そのため、2020年までの年俸が1億円を切っていたのでした。
大谷翔平の年俸は?打率、ホームラン、成績予想(2021年)と現在は?高校時代から想定内?
アメリカ中を踊らかせている大谷翔平。近年はコロナウイルスの影響やブラックマターなどによる人種差別が多数報じられているアメリカであっても、これだけ圧倒的なパフォーマンス、結果を残している大谷翔平に対しては、メディアを含め脱帽といったところでしょうか。ネットや現地スポーツニュースを見ていても絶賛の嵐が吹き荒れています。
【2021年8月19日時点の大谷翔平の成績】
打者:118試合出場、打率.269、本塁打40本、打点87、盗塁18、長打率.653
投手:18試合登板、8勝1敗、防御率2.79
【私の2021年シーズン大谷翔平の成績予想】
打者:150試合出場、打率.270、本塁打55本、打点120、盗塁21
投手:23試合登板、11勝3敗、防御率2.70
参考:【メジャーリーグ試合数(2021年)】
○162試合制:エンゼルスは116試合消化(残り46試合)
残り40試合に大谷翔平が出場したと仮定して、2試合に1本ペースでホームランを打てば60本に到達する可能性は十分にあり得ますね。
まさに規格外!もはや訳が分からなさ過ぎて受け入れられないくらいスゴイです。そのくらい、これまでの常識では整理がつけられないほどの活躍ですし、それが世界最高峰と言われているメジャーリーグの舞台で行われているわけですから驚きです。
やはり一番注目を集めているのは、現時点リーグ単独トップのホームラン40本でしょう。この実績があることで、野手・大谷翔平に対するアメリカ中の人々の大谷翔平に対する見方がガラリと変わったのだと思います。何のきっかけでこんなにホームランを量産できるようになったのか、とても気になります。
私は、シーズン終了までに55本まで到達してしまうのではないかと予想しています。
【参考:日本ハムファイターズでのホームラン数(シーズン別)】
2013年:4本
2014年:7本
2015年:7本
2016年:4本
2017年:2本
【参考:エンゼルスでのホームラン数(シーズン別)】
2018年:22本
2019年:18本
2020年:7本
上段が日本球界時代に日本ハムファイターズで打った大谷翔平選手のホームラン数です。二桁ホームランに到達したシーズンは1度もなく、多くても7本塁打というのが最高です。
たしかに日本時代は二刀流というよりも、投手に重きが置かれた起用が多かったような気がしますが、それにしてもアメリカに行ってからの打撃の開眼、飛躍は凄まじいですね。
これは打者としては、日本よりもアメリカの野球の方が大谷翔平にとっては合っていた!で片づけられるようなものではなく、恐らく本人にとってはとてつもない努力があってのことだと推察しています。
アメリカに行ってからの大谷翔平の身体、筋力を見て貰えば分かりますが、日本でプレーしてた時も体が一回りも二回りも大きくなっているのが分かると思います。
元々持っていたパワー、長打力にさらに磨きがかかっただけでなく、打撃フォームやスイングに至るまで、日本にいた時とは比べ物にならないくらいの改良と進化の軌跡が見て取れます。また、シーズンごとでの適応力の高さという点も大谷翔平の特筆すべき能力の1つと言えるでしょう。
また、ホームランばかりに目が行ってしまいがちですが、ぜひ長打率.600越えという数字にも着目していただきたいです。これは、私がこれまで見てきた中でとんでもなく高い数字になっています。思わず誤記載かなと二度見してしまうような、とんでもない数字です。
普通は大体3割台や、良くて4割台というのが一般的な数字ですが、大谷翔平の場合は7割という数字になってしまっていますから、もう本当にとんでもないバケモノです。平均すると2.5試合に1本ホームランを打っているわけですから、そりゃこれだけハイペースでホームラン量産していれば長打率が上がるのも必然ですね。それにしても、驚かされることばかりです。
これは私の勝手な推察ですが、恐らく大谷翔平選手は高校時代からこのような活躍、姿を思い描いていたのかもしれませんね。夢や目標というのは、本人が思っていなければ実現されることがないものです。きっと彼は、そして日本ハムファイターズの栗山監督は、大谷翔平ならここまでやれる、いやさらに高い目標を掲げて1年1年を積み重ねてきたのかもしれませんね。
大谷翔平は高年俸?打率、ホームラン、成績予想(2021年)とイチローだけが打者・大谷翔平の活躍を予言していた?
もう一つ私が個人的に気になっていたのは、現在のような打者・大谷翔平の活躍を、あのイチロー選手は予言していたのです。今でこそ打者・大谷翔平の評価はうなぎ登りとなり、二刀流も認められつつある状態ですが、数年前までは打者の大谷翔平に対する評価はそれほど高くなく、むしろ投手に専念すべきという見解、意見が多数派を占めていました。
しかし、過去に見たイチローへのインタビュー動画の中で、大谷翔平の二刀流に対する質問があったのですが、その中でイチローは投手以上に打者・大谷翔平の方に魅力と可能性を感じているということを話していたのです。
私も当時聞いた時は、「えっ?投手の方が可能性あるんじゃない?」と思っていましが、イチローには、超一流選手、超一流のバッターにしか分からない視点での何かが見えていたのかもしれませんね。このくらいの活躍をすることをまるで予言していたかのような動画シーンを思い出した次第です。やっぱりスーパースターってすごいですね~!!
大谷翔平の年俸は?ホームランは松井秀喜超え?成績予想(2021年)と現在地
2021年8月19日時点で、大谷翔平は40本のホームランを放ち、2004年に当時ニューヨーク・ヤンキースに所属していた松井秀喜の31本という日本人シーズン最多ホームラン数の記録を塗り替えました。
松井秀喜は、シーズン159試合目でホームラン31本を達成しているのに対し、大谷翔平はそのおよそ半分の83試合目にして31本に並び、86試合目には32本で抜き去ってしまっています。
これだけの差で記録を破られては松井秀喜も脱帽状態でしょうし、現に祝福コメントが球団、メディアを通じて寄せられていました。大谷選手にとっては、通過点に過ぎないという趣旨のコメントであり、どんどん自分を追い越して活躍してほしいという思いが感じ取れますね。
【松井秀喜の現在に関する記事はこちら】
大谷翔平は、このまま行けばシーズン60本塁打のペースとも言われています。この驚異的なホームラン量産スピードは、もはやパワーで日本人選手がアメリカ、いや世界の選手を圧倒していると言っても過言ではありません。
本当に日本人選手がアメリカ・メジャーリーグの舞台でホームラン王を獲るという夢物語のようなことが現実に起こるかもしれませんね。
以上、今回はアメリカ・メジャーリーグの舞台で大活躍中の大谷翔平選手についての記事でした。
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