小郷裕哉(楽天・外野手)の査定評価、年俸、背番号は?2018年楽天ドラフト7位

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小郷裕哉(楽天・外野手)の査定評価、年俸、背番号は?2018年楽天ドラフト7位

今回は東北楽天ゴールデンイーグルスの小郷裕哉(おごうゆうや)外野手についてです。入団3年目の今シーズンにおいてレギュラー定着を目指す期待のルーキーです。

ドラフト7位と下位指名から下克上で這い上がってきた選手です。入ってしまえばドラフト指名の順位なんて関係ない!とはよく言われたものですが、まさに小郷裕哉選手は体現していますね。

(入団時の契約金、年俸、背番号)

契約金は2700万円、年俸700万円、背番号は「51」。

大卒ですが下位指名ですので、契約金、年俸は高くありません。2018年にドラフト1位で指名された同じ大卒の辰巳涼介の契約金は1億円、年俸1500万円になりますので、比較すると1位と下位指名の差がこれほど出るということが分かると思います。

今やその1位指名の辰巳涼介と共に外野のレギュラー争いを繰り広げているわけですから、小郷裕哉はすごいですね。小郷裕哉は走攻守が揃ったバランス型の選手であるためか、背番号はイチロー選手と同じ「51」番をつけています。ソフトバンクの上林試知や広島の小園海斗など、イチロー選手の登場以降、51はすっかり人気の背番号になりましたね。



 

小郷裕哉(おごうゆうや)外野手の楽天での一軍成績、二軍成績からの査定評価

 

【一軍成績】

(2019年成績)

・22試合出場、1本塁打、4打丁点、盗塁0、打率.172、長打丁率.345

(2020年成績)

・58試合出場、4本塁打、12打点、盗塁8、打率.295、長打率.438

2019年より2020年は出場試合、成績内容ともに数字が向上しており、結果を残し始めてきています。2021年シーズンでは100試合近くの出場を目指したいところですね。

特に小郷裕哉の成績で着目すべきは長打力です。身長178cmとプロ野球選手の中では大きな部類に入らないのですが、パワー、パンチカを持っている点が小郷裕哉(おごうゆうや)選手の強みです。

2019年の長打率に至っては.438と高い数字を残しています。ホームランについても、少ない出場試合数でありながら2020年は4本塁打を放っており、コンスタントに試合に出場さえできれば20本以上は打つカを持ったバッターだと思います。

打率についても昨年2020年は打率.295と3割近くの打率を残したわけですから、今シーズン2021年のレギュラー定着が見えてきたと言っても過言ではないかと思います。

 

【二軍成績】

(2019年)

・60試合出場、4本塁打、27打点、盗塁13、打率.239

 

(2020年成績)

・ 39試合出場、1本塁打、10打点、盗塁16、打率.259

参考までに二軍での成績をご覧ください。2年目の2020年は一軍での出場機会が増えたため、その分で二軍での出場試合数が減りました。これは良い傾向ですね。

二軍でも、打率は2割5分以上をキープしており、持ち前の長打力でホームランを打ち、盗塁も二桁以上を記録しています。走攻バランスの取れた攻撃力を持っている選手であることが分かります。

以上が小郷裕哉外野手のプロに入ってからの主な成績になります。



 

小郷裕哉(おごうゆうや)外野手の楽天までの経歴、出身からの査定評価と中学時代、関西高校時代、立正大学時代の成績や高校通算ホームラン数は?

小郷裕哉(おごうゆうや)。1996年8月3日生まれ、24歳岡山県出身。身長178cm、体重85kg右投げ左打ち外野手小学生の時から野球を始め、中学ではシニアリトルのチームに所属。高校は地元岡山県の関西高校に進学し、1年生の夏からレギュラーとして活躍。ボジションは内野手のセカンド。高校通算本塁打は28本。

プロ志望届を提出するも指名漏れとなり高校卒業後は立正大学に進学。3年生の春にレギュラーとして定着。ボジションはライトで、ベストナインにも選ばれている。

高校時代からブロを目指すも高校卒業時点ではドラフト指名されずに大学へ進学。その中で持ち前の長打力に磨きをかけて、ベストナインにも選ばれるなど、なんとか7位指名でプロ入りした経緯の持ち主ですブロに入るまでは経余曲折を経ましたが、今や楽天のレギュラー候補にまで登り詰めてきました。



 

小郷裕哉(おごうゆうや)楽天・外野手の打撃力、守備力、走力の査定評価とホームランを打てる打撃フォームについて

小郷裕哉(おごうゆうや)は攻撃型の外野手だと思います。一番の魅力は打撃で、左右広角に長打、ホームラン打つことができる点です。

そんな長打力とは裏腹に、打撃フォームについては、短中距離バッターのようなキレイなスイングをしています。西武の山川穂高や外国人選手のような豪快な長距離砲のスイングではなく、非常にコンパクトで鋭いスイングであるのが特徴です。

左バッターですが、レフト方向への長打をよく目にします。特にレフトスタンドへのホームランの打ち方は、パワーだけでスタンドに運ぶというよりも、上手くボールにバックスピンをかけ、あまり力を入れ過ぎずにボールをスタンドまで飛ばしているように見えます。打球を高く、そして遠くに飛ばすコツを掴んでいる選手なのかもしれませ。

それでいて、俊足であるため盗塁もできる点は、上位打線や下位打線どちらに入れても機能しやすいため、監督やコーチにとっては起用しやすい選手であることはメリットと言えるでしょう。

守備については、それほど多くの場面を見ていないため、守備範囲やフィールディングなどの総合力は判断しかねますが、強肩であることは間違いありません。レーザービームのようなバックホームをしますし、十分に一軍レベルの力を持っている選手です。



 

小郷裕哉(おごうゆうや)が狙う楽天の外野手開幕スタメン予想と査定評価見る2021年レギュラー争いの現状

現在の楽天の戦力のうち、外野手でレギュラー当確と言えるのは、島内宏明だけではないでしょうか。昨年はチームの主軸として114試合に出場、打率.281、8本塁打、53打点と安定した成績を残しています。恐らく今年も安定した結果を残せる選手として、レフトでの起用は固いと思います。

そうなると、残り2枠のセンター、ライトのポジションを誰が奪取するかがポイントになってきます。私が個人的に有力視しているのは、辰巳涼介、田中和基、小郷裕哉の3人です。この中から開幕スタメンの選手が出てくるのではないかと予想しています。

もちろん、この他にも和田恋、下水流昂という移籍組や、岡島豪郎という実績のある中堅、そして故障中のオコエ瑠偉など有力選手が多数ひしめいています。

また、これら日本人選手にプラスして、コロナウイルスの影響によりまだチームに合流できていない新外国人のカスティーヨ、ディクソンという新戦力が加わってきます。

日本人だけでも熾烈な争いを繰り広げている外野手のレギュラー争いが、よりハイレベルなものになってきます。チームの総合力を考えた上では、非常にプラスなことでありますが、ぜひとも小郷裕哉にはこの競争に打ち勝ってレギュラーの座を掴んでもらいたいと思います。

以上、今回は楽天で飛躍が期待されている小郷裕哉(おごうゆうや)外野手についてでした。



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