武藤敦貴の査定評価、年俸、背番号は?2019年楽天ドラフト4位
今回は東北楽天ゴールデンイーグルスの武藤敦貴(むとうあつき)外野手についてです。走攻守の三拍子揃った万能型選手として、2021年に飛躍が期待されているルーキーです。
特に2021年から監督に就任した石井一久監督のイチオシ選手であり、もしかすると一軍での出場機会が増えてくる可能性があるかもしれません。
(入団時の契約金、年俸、背番号)
・契約金は3000万円、年俸560万円、背番号※は「71」
※2021年からは「50」に変更予定。
ドラフトは下位指名に部類されるので、契約金、年奉は高い水準ではありません。ちなみに、武藤敦貴と同じ年の2019年ドラフトで1位指名された小深田大翔(こぶかたひろと)の契約金は1億円、年俸1500万円なので、武藤敦貴(むとうあつき)はその半分以下となるため低い水準であることが分かると思います。高卒入団の選手ですので、まさにこれから年俸を上げていく余地を多分に残した選手ですね。
武藤敦貴(むとうあつき)外野手の楽天での一軍成績、二軍成績から査定評価
【一軍成績】
(2020年成績)
・出場なし。
【二軍成績】
(2020年成績)
・ 3試合出場、安打2本、0本塁打、0打点、打率.400
シーズン1年目となった2020年は、春先の紅白戦で右肩脱臼をしてしまい、結果的には一軍、二軍ともにほとんどの試合に出場することができませんでした。具体的には一軍での出場はゼロ、二軍での出場は3試合に留まり、実質稼働できなかった年となりました。
それでも、首脳陣からの期待度が高いことを考えると、よほどの資質と潜在能力を秘めた選手なんだろうなと思います。
上記のように、武藤敦貴(むとうあつき)はプロに入ってからの出場機会が極端に少ないため、私もまだプロになってからの映像を少ししか見られていないため、未知の部分が多い選手となるため、逆にどれほどの活躍をしてくれるのか非常に楽しみにしています。
武藤敦貴(むとうあつき)成績予想(2021年)と楽天での外野での出場機会は?
私の勝手な成績予想になりますが、2021年シーズンの武藤敦貴は下記と推察しています。
25試合出場、打率.257、本塁打1本、打点5、盗塁1
少し辛口に査定評価していますが、現在の楽天の外野手争いは非常に熾烈になってきています。外国人助っ人が到着できていない中でも、レギュラー筆頭である島内宏明は当確として、残るセンターとライトのポジションを辰巳涼介、田中和基、小郷裕哉を中心に争うことになるでしょう。
私の見立てでは、武藤敦貴(むとうあつき)がシーズン前半から上記3人レギュラー候補の中に食い込んでいくのは厳しいと思っています。誰か故障者が出た場合など、第二群の中に武藤敦貴(むとうあつき)はいるというのが私の評価であり、そこから2021年成績予想を推察してみたところです。武藤敦貴(むとうあつき)選手には、ぜひこの予想を覆すような活躍をしていただけたらと思います。
武藤敦貴(むとうあつき)外野手の経歴、出身からの査定評価と中学時代、都城東高校時代の成績
武藤敦貴(むとうあつき)。2001年6月15日生まれ、19歳。福岡県出身。身長178cm、体重73kg。左投げ左打ち、外野手。2019年ドラフト4位で楽天へ入団。小学生の時から野球を始め、中学ではシニアリトルのチームに所属。高校は都城校に進学し、1年生の時からベンチ入りし、秋にはエースで4番として活躍、甲子園への出場経験はなし。
高校時代までは投手としても活躍し、最速142キロの左腕としてプレーしていました。プロに入ってからは、投手ではなく外野手として専念し、俊足、好打、好守の三拍子揃ったルーキーとして注目されています。
福岡県出身なので、ソフトバンクに獲られなくて良かったですね笑。ソフトバンクが武藤敦貴(むとうあつき)を狙っていたのかどうかは定かではありませんが、楽天が獲得できてよかった~と思わせてくれるような成長をこれから見せていただきたいと思います。
逆に楽天ファンとしては、宮城県の仙台育英高校の出身で現在ソフトバンクで活躍している上林誠知選手をなぜ楽天が獲らなかったのだ!という気持ちで一杯です。たられば、結果論の話かもしれませんが、もっと上位で上林誠知を指名し、獲得していれば、、、と悔やまれるところです。早めに指名しておいてほしかったですね。非常に残念です。。
武藤敦貴(むとうあつき)の攻撃力、守備力、走力の査定評価と楽天での打撃フォームについて
武藤敦貴(むとうあつき)の数少ないバッティング映像を確認しましたが、非常にゆったりとした構えから、ヒッチ※してタイミングを取って打ち出すスタイルのバッティングフォームでした。
※ヒッチとは?
スイングで振り出す前のポイントであるトップの位置を作る前段において、グリップを一度下げる動作のことを言う。
比較的、細身の体つきで身長もそれほど大きくないため、あまり長打を打つようには見えないのですが、しっかりパンチ力を持ったバッターです。
走力についても、50mを6秒台前半で走る俊足であり、肩も高校時代ピッチャーとして140キロ台を投げていた強肩ですので、まさに三拍子揃った外野手です。とにかく運動神経が抜群で、野球センスの塊のような選手みたいですね。
しかし、まだまだプロの世界に入ってからの場数が全然足りていないため、まずは二軍を主戦場として実戦に多く出場することが大事な選手ではないでしょうか。目標にすべき指標としては、二軍で打率.290台以上を残してトップ10入り、もしくは首位打者を取るくらいのラインに成長してほしいところですかね。
二軍でこの成績を残せていれば、石井一久監督のお気に入りの選手なわけですから、シーズン途中で一軍に呼ばれるでしょうし、必然的に一軍での出場機会を増やすことができるでしょう。
2021年は武藤敦貴(むとうあつき)にとっては、実質プロ1年目のようなシーズンになるでしょうから、思う存分暴れてアピールしてもらいたいと思います。ハイレベルな外野のレギュラー争いをさらに熾烈なものにして楽天全体のチームレベルが底上げしてくれたら、ファンとしては言うことありませんね。
以上、今回は2019年ドラフト4位で楽天に入団している期待のルーキー、武藤敦貴(むとうあつき)外野手についてでした。
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