入江大生の年俸、契約金、背番号は?2020年ドラフトで横浜1位

入江大生の年俸、契約金、背番号は?2020年ドラフトで横浜1位

今回は2020年ドラフトで横浜DeNAから1位指名を受けた明治大学の入江大生投手についての情報です。

明治大学の入江大生は横浜DeNAと契約金1億円、年俸1,600万円、背番号は「22」で仮契約を結んだ。(金額はいずれも推定)

ドラフト1位選手の中でも、最大限の評価をされた契約金、年俸の金額になっているかと思います。年俸も上限いっぱいの1,600万円が提示されているだけでなく、大魔神・佐々木主浩がつけていた「22」の背番号が提示されたということは、やはり球団の最大限の敬意と期待が込められていると感じました。

佐々木主浩と言えば、日本球界最高年俸の記録を持つ偉大な投手であり、入江大生にも同じように日本を代表する投手に成長してほしいという願いが込められているのかもしれません。


 

入江大生の中学時代、高校時代は?作新学院の時代には甲子園で優勝・全国制覇!

入江大生(いりえ・たいせい)。1998年8月26日生まれの22歳。栃木県出身。身長187cm、体重84kg。右投げ右打ち、投手。小学生から野球を始め、中学ではリトルシニアのチームに所属して全国大会にも出場。

高校は地元・栃木県の名門の作新学院に進学し、1年生の秋から投手としてベンチ入りし、2年生の夏には甲子園に出場。3年生の時の夏の大会では野手として重きを置き、チームの3番、4番のクリーンアップを担う一塁手としてチームを牽引し、同級生の今井達也投手(現西武ライオンズ)とともに作新学院を甲子園優勝に導いた。その後、日本代表にも野手として選抜されている。明治大学に進学し、野手ではなく投手に専念。

入江大生は投手としての実力はもちろんのこと、高校時代の活躍を見ても分かるように、野手としてもプロ並みの選手であることが分かります。

特に3年夏の甲子園では3試合連続ホームランを打ったことでも有名で、スラッガーという印象が強い選手です。高校時代のバッティング映像を見ても、とにかくスイングスピードが速く、飛んでいく打球の速さも桁違いのレベルでした。

野手として日本代表に選ばれ、国際大会でも活躍したことを考えれば、そのまま野手としてプロに指名されていた可能性も十分に考えられますね。


 

入江大生は高校時代に作新学院では今井達也投手(西武)の陰に隠れて夏の甲子園優勝に野手としてチーム貢献した選手

前述にもあるように、入江大生は当初はピッチャーとして早い段階から頭角を現し、作新学院の中でもベンチ入りや甲子園などを経験していましたが、3年生の時に一度断念して野手に転向しています。

もちろん、野手としての能力も一級品だし、チームには今井達也投手もいたわけですから、そして何より作新学院は夏の甲子園大会で見事に優勝したわけですからそれはそれで正しい判断だったと思います。

しかし、入江大生の本人の中では納得いってなかったのでしょうね。やはり投手としてもう一度挑戦してみたい、投手としてプロ野球にいきたいという熱い思いと断固たる決意があったのではないでしょうか。

その証拠に、高卒でプロの道を選ぶこともできたでしょうが、大学に進学して投手として専念し、またゼロからチャレンジするという決断を下したのだと思います。

187cmという非常に恵まれた体格があり、元々140キロ後半~150キロ近い速球を投げていた投手でしたから素材としては一級品。あとは大学でもう一度力さえつけ直せば絶対に活躍できるし、プロのドラフトで指名されるという自信が心のどこかにはあったのだと思います。実現させたからスゴイですね。


 

入江大生投手の球速は最速は?球種は?投球フォームが明治大学の先輩の森下(広島)に似ている?

入江大生の最速は153キロ。大学時代のリーグ戦のピッチング映像を見ましたが、187cmの長身から投げ下ろされる球の伸びがすごく、打者が空振りしているシーンを見ると、ボールのキレも相当あるのではないでしょうか。

球速も平均すると140キロ中盤から150キロ台をキープして投げ続けることができているため、プロでも十分先発として勝負できると思います。制球力も、打者のアウトコースの厳しいところにしっかり投げ分けができていますし、変化球の制球も抜群で安定感があります。

ただ、ホームランを被弾した映像も見ましたが、ボールが若干軽いと言うか、大学生に軽々スタンドに運ばれたシーンを見てしまうと重みはそれほどないのかも?と思ったりもした次第です。

バットに当てられないような圧倒的な投球をすれば話は別ですが、プロの世界ではそう簡単にはいかないでしょう。プロの一流の打者は簡単スタンドに運んでしまうかもしれませんね。

入江大生の球種は、ストレート、スライダー、カーブ、フォーク、カットボール。特にスライダーの切れが抜群でした。欲を言えば、さらに打者の手元で曲がってくれると尚のことプロの世界でも空振りを獲れる武器になるのではないでしょうか。フォークも落差があり、縦の変化として非常に効いている投球をしていました。

ピッチングフォームについては、どことなく同じ明治大学の先輩であった現広島カープの森下暢仁投手の要素も感じられるフォームだと思いました。(ほんの気持ち程度ですけどね。)恐らく、森下暢仁の下で盗めるだけ盗んで密かに研究をしたり、教えを乞うていたのかもしれませんね。

森下暢仁もプロ1年目からいきなり10勝3敗という2桁勝利と、防御率1点台というとんでもない成績を残したわけですから、入江大生にも十分にその可能性があると思います。


 

入江大生の査定評価とドラフト1位としての活躍予想はいかに?

入江大生投手の査定評価としては、相当高いです。ストレートの球速、伸び、キレともに素晴らしく、変化球や制球力も含めた非常に完成度の高いピッチャーであることに間違いありません。井納がFAで抜けた横浜ベイスターズの台所事情を考えると、即戦力として入江大生は先発ローテーション入りが期待されることでしょう。

森下暢仁と同様、入江大生も2桁勝利を十分に狙える存在だと私は思っています。ぜひ2021年シーズンの入江大生の活躍に期待したいと思います。



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