稲葉監督が日本ハム監督就任?栗山監督の退任で後継者は確定?
シーズンも終わりに近づくと、今度は監督人事が話題になってきますね。
特に北海道日本ハムファイターズは、現監督の栗山英樹氏の退任濃厚であり、後継者が誰になるかが大きな注目となっています。
そして次期北海道日本ハムファイターズの監督の最有力としては、侍ジャパンで代表監督も務めた稲葉篤紀が最有力候補と言われています。日本ハムの出身選手だっただけでなく、東京オリンピック金メダルという国際大会での実績も引き連れての就任が確実視されています。
しかし、稲葉氏が北海道日本ハムファイターズの監督に就任するとなると、どのようなチーム作りをしていくのでしょうか?
これは日ハムファン以外でも気になりますよね。
ここでは、そんな北海道日本ハムファイターズ次期監督に予想される稲葉監督について解説をしていきたいと思います。
稲葉監督が日本ハム監督就任、栗山監督は退任になるのか?後継者は誰に?
現在日本ハムの監督は栗山英樹氏ですよ。
栗山英樹監督は2021年で監督就任10年目を迎える長期政権です。
栗山英樹監督といえば、報道ステーションのスポーツコーナーや熱闘甲子園、GET SPORTSというイメージがあるので、それだけ長く監督をやっていることにびっくりです。また、GET SPORTSでの南原清隆との掛け合いも面白かった印象があります。
栗山氏は個人的な批判をほとんど行わず、試合に負けたら監督の自分の責任ということを常に答えていましたよね。それなので選手からも伸び伸びとプレーしやすい監督だと予想できます。
監督に就任してからも個性的であったのが、選手の呼び方を苗字ではなく、下の名前で呼んでいたことです。例えば、大谷翔平であれば「しょうへい」と言っていましたし、中田翔であれば「しょう」という風に親しみを込めてなのか、他の監督にはない独特のチーム作りが強く印象に残っています。
栗山氏は9年の監督の中で2度のリーグ優勝、そして1度の日本一という十分に名将と呼べる成績を残しています。これだけでも十分な実績ではありますが、やはり10年という長期政権ともなると、さらなる飛躍を求められるのは必然でしょう。
ここ数年はチームも低迷気味であり、2021年も9月6日現在チームは最下位に沈んでいます。
そのため、栗山英樹監督は、10年という長期政権を握っていたのと、近年の成績不振を理由に今シーズン限りでの退任が決定的と噂されています。
そして気になる次期監督して最有力候補としてよく名前が上がってくるのが稲葉篤紀氏です。
稲葉監督が日本ハム監督就任は決定的?いつ?予想されるコーチ陣は?
稲葉氏ですが、日本ハム監督就任はほぼ決定的とされています。
ここでは気が早いかもしれませんが、稲葉監督と呼ばせていただきましょう。
まず稲葉監督ですが、監督になる下地はしっかりと整っています。
稲葉監督は現役時代は北海道日本ハムファイターズの中心選手かつ、超人気プレイヤーでした。
新庄氏、森本稀哲氏、そして稲葉氏という鉄壁の外野陣は記憶に新しいですね。
また、稲葉篤紀氏は日本ハムの前はヤクルト・スワローズにてID野球で有名な野村克也監督の元で選手経験を積んでいます。打者としての配球の読み、チーム戦術など多岐に渡る戦略的思考が備わっていると言っても過言ではありません。
当の野村克也監督も生前は、ヤクルト出身で監督として楽しみなのは、稲葉篤紀と宮本慎也、この2人が監督として対戦する姿を見てみたいとおっしゃっていたという噂もあります。
つまり、近年成績が低迷し、人気にも陰りが見え始めている日ハムの監督にはもってこいでしょう。
加えて東京オリンピックで稲葉監督は代表監督として、見事にチームを金メダルに導きました。
そのような背景から監督してもチームを再び上昇気流に乗せるためにはベストな人事だと言えます。
そして、オリンピック期間中に現巨人監督である原監督が、稲葉氏が日ハムの監督をやるということをうっかり?漏らしてしまい、それも大きな要員となっていますね。「稲葉くんは来年、日本ハムの監督になるんでしょ?」という衝撃的な発言を記者にしてしまったという報道が一部でありました。
原監督と言えば、8月末に日本ハムのチーム内で選手に暴行を加えてしまった事件を起こした中田翔の引受人として、栗山監督のお願いを受け入れた巨人軍の監督です。私もYahooのトップニュースで。中田翔が巨人に電撃移籍することを知った時には驚愕してしまいました。
原辰徳監督は、栗山英樹監督ともホットラインを持ってい他、稲葉篤紀とも近い関係を築いています。恐らく日本代表(侍ジャパン)監督つながりということだと思います。東京オリンピックの前には、稲葉監督は原監督へアドバイスや助言を求めたりもしていたのではないかと推察しています。
そんな、稲葉監督とも栗山監督とも距離が近い原監督の発言ですから、噂とは言え信憑性は非常に高そうですね。
稲葉監督が日本ハム監督就任?栗山監督の退任で後継した場合のコーチ陣、首脳陣予想は?
さて、仮に稲葉監督が2022年シーズンから日本ハムファイターズの監督を務めるとして、予想されるコーチ陣はどのようなメンバーになるでしょうか。まだ実際の人事は何も決まっていないので、あくまで推測の域ではありますが、以下のような人物が予想されます。
内野守備コーチ 金子誠
投手コーチ 建山義紀
外野守備コーチ 森本稀哲
金子誠氏は同じ北海道日本ハムのOBであり、侍ジャパンではヘッドコーチを務めました。
長年日ハムのショートを守って、その堅実な守備には定評がありました。
稲葉監督とも縁があるので、十分に考えられそうですね。
建山氏も同様に侍ジャパンでは投手コーチを務めました。
同じく日本ハムOBですので、そのまま投手コーチに就任する可能性も高いです。
そして期待されるのが森本稀哲氏です。
森本稀哲氏は現在解説を務めることが多いですが、現役時代の外野守備は華がありました。
稲葉監督ともプレー経験があるので、稲葉監督就任とともに北海道日本ハムファイターズに復帰することも十分考えられます。
はたまた、超サプライズで新庄剛志氏がヘッドコーチ就任!??なんてことも起こったりするのでしょうか。さらには、ヤクルト時代に共に戦った古田敦也氏がヘッドコーチなんていうのも、とても面白いですよね。そこまでのサプライズはないかもしれませんが、非常に注目度が高いことは間違いありません。
私の見立てでは、上記のように東京オリンピックで組閣したコーチ陣及び日本ハム出身者が入閣してくるのだろうと見ています。まだ稲葉監督に決まったわけではないですが、コーチの人事も楽しみですね。
稲葉監督は日本ハム監督就任は決定的?中田翔は球団が意図的に放出?
最近の日本ハムですが、どちらかというとプレー以外の話題が多いです。
そして、そんなニュースで大きな話題となったのが前述でも出てきた中田翔の巨人トレード問題です。
日ハムの中心プレイヤーであった中田選手がチームメイトに暴力を奮ったとして、謹慎、無期限の出場停止処分が下されていました。
その後すぐに巨人に無償トレードがなされました(移籍と同時に出場禁止処分は解除。巨人に行ってからはすぐに支配下登録選手としてベンチ入りし、試合出場を果たしています)。
この処遇に関しては賛否両論あり、大きな話題になりましたね。
中田選手ですが、球団が意図的に放出したのかという噂もありますが、その真意は定かではありません。
ただ、実際中田選手は昔ながらのプロ野球選手というか、やんちゃな性格をしています。
そしてお山の大将タイプの選手ですので、新しく就任する稲葉監督にとっては扱いにくい選手になってしまう可能性がありました。ただし、昔からの経緯でいうと、稲葉監督は選手時代に中田翔を後輩としてとても可愛がっていたという話もあります。また、中田翔自身も人格者である稲葉篤紀を兄のような存在として慕っていたという噂もあります。
言葉は悪いですが、稲葉篤紀が監督として就任してしまえば、そんな可愛がっている中田翔を首にすることや他球団に渡すようなことはしなかったでしょう。それを見越した上で、球団側としては年齢も中堅、ベテランの域に入り、年俸も高額になりつつあった中田翔を手放したかったのではないかという見方もできてしまいます。
元々、日本ハムは若手の選手を集めて、育成してチームを強くしていくという風土が昔からありました。逆に言えば、年齢を重ねたベテラン選手や高額年俸になった選手は生え抜きの功労者であっても放出されるという事象が散見されます。
例えば、小谷野栄一(→オリックス)、陽岱鋼(→巨人)、増井浩俊(→オリックス)、岡大海(→ロッテ)などが挙げられます。決して円満に出ていったとは言えない選手も中には複数いますよね。
あまり考えたくはありませんが、その上で中田翔も今回のような事件を起こしたので、もうそれだったら放出してしまえ!ということでトレードが決まったのかもしれませんね。巨人の協力、ひいては原監督の球団への働きかけがなければ実現し得なかったであろう衝撃トレード
稲葉監督の東京オリンピック金メダル、プレミア12での実績
そんな稲葉監督ですが、代表監督での実績は以下の通りです。
2019年 プレミア12 9勝1敗 金メダル
2021年 東京オリンピック 5勝0敗 金メダル
稲葉監督ですが、こうみると代表監督では無類の強さを誇っています。
しかし国際大会や短期決戦とシーズンの采配は大きく変わっていきます。
なので代表監督のように連戦連勝というわけにはいかないでしょう。
実際、稲葉監督ですが代表試合でも試合には勝ったけど疑問の残る采配もしています。
ただチームを勢いに乗せるという点では非常に強いので、稲葉監督就任後の北海道日本ハムファイターズはパリーグの台風の目になるかもしれませんね。以上、今回は2022年シーズンに向けた日本ハムファイターズの次期監督についてでした。
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