森博人投手の査定評価、年俸、背番号は?2020年ドラフト中日2位

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森博人投手の査定評価、年俸、背番号は?2020年ドラフト中日2位

今回は2020年ドラフトで中日ドラゴンズから2位指名された日本体育大学の森博人投手についてです。投球時にタメを作った独特のフォームから投げ込まれる直球は最速155キロ、即戦力として期待されているピッチャーの1人です。

森博人の契約金は8000万円、年俸1200万円、背番号は「28」で仮契約に合意しました。

大卒でのドラフト2位指名ですが、球団側の高評価の現れでしょうか、他球団のドラフト2位選手と比較しても契約金、年俸ともに高めの金額設定になっております。

中日は、ドラフト1位で高橋宏斗投手(中京大中京高校)を指名していますが、高卒ルーキーですので戦力になるまでには早くて2年はかかると思われます。そこで、即戦力として期待できる大学生枠から森博人投手が指名されたものと思われます。

高橋宏斗投手(中京大中京高校)の詳細記事はこちら。

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高橋宏斗、森博人ともに中日の地元である愛知県の出身選手ですので、ドラゴンズ球団の地元選手を採用しようという戦略が見て取れます。その方が地元のドラゴンズファンも応援してくれるでしょうし、選手本人にとっても嬉しいことだと思います。現に、森博人は大の中日ドラゴンズファンであり、ドラフト指名されて本望のようです。中日の中でも中里篤史投手の大ファンだったそうで、それで背番号も同じ「28」番を希望したのかもしれませんね。

中里篤史投手はもう引退していますが、ちょうど私と同世代で高校時代から有名な選手でありました。埼玉県の春日部共栄高校の出身で、プロに入ってからは度重なる故障によって残念ながら思うような活躍、成績を残すことはできませんでした。ケガさえなければ球界を代表するような投手になっていたかもしれませんね。

話は森博人投手に戻りますが、そんな中里篤史の大ファンということで、中々渋くてコアなドラゴンズファンですよね。中日のためにモチベーション高く、全力で貢献していくことでしょう。



 

森博人投手の査定評価、2020年中日ドラフト2位の役割は先発?中継ぎ?

私の勝手な予想になりますが、森博人投手は中日の先発ローテーション争いに食い込んでいくのではないかと思っています。昨年2020年シーズンの中日ドラゴンズ先発投手陣の主な成績は下記になります。

大野雄大 11勝6敗

福谷浩司 8勝2敗

柳裕也  6勝7敗

正直言うと、エースである大野雄大だのみという先発布陣になっています。福谷浩司が故障から復活を遂げて8勝をあげているのが唯一の救いですが、柳裕也にしても、梅津晃大にしても大野雄大に次ぐ柱となれるような先発投手が不在というのがチームの実状です。

2020シーズンの中で完投できたピッチャーは、大野雄大、梅津晃大の2人のみ。完封に至っては大野雄大ただ1人となっています。また、2020年はこれまでのドラゴンズを支えてきた吉見一起が引退しました。

先発ローテーションの枠は最低でも5人、できれば6人揃えていくことが理想とされています。よって森博人投手は十分に開幕一軍、さらには先発ローテーション入りしていく可能性が高いですし、与田監督含め首脳陣は大いに期待しているのではないでしょうか。



 

森博人投手の経歴からの査定評価は?小学時代、中学時代、高校時代、大学時代は?名前の読み方は?

森博人(もりひろと)。1998年5月25日生まれ、22歳。愛知県出身。身長177cm、体重80kg。右投げ右打ち、投手。

小学生の時から野球を始める。中学生の時にはシニアリトルのチームに所属。高校は豊川高校へ進学。1年生からベンチ入りし、2年生からはエースとしてチームを牽引。甲子園の出場はなし。

大学は、日本体育大学へ進学し、先発、救援どちらの登板も経験。1年生からリーグ戦に出場し、大学通算での防御率も1点台と好成績を収めた。

高校時代は、愛知県は愛工大名電や中京大中京など強豪校がいるためか、森博人の甲子園への出場は叶いませんでした。

大学に進学してから急成長したタイプの投手で、大学時代の前半の球速は140キロ台であったものの、トレーニングや体づくりに励んだおかげで3年生の時には150キロを超える球速を投げるまでに成長しました。

このように、大学進学で急に芽が出てくる投手って結構いますよね。特にフィジカルの部分、体が出来上がってくる大学生は球速が伸びる時期なんだなぁと思います。しかも、4年間という長い時間を費やすため、技能向上の振れ幅も大きくなるのでしょう。高校の時に無名選手でも、一発逆転でプロの世界に入っていく希望が持てますね。森博人はまさにそのお手本でしょう。



森博人投手の査定評価、球速、変化球の球種、投球フォームはいかに?プロで活躍していくための課題

森博人投手の最速は155キロ。変化球の球種は、ストレート、カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム。

一番の強みは何と言っても150キロを超えるストレートの速さと強さでしょう。スリークォーター気味の角度から投げているにも関わらず、MAXが155キロというのは希少価値の高いピッチャーです。

腕の振りがしなやかであり、打者目線でみると直球と変化球の区別がつきにくいのではないかと思います。その変化球自体も素晴らしく、特徴的なのは2種類のカットボールを投げ分けている点と、スライダーのキレではないでしょうか。

現役のプロ野球選手に例えると、オリックスの山本由伸投手に近いタイプのピッチャーだと思います。どことなく投げ方や投球フォームも少し似ているような気がしているのは私だけでしょうか。球速も150キロ後半を投げるわけですから、お手本にしているのかもしれませんね。

また、実際の大学時代の投球映像を確認しましたが、スライダーの曲がり、キレは半端なく、三振を奪える球種でした。これはプロの世界でも十分通用する武器だと思います。

プロの世界でもうワンステップレベルを階段を上がる、活躍するためのポイントは、落ちる系のボールの習得が挙げられると思います。フォーク、スプリットなどを覚えることで、さらにフィニッシュボールの武器が備わるだけでなく、投球のバリエーションも増えて打者を抑えやすくなるのではないでしょうか。

前述したように、森博人を中継ぎや抑えで起用するのではなく、ぜひ先発投手として起用、活躍してもらいたいと思います。長いイニングを投げ切るスタミナ、また長いシーズンを投げ切る調整力という課題はあるかもしれませんが、能力的には十分に二桁勝利を上げられる資質を持っていると思います。

森博人投手の2021年シーズンにおける開幕一軍、先発ローテーション入りを期待したいと思います。



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