楽天・田中将大投手が日本球界復帰後、実戦初登板での結果はいかに?

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楽天・田中将大投手が日本球界復帰後、実戦初登板での結果はいかに?

今回は、2021年にメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースから日本球界の東北楽天ゴールデンイーグルスに復帰した田中将大投手が、日本球界復帰後で初の実戦登板がありましたので、その内容をお伝えしていきます。

2021年2月20日(土)に、キャンプ地である沖縄で楽天対日本ハムの練習試合が行われました。

(田中将大投手の成績)
2イニング4安打3失点。球数39球。この日の最速は148キロ。

この試合で日本球界に復帰した田中将大投手が、楽天復帰後初の実戦登板として先発出場しました。ちなみに、日本ハムの先発は2018年ドラフト1位の吉田輝星(秋田県・金足農業高校出身)です。練習試合とは言え、非常にワクワクする先発投手の組み合わせでした。

田中将大投手は、復帰後初の実戦形式でのマウンドということもあり、まだ調整段階という内容投球でした。ストレートの最速も148キロと本来の150キロを超える球速までは届いていません。

 

田中将大投手が初登板で日本ハムの4番・中田翔選手に3ランホームランを被弾?高校時代からの因縁の対決?

田中将大投手は、初回のマウンドで先頭バッターの松本剛から三振を奪ったものの、続く中島卓也、西川遥輝に連打を浴び、つづく4番の中田翔にはレフトスタンドにスリーランホームランを打たれてしまいました。

実際に映像を見ていましたが、中田翔は変化球を最後の方は片手一本に近い形でレフトスタンドに運んでいきました。まだまだ田中将大が本調子ではないとは言え、中田翔の長打力の凄さを目の当たりにしました。恐るべし!(中島卓也、西川遥輝にも簡単に連打されたのは少し気にはなりました。)

ちなみに、田中将大と中田翔は駒大苫小牧、大阪桐蔭の高校時代から甲子園で対戦しており、その頃からのライバル関係ですね。因縁と言えば、2005年の夏の甲子園で、田中将大が2年生、中田翔が1年生として両校が対戦した際に、田中将大が投げたインハイのボールに対して中田翔が一歩踏み出すような格好で睨みをきかせ、これに対し田中将大も「なんやお前」というような口の動きで応対したというシーンが有名です。

今でこそ、両者言葉を交わす間柄でしょうけど、当時は闘志むき出しの戦いを繰り広げていたんですね。

話は戻り、田中将大の現在の調整状況になりますが、まだ2月末ですので、早い段階からギアを上げ過ぎると故障の原因にもなりますので、このままゆっくり調整してほしいと思います。

練習試合レベルで、抑えた・抑えないなど一喜一憂した結果が求められる投手ではありませんし、ましてや直前までメジャーへの残留か日本球界復帰かを悩んでいたわけですから、調整もまだまだこれから本格化してくるものと思います。

私の勝手な推察になりますが、今回は初実戦形式で日本のマウンド、ボールにどれだけアジャストできているかを確認したのだと思います。日本プロ野球と大リーグでは、ボールの革、滑りやすさ、またはマウンドの固さなどが異なります。

観客目線では微々たる差かもしれませんが、実際に投球する投手にとっては非常に大きな要素となります。恐らく投球フォームにも影響してくるでしょうし、ボールを指から離す際のリリースの感覚や変化球のコントロールなど、制球力が命になってくるピッチャーにとっては重要問題です。

今日の田中将大投手のピッチングを見ていても、何度か首をかしげるしぐさをしていましたから、恐らくまだ日本にいた頃の感覚に戻り切れていないんだろうなと思いました。

また、2イニングの投球終了後にベンチに戻ってから石井一久監督と会話している映像を見ましたが、その口元やジェスチャーを見ていると、どうもマウンドの柔らかさにまだ適応できていないような話をしているように見えました。

完全なる私の推察でしかありませんが、メジャーの固いマウンドに比べ、日本の柔らかいマウンドだと沈み込むような感じで、足を取られて上半身が安定していない!と話していたように見えました(真相は不明)。

いずれにせよ、開幕までまだまだ時間はありますので、一つ一つを着実に積み上げて調整していってほしいと思います。三木谷オーナーや石井一久監督は、3月26日(日)から本拠地である楽天生命パーク宮城での開幕カードに田中将大投手を登板させたいと思っているでしょうが、私個人としてはここで無理して調子を崩したり、故障に繋がってしまうよりは、長いシーズンを考えて4月中旬からの登板など、少しゆっくりめの調整猶予を与えても良いのではないかと思います。田中将大投手の今後の活躍が楽しみです。



 

田中将大投手の復帰後の初登板の後に、早川隆久(2020年楽天ドラフト1位)が2番手で実戦初登板の豪華リレー

すっかり田中将大投手の初登板にかき消されてしまいましたが、2020年ドラフト1位ルーキーの早川隆久投手が2番手として、同じく実戦初登板を果たしました。

(早川隆久投手の成績)
2イニング1安打無失点。この日の最速は150キロ

本来、田中将大の楽天復帰がなければ間違いなくメディアの中心は、ドラフト1位ルーキーの早川隆久投手の一色に染まるはずでしたが、スーパースターの凱旋なのでしょうがありませんね。早川隆久投手には、これから実績を残して田中将大のような投手になってもらいたいともいます。

ところがどっこい、早川隆久投手の投球内容を見ると実に見事なものでした。3三振も奪い2回を無失点に抑えたわけですから、ほぼ完璧な内容だったのではないでしょうか。

この時期にして、150キロのストレートを投げたということもさることながら、私が一番驚いたのは早川隆久投手の制球力の高さです。ストレートだけでなく、変化球でもしっかりコースに投げ分けてカウントを落ち着いて取っていました。かなり完成度が高い投手であり、間違いなく開幕ローテーションの候補に入ってくること間違いなしです。

楽天のチーム状態にもよりますが、故障やアクシデントさえなければ、二桁勝利する力は十分備えていると思います。あとは、あまり張り切り過ぎてオーバーペース調整にならないようにだけ注意してもらえればと思います。

早川隆久投手の活躍は、楽天の2021年の優勝に大きく関わってくると思うので活躍を非常に楽しみにしております。



 

田中将大の復帰後の実戦初登板の後に、高田孝一(2020年楽天ドラフト2位)が4番手として初登板した結果は?

4番手では、2020年のドラフト2位ルーキーで即戦力として期待の高い高田孝一投手が登板しました。

(高田孝一の成績)
1イニング2安打1失点。球数19球。

結果としてはそれほど悪い内容ではありませんでした。一番の魅力は力のあるストレートで、剛腕タイプのパワー系ボールでどんどん押していくようなピッチャーです。この日も1奪三振を奪っており、中継ぎとして活躍できるのではないかと個人的には可能性を感じております。

しかし、心配になったのはコントロールについてです。かなりのバラつきがあり、ワイルドピッチなども記録しました。仮に中継ぎを任されたとして、このコントロールではランナーを背負ってからのピッチング苦しくなるのではないかと思いました。

四球への繋がり、またはここぞという場面でのコントロールミスで痛打などなど、1軍で活躍するためにはもう少し制球力を磨き上げた方よいのではないかと思います。

とは言え、投げている力強いボールは十分一軍のバッターをねじ伏せる力を持っていることを本日は証明しましたので、引き続き開幕一軍を目指して頑張ってもらいたいと思います。

この他にも、投手、野手含めてたくさんの若手選手が出場し、楽天の選手層も上がってきたなという実感が持てました。2021年シーズンは、楽天のパリーグ制覇に向けてかなりの期待が持てそうなのでとても楽しみです。

以上、今回は3月26日のプロ野球開幕を前にして、楽天の田中将大投手が復帰後初登板を果たしたことについてお伝えいたしました。



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