日本シリーズ歴代のセリーグ、パリーグ対戦成績
プロ野球日本シリーズは、過去〜2019年までに70回行われており、セリーグ、パリーグ共に35回ずつ優勝しており、イーブンの対戦成績になっています。70回目の節目でセパともに同じ優勝回数とは意外な数値でした。
というのも、直近10年の優勝回数を見ると、圧倒的にパリーグ優勢。2012年に巨人が唯一日本一になっただけで、残り9年は全てパリーグのチームが日本一に輝いています。パ高セ低の実力差が浮き彫りになっているのが近年の状況です。日本シリーズを見ている側として、「どうせまたパリーグが勝っちゃうんでしょう〜」という先入観を持ってしまいがちです。
今年はぜひ巨人に頑張ってもらって、日本シリーズを盛り上げてもらいたいですね。短期決戦なので、やはり混戦になって第7戦くらいまで引っ張ってもらわないと盛り上がりませんからね。2013年に楽天が日本一に輝いた時のような、ワクワク、ドキドキが止まらない伝説的な日本シリーズを期待してしまいます笑。
なぜ近年はパリーグばかりが日本一?という謎に対して、いくつかの仮説がありますが、やはり一番有力なのは、ドラフトにめっぽう強いパリーグということでしょうか。近年のドラフトにおいて、目玉となった人気選手、有望選手のほとんどがパリーグ入りしています。
【ドラフトでパリーグ入りした主な選手】
2019年
佐々木朗希→ロッテ
2018年
吉田輝星→日本ハム
藤原恭大→ロッテ
辰巳涼介→楽天
2017年
清宮幸太郎→日本ハム
安田尚憲→ロッテ
田嶋大樹→オリックス
2016年
田中正義→ソフトバンク
佐々木千隼→ロッテ
今井達也→西武
山岡泰輔→オリックス
藤平尚真→楽天
2015年
吉田正尚→オリックス
高橋純平→ソフトバンク
平沢大河→ロッテ
オコエ瑠偉→楽天
もちろん、セリーグにも人気選手や有望選手はたくさん入団していますし、ドラフト時に有望候補である選手が必ず活躍するわけではないので、一概には言えませんが、パリーグに人気で有望株の選手が行く傾向が強いということです。この結果、パリーグが強くなっているという仮説は、ある種あたっているのかなぁと思います。
もう一つの仮説は、パリーグのチームは育成枠で獲得する選手の目利きが良い、もしくは育成方法、仕組みがしっかりしているという仮説です。例えば、ソフトバンクは育成枠から1軍にのし上がり、しかも大活躍する選手が多数見受けられます。具体的には、千賀滉大、二保旭、牧原大成、甲斐拓也、釜元豪、石川柊太、モイネロ、大竹耕太郎、周東佑京など、いずれも1軍で大活躍している選手ばかりです。こういった育成面の強さも、パリーグの実力が底上げされている一因なのかもしれません。
過去歴代で日本シリーズ延長になったことはあったか?第8戦??
過去に一度だけ第8戦までもつれ込んだ日本シリーズがありました。
それは1986年の広島対西武の日本シリーズです。この年は、第1戦が延長14回の引き分けになり、その後、両チームが3勝3敗の五分にもつれ込み、第7戦でも決着がつかなかったため、第8戦にまで突入したシリーズでした。
これ以前も以降も、第8戦までもつれ込んだシリーズは一度もないため、伝説の第8戦と言えそうですね笑。ちなみに、現ソフトバンク監督の工藤さんが西武でバリバリ現役の時のシリーズです。
2020年日本シリーズ日程、テレビ中継、放送
今年の2020年の日本シリーズの対戦カードは、巨人VSソフトバンクとなりました。日程はこちら。
第1戦:11月21日(土) 京セラドーム大阪 18:10(日本テレビ)
第2戦:11月22日(日) 京セラドーム大阪 18:10(日本テレビ・NHK-BS)
第3戦:11月24日(火) 福岡PayPayドーム 18:30(テレビ朝日・NHK-BS)
第4戦:11月25日(水) 福岡PayPayドーム 18:30(フジテレビ・NHK-BS)
第5戦:11月26日(木) 福岡PayPayドーム 18:30(TBS・NHK-BS)
第6戦:11月28日(土) 京セラドーム大阪 18:30(日本テレビ)
第7戦:11月29日(日) 京セラドーム大阪 18:10(日本テレビ)
当たり前ですが、巨人がシリーズに出場しているので、巨人ホームの試合は日本テレビが放映権を行使しますよね。テレビで見るのが楽しみです♪。ビールでも飲みながらテレビ観戦しようかな。
巨人もソフトバンクもそれぞれのリーグ制覇は圧倒的な大差をつけて優勝しましたね。どちらも戦力が整っており、選手層が厚いチームです。しかし、強いて言えばソフトバンクの方が戦力は整っている印象です。ちょっとこのチームは、お金がかかっているだけあって、総合戦力の高さが圧倒的ですよね。
日本シリーズチケット販売日はいつから?
(2020年11月18日現在)
【一般販売】
一般発売/ビジター席発売
〇京セラドーム大阪
・一般発売 11月16日(月)10:00から
・ビジター席発売 11月19日(木)10:00から
〇福岡PayPayドーム
・11月20日(金)10:00から
チケットについては、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあ、などから購入することができるので現地に行って観戦されたい方は確認してみてください。(ちなみに、ローソン、ファミリーマートでのチケットの選考抽選受付はもう終了しています。)
私は断然、自宅観戦派です。球場に見に行くのも大好きですが、年に数回でいいかなと思っています。目的はビールを飲みながら球場の雰囲気、臨場感を味わいたいだけ。野球の試合の見やすさでいったら、断然テレビの方が見やすいですからね笑。
日本シリーズ2020年は京セラドームなぜ?
巨人の本拠地、ホームグラウンドは東京ドームでありますが、なぜ今回の日本シリーズは京セラドームかというと、同じ時期に都市対抗野球が開催されるためです。普通に考えたら、都市対抗野球が京セラドームで行われ、巨人の日本シリーズに優遇されるものと思っていたのですが、ここは律義に順番を守るんですね笑。
同じドームですが、東京ドームと京セラドームとでは広さが全然違いますよね。しかし、ドームのメリットは天候や寒さに左右されないという点がありますので、今回はどちらのチームも野外グラウンドではないため良かったですね。
巨人にとっては、真のホームグラウンドでない場所での試合ということもあり、少しは不利に働いてしまうかもしれませんね。とはいえ、巨人ファンは全国津々浦々までいるでしょうから、大阪であれ一定数の観客は間違いなくはいるでしょう。
逆に気になるのが、最近で増加傾向にあるコロナウィルス感染の影響です。ここ数日で急激に感染者数が増加しているため、再び入場制限や、最悪の場合は無観客という可能性もゼロではないでしょう。なるべく、多くの観客が入場でき、日本シリーズも盛り上がってくれることを期待します。
日本シリーズ予想、優勝チームと先発投手の起用
第1戦:菅野(巨人)、千賀(ソフトバンク)
第2戦:戸郷(巨人)、東浜(ソフトバンク)
第3戦:サンチェス(巨人)、和田(ソフトバンク)
第4戦:畠(巨人)、石川(ソフトバンク)
これは当たるか分かりませんが、あくまで勝手な予想です。こうしてみても、先発投手だけを比較しても、ソフトバンクに分があるように思えてしまうんですよね~。千賀、和田、東浜、石川、大竹、ムーア、バンデンハークなど、まだまだ駒が揃ってますもんね。誰かを中継ぎやロングリリーフに回してもいいですし、そもそも中継ぎ、抑えにもモイネロ、高橋礼、森などたくさんの投手が控えています。
選手層が厚すぎます。。短期決戦でも圧倒的有利に変わりがないでしょう。ずばり私の予想は、ソフトバンクが4勝2敗で日本一だと思います。それではみなさん、今週末から始まる日本シリーズをお楽しみに!
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