達孝太(たつこうた)の年俸、査定評価、日本ハムのドラフト1位は身長193cm

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達孝太(たつこうた)の年俸、査定評価、日本ハムのドラフト1位は身長193cm

今回は、2021年ドラフトで日本ハムファイターズに入団した天理高校出身のエース達孝太(たつこうた)投手についてです。選抜高校野球大会(センバツ甲子園)で活躍し、天理高校をベスト4にまで導いた長身193cmの本格右腕です。高校時代の最速は148キロで伸びと角度のある速球が武器、未完の大器という印象のピッチャーです。

先日4/10の二軍戦では、プロデビューを果たし、対ヤクルト戦の8回からマウンドに立ちました。見事、この1イニングを無失点で好投し、上々のデビューを飾りました。プロに入ってからは自己最速の150キロをマークしており、今後の伸びしろが楽しみな投手です。

高校時代の選抜甲子園で活躍した達孝太(たつこうた)投手ですが、高校3年生の7月から始まった夏の甲子園予選での背番号はエースナンバーの「1」ではなく「11」で選手登録されました。エースナンバー「1」は、夏の県大会ではサウスポーの森田雄斗投手がつけました。

プロ注目の達孝太(たつこうた)ですが、選抜甲子園の準々決勝で左脇原を痛め、以降もなかなか本調子には戻らず、チーム内でも別メニューの日々が続いていたことが背番号「11」をつけるに至った経緯のようです。まぁ背番号はあまり関係なく、いかに良いピッチングができる、チームの勝利に貢献できるかが大事なポイントですね。

そして残念ながら、チームも夏の甲子園大会には出場できず、奈良県大会で高田商業に敗退。達孝太(たつこうた)は、5回から二番手としてマウンドに立つもののサヨナラ負けを喫して敗戦投手となりました。

ドラフトに向けて、プロのスカウト陣からすると、達孝太(たつこうた)は高校生であるため、即戦力候補ではないかと思いますが、2、3年の時間をかければ大化けする可能性を秘めた投手と見ているのではないでしょうか。そのポテンシャルは図り知れません。

私の当初の勝手な予想としては、今の実力でいけばドラフト2位から3位辺りでの指名が想定されると思っていましたが、蓋を開けてみれば日本ハムの1位指名で消えていきました。(もちろん夏までの成長と活躍次第で、上位でのドラフト指名が実現したのでしょう。球団間での選手獲得に向けた駆け引きもあったでしょうし、スカウト陣の評価、優先順位も分かれたところだったのでしょう。こればっかりは、数年後になってみないと答えは分かりませんね。)

達孝太(たつこうた)日本ハムの経歴からの査定評価、小学時代、中学時代、高校時代の成績からドラフト候補への道筋

達孝太(たつこうた)。身長2004年3月27日生まれ、17歳。大阪府出身。193cm、体重85kg。右投げ右打ち。投手。小学生の時から野球を始め、中学時代はリトルシニアのチームに所属。高校は奈良県の天理高校に進学して、1年生の夏からベンチ入りを果たす。2年生からはエースとして活躍し、プロのスカウトの注目を集めている。

達孝太(たつこうた)の一番の魅力は、何と言っても身長193cmの恵まれた体格であり、まだまだ伸びしろがある点です。現在も高校3年生の春時点でもすごかったのですが夏、秋までの間でもさらに成長もしたと思われます。体つきも少しづつよくなってきました。

達孝太(たつこうた)投手自身はメジャーリーガーへの夢を公言しており、高校卒業から行くつもりなのか、一日は日本のプロ野球に入ってからアメリカ行きを目指すのか定かではありませんが、高い志を持っていることは素晴らしいことだと思います。個人的には、大谷期平選手のように一旦は日本のプロ野球チームに入団し、圧倒的な活躍と結果を残した上でメジャーに挑戦してもらいたいと思っていたので、まさに同じ道を辿るようにして日本ハムに導かれたのでしょう。

やはり日本の育成システムの方が日本人には合っていると思いますし、大事に育成されると思っています。アメリカは契約社会なので、芽が出なければあっさり切られますし、あくまでもアメリカの中では外国人扱いになりますので、この辺りの点を踏まえても日本球団にまずは入ることが大事だと思います。

日本ハムからは、他にもダルビッシュ有投手もOBとしてメジャーリーグに挑戦して活躍しています。球団方針で、ある程度年齢が行った選手や年俸が高くなった選手は手放すという経営方針のチームですからメジャーを目指す達孝太(たつこうた)にとってはピッタリの球団ですね。選手の育成力にも定評のあるチームです。

もちろん、達孝太(たつこうた)投手がメジャーを目指していくためには、大谷期平選手を放出した日本ハムのように、ドラフトで指名する球団側の理解と協力が必要不可欠であることは言うまでもありません。簡単な道のりではないと思いますが、ぜひ達孝太(たつこうた)投手には夢を実現させて欲しいと思います。

達孝太(たつこうた)投手【日本ハム】の査定・選抜高校野球大会(センバツ甲子園)での活躍でドラフト候補としてプロのスカウトは熱視線を送る

達孝太(たつこうた)投手が率いる奈良県天理高校は、2021年の選抜高校野球大会(センバッ甲子園)でベスト4という好成績を残しました。準決勝では達孝太(たつこうた)投手が左脇腹の違和感を訴えて登板を回避し、神奈川県の東海大相模に2-0で惜しくも敗れてしまいました。

それでも、達孝太(たつこうた)投手はセンバッ甲子園で合計3試合に登板し、約500球を甲子園のマウンドで投げています。恐らく肘、肩への相当な負担はあったと思われます。

あの細身の体から推察するに、まだ慎重に対しての筋肉内等が出来上がっていないと思われるので、言い方は悪いかもしれませんがプロのスカウト陣は大きな故障などされる前に準決勝あたりで敗退してもらって安堵していたりするのかもしれませんね。

夏の大会でも、奈良県の甲子園予選で準々決勝で敗退したことは、スカウトにとっては良かったのかもしれませんね。ただ私個人としては大舞台での成長ということも大事な要素だと思っている派なので残念です。

ただ、それぐらい春の選抜甲子園でプロのスカウトから熱視線を受けた投手の一人だと思います。

達孝太(たつこうた)日本ハムの査定評価、球速の最速は?変化球の球種は?ドラフト候補の選抜高校野球大会(センバツ甲子園)での投球

ドラフト候補であった高校時代の達孝太(たつこうた)投手の球速の最速は148キロで、自己最高をこのセンバツ甲子園のマウンドで更新しています。

※ちなみに、夏の甲子園予選(奈良県大会)での最速は144キロに留まっています。

近年150キロを超え、中には160キロを超えるボールを投げる高校生も出てきている中、148キロが最速というのはそれほど驚かれるものではないのかもしれませんが、特筆すべきは達孝太(たつこうた)投手の球質です。

推察するに、まず投げるボールに多くの回転スピンがかかっており、球の回転、軌道もまっすぐなため、打者の手元でボールが伸びあがってくるようなイメージだと思います。そのため、打者にとってはスピードガンでの球速表示以上にボールを速く感じているのではないでしょうか。

次に、身長193 cmから投げ込まれるため、ボールに角度がつきます。先ほどのボールの伸びに加えて、この伸びがあるため打者にとっては非常に打ちづらいボールであるはずです。特に、試合を見ていて思うのは、上から投げ込まれた低めのボールに対する伸びと角度が凄まじいという点です。低めにあの角度と伸びで投げ込まれていたら、高校生では中々打てないのではないかと感じました。

また、ストレート以外の変化球も多彩でスライダー、カーブ、フォークなどを投げています。まだ変化球のキレ、コントロールに粗さはありますが、特徴的なストレートと恵まれた体格から考えても、十分プロで活躍していくための資質を秘めたピッチャーだと思います。

達孝太(たつこうた)日本ハム、ドラフト2021年の高校生候補は?ビック3は誰?

達孝太(たつこうた)の他にも、有望な高校生のドラフト候補が今年はたくさんいます。達孝太(たつこうた)と同様に選抜甲子園で活躍して名を挙げた小園健太(市立和歌山)や畔柳亨丞(中京大中京高校)らがおります。

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これに加えて、夏の甲子園でブレイクが予想されているのが本格派・速球タイプの右腕2人。風間球打(ノースアジア大明桜高校)と森木大智(高知高校)です。二人ともきゅそく150キロを超える速球派タイプのピッチャーであり、世代を代表するようなピッチャーであります。

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もしかしたら、2021年のドラフトは豊作の年になる可能性もありますね。特に高校生ピッチャーのレベルが高いように思われます。高校生ですので、秋の国体を含めた今後の公式戦によってはさらなる成長も期待できるかもしれません。

達孝太(たつこうた)【日本ハム】の名前の読み方は?高身長のイケメンで人気と査定評価はうなぎのぼり?天理のダルビッシュ

ここまで、記事の中で名前にふりがなを振ってきたのでお分かりかと思いますが、達孝太と書いて「たつこうた」と読みます。非常に珍しい名前ですね。

また、達孝大(たつこうた)投手は高身長であるだけでなく、イケメンなんですよね今回のセンバッ甲子園でベスト4になり、一躍全国区となったため元々多かったであろう女性人気がさらに高くなったでしょうね。実力もさることながら、人気があるというのもプロのスカウトの査定評価にはプラスに働くことでしょう。

また、193cmの高身長も相まって、見た目が高校時代のダルビッシュ有(現サンディエゴ・パドレス)にそっくりです。「天理のダルビッシュ」という異名を持つほど、ネット界隈でも話題になっています。

達孝太(たつこうた)自身もメジャーリーガーを目指いしていることを公言しておりますので、当然ダルビッシュ有に対しての憧れを持ち、意識もしているのかもしれませんね。

なお、夏の甲子園に出場できるのは各都道府県たった1校。残念ながら達孝太(たつこうた)の天理高校は準々決勝で敗退し、奈良県代表は智弁学園となりました。

夏の甲子園で再び達孝太(たつこうた)投手のマウンド姿は見られませんでしたが、プロの世界で活躍する姿が見られるよう期待しています。

達孝太(たつこうた)の査定評価、ドラフト候補は阪神タイガース入りは絶望的?

2021年のドラフト会議前の9月にニュースにあがったのは、阪神タイガースのスカウトが達孝太(たつこうた)投手がプロ志望届を提出する前に面談をしてしまい、プロアマ規定に違反していたことがニュースとなりました。

阪神の担当スカウトは厳重注意となっただけでなく、球団からも謝罪コメントが出されました。さらに、天理高校に対しても日本高校野球連盟より監督、野球部長に対して厳重注意が言い渡された模様です。

ドラフト会議前のこの騒動により、阪神タイガースは達孝太(たつこうた)投手を指名しづらい環境になってしまいました。恐らく本番では、阪神が達孝太(たつこうた)投手を1位することは厳しいでしょう。達孝太(たつこうた)は1巡目、遅くとも2巡目で消えてしまうような逸材ですから、狙っていた他球団にとってはライバルチームが1つ脱落してくれてラッキーと思っているかもしれません。

ドラフト指名は、他球団の様子を伺いながらの緻密な指名戦略が求められるものでありますから、1つでも候補チームが消えてくれると戦略を立てやすくなるのが事実でしょう。逆に阪神にとっては、地元関西の高校の有望投手でしたので、今回のチョンボにより大きな獲物を逃してしまった可能性がありますね。案の上、ドラフト会議では阪神タイガースは達孝太(たつこうた)投手を指名してきませんでした。これは、日本ハムにとってはラッキーなことだったかもしれませんね。

プロに入ってから、達孝太(たつこうた)投手がどれだけ成長し、飛躍してくれるかは全くの未知数です。特にポテンシャル重視の高校生ともなると大成する確率はさらに下がります。今後の達孝太(たつこうた)投手の動向に注目が集まりますね。

以上、今回は2021年ドラフト1位で日本ハムファイターズに入団した達孝太(たつこうた)についてでした。

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